よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

神々の懐へ…-滋賀県大津市:坂本・日吉大社

2012年05月29日 | 滋賀
さてさて、大津市の坂本の街歩きを楽しむワタクシですが、次に向かった場所は日吉大社でありました。
比叡山の麓に鎮座する日吉大社は、およそ2100年前に創祀されたそうでして、全国3800余の日吉・日枝・山王神社の総本宮です。
平安京遷都の際には、この地が都の表鬼門(北東)にあたることから、都の魔除・災難除を祈る社として、
また伝教大師(最澄)が比叡山に延暦寺を開かれてよりは天台宗の護法神として多くの方から崇敬を受け、今日に至っています


ワタクシは日吉大社には一度も行ったことがないので、ワクワクした気分で境内に向かいました


鮮やかな新緑に、鳥居の色も一層引き立ちます。


何とも言えない厳粛な雰囲気に、身が引き締まる思いです。


日吉大社には西本宮と東本宮があるのですが、まずワタクシは西本宮にやってまいりました


新緑の楓に囲まれた楼門はとても美しく、堂々たる姿に圧倒されます。


手前に拝殿、奥には本殿。聞こえてくる音は巫女さんが掃除をしている箒の音だけ。
なんとも贅沢な時間でありました。


楼門を中から眺めてみました。ちょっと気になるものがあったので近寄ってみました


西本宮楼門屋根下の四隅にはお猿さんの彫刻があります
「棟持猿(むなもちざる)」といいまして、屋根を支えていますが、見張りをしているようにも見えます。
方除・厄除の大社を語る上で欠かせないのが、日吉大社の神様のお使いである、「神猿(まさる)」という猿です。元来、比叡山に猿が多く生息しておりましたが、いつの頃からか魔除けの象徴として大切に扱われるようになりました。
「まさる」は「魔が去る」「勝る」に通じるようにつけられた名前であり、縁起のよいお猿さんです。
なんとも可愛いものですね。

ではでは、日吉大社の散策を続けましょうか。

使用したカメラ:Canon EOS7D


日吉大社を歩いてみて、新緑の楓の木が多いことに驚きました。
神社の方に訊いてみると境内には3000本を超える楓の木があるとのこと。
これは秋の紅葉を見に来ないわけにはいきませんね



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