よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

緑色の風が吹く中を…-京都市東山区:東福寺塔頭「光明院」~東福寺

2012年04月30日 | 京都市(左京区、東山区)
さてさて、この日(4月28日)に東山区にある東福寺の塔頭である光明院にワタクシはやって来たのですが
ちょっと簡単に「塔頭」(たっちゅう)という言葉について説明させていただきます。

禅寺で、祖師や大寺・名刹の高僧の死後、その弟子が師の徳を慕って、塔(祖師や高僧の墓塔)の頭(ほとり)、
または、その敷地内に建てた小院のことを塔頭というのです。
ワタクシは大徳寺の高桐院とこの東福寺の光明院が大好きな塔頭なのであります


大好きな重森三玲氏によって作られた「波心庭」。
直接見るのも素晴らしいのですが、室内から見る庭もまた素晴らしい


この部屋は茶室です。丸い窓は「悟り」の境地を表しているのでしょう。
ワタクシは死ぬまでそんな境地には達せそうにありません。迷って迷って生きていくことでしょう。


本堂から見える「波心庭」もまた一興。とにかくこの庭は美しい


玄関から振り返ると、重森三玲らしい高くそそり立った庭石が見えました。

ではでは、光明院を後にして、次は東福寺に向かいましょう。

東福寺は臨済宗東福寺派の総本山でありまして、京都五山の中の4位に位置づけられた大寺院です。
1235年に摂関家の九条道家が建立し、名前は奈良の「東大寺」と「興福寺」から一字ずつ取ったそうです


堂々たる三門が見えてきました。この三門は足利義持が1425年に再建したもので、現存する三門では日本最古だそうです。


北側から三門を眺めてみました。堂々たる姿に圧倒される気がします。


本堂は明治14年に焼失してしまい、現在の本堂は昭和9年に再建されたものだそうです。


本堂内の天井には見事な龍の絵が描かれています。今のカメラはISO感度を高くしても画像がきれいですね。


ではでは、大好きな東福寺の中に入って行きましょうか。

使用したカメラ:Canon EOS7D


東福寺はともかく、光明院は数年前までは「知る人ぞ知る」お寺さんでした。
ところが数年前、「そうだ 京都行こう」のキャンペーンポスターに使われると、一気に訪れる人が増えました。
観光客が増えるのは京都にとってはうれしいことでしょうが、寺院は観光客のためにあるわけではありません。
観光客の非常識なふるまいや常識はずれの行動のために、「拝観謝絶」になったお寺もあります。
そうならないように、自分自身も気をつけたいものです



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初夏の日差しに輝く庭-京都市東山区:東福寺塔頭「光明院」

2012年04月29日 | 京都市(左京区、東山区)
さてさて、いよいよゴールデンウィークとなりましたが、皆様はいかがお過ごしでしょうか
ワタクシは連休初日の5月3日、大好きな新緑を楽しもうと、京都に向かいました。
まず向かったのは京都市東山区にある東福寺の塔頭である光明院でありました。


光明院…東福寺には25の塔頭があるのですが、その中の一つである光明院。
ここは別名『虹の苔寺』とも呼ばれ、「波心庭」の美しさで知られています。


皆さんは「重森三玲」という人をご存知でしょうか。
枯山水の庭と言えば室町時代のイメージがありますが、重森三玲は昭和に活躍した庭師でありまして
ワタクシは彼が作った庭が大好きなんです


石組みが力強く、既存の枯山水の概念を覆すような先進性を三玲の庭には感じます。


三玲が作った光明院の庭は新緑の瑞々しい色彩に彩られ、なんとも言えない若々しさを感じました


ただただこの庭の美しさに魅了され、この庭を訪ねるのも3度目になります。


朝早い時間に行ったので、訪れる人も数少なく…
ワタクシは大好きな光明院の庭をじっくり眺めることが出来ました。


春、いや初夏と言っていいような日差しの中で、重森三玲の「波心庭」は眩しいほどの新緑を見せてくれました

使用したカメラ:Canon EOS7D


東福寺界隈は京都でも有数の紅葉の名所として知られ
晩秋の紅葉の季節には身動きできないほどの人出でにぎわいます。
しかし、新緑の季節は紅葉の季節の喧騒が嘘のように、静かな姿をゆっくりと楽しむことが出来るのです。
私はこの時期の東福寺界隈がことのほか大好きで、私の新緑めぐりはここから始まります


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思い出の桜…

2012年04月28日 | 日常の風景
さてさて、今年も和歌山県の道成寺から始まり、兵庫県の夙川奈良県の大和郡山城址法隆寺、そして滋賀県の近江八幡
桜を追いかけていったワタクシですが、関西の桜はGWを前に最後となりました。

ワタクシ、このブログを2011年の1月から始めましたので、去年と今年はワタクシが撮った桜の花をアップしたのですが
本日は2年前、3年前に撮った思い出深い桜の花を紹介させていただこうかなと思います
お付き合いいただければ嬉しい限りです


ワタクシの大好きな奈良県桜井市の長谷寺です。
この日の長谷寺は素晴らしい青空で、ワタクシはただただ感動していたのを覚えています。


「花の御寺」と呼ばれる長谷寺。春の主役はもちろん桜です。
そしてそして、桜が終わると次は牡丹の花が長谷寺を彩るんですよ。


これは奈良県宇陀市にある仏隆寺の「千年桜」です。
樹齢は900年。お寺に向かう石段の傍に堂々たる姿を見せてくれていました。
秋になるとこの石段の周囲は、彼岸花で覆われるんですよ。


これは京都府亀岡市でトロッコ列車に乗った時の桜です。
大分県から甥っ子が遊びに来たので、春の嵯峨野を案内したんですよ。


奈良市の奈良公園の中にある浮見堂を彩る桜です。工事をしていた影響で、ちょっと池の水が濁っていたのが残念でした。


滋賀県彦根市の彦根城で見た桜は、いつまでも心に残るものとなりました。
ワタクシは日本に数あるお城の中で、彦根城が一番好きでありまして…
その彦根城が満開の桜に彩られる姿は、心の中に深く深く刻み込まれました。


一つだけ残念だったのは、イベント会場からエンドレスで「ひこにゃん音頭」が流れてくることでした。
静かな時間もほしかったなぁ。

若い頃は桜の花がさほど好きではないというか、それほど興味すら感じていませんでした。
いつの頃からか桜の花が待ちわびた春の象徴のように感じるようになり
また元気に桜の花を愛でられることを感謝するようになりました。

来年もまた素敵な桜に出会え、このブログにアップできることを願っています



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鬱蒼たる杉木立の中-福井県永平寺町:永平寺

2012年04月27日 | 福井
さてさて、苦手な苦手な団体さんで福井県の永平寺を訪ねることになったワタクシですが
これまでは冬の雪深い永平寺の姿しかワタクシは知りませんでした。
汗ばむほどの陽気の中、穏やかな日差しに包まれた永平寺は、信徒さんを包み込むような温かさを感じました



永平寺は言うまでもなく曹洞宗の大本山ですが、曹洞宗や臨済宗といった禅宗は「座禅などの厳しい修行」というイメージが強いです。


この日も若い修行僧の姿を数多く見ました。冬の厳しい寒さの中で修行を積んできた彼らにとって、春の温かさはホッと心が和むものではないでしょうか。


ワタクシが永平寺で一番好きなのが、この勅使門なのです
勅使門ですから、朝廷からの使者をお迎えするために作られた門なのでしょうが、樹齢700年の杉に囲まれた姿は気品があって美しい。


見事な杉木立を眺めながら、「花粉症じゃなくてよかった」とつまらないことを考えるワタクシでありました

そしてそして、団体でのバス旅行ですから、当然ながら食事というのも大きな楽しみなのですな
この日は女性陣が美味しい釜飯屋さんに予約を入れてくれていました。


どーですか。「山菜と卵の釜飯」です。湯気でレンズが曇るので困りました。


どーですか。「越前そば」です。まぁ、蕎麦の専門店ではないのでお味はほどほどでしたね。


考えてみれば今回日帰り旅行にワタクシを誘ってくれた方々は、6年以上前に仕事でお付き合いのあった方々です。
今では仕事上のお付き合いは何もないのに、こうして誘っていただけるのはありがたいことですね
みんなで笑って、みんなで食べて、みんなで飲んで…団体行動もちょっとは悪くないかな

使用したカメラ:FUJIFILM X10


永平寺へ向かう道中、福井県も桜が満開になっていました。
遅かった春も、やっと北陸の地にやってきたんだなぁと実感しました。
桜前線は北へ北へ…もうすぐ被災地にも桜が咲くのですね。
たとえ一瞬でも、桜の花が被災地の人々の心を癒してくれることを願います



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曹洞宗の大本山へ-福井県永平寺町:永平寺

2012年04月26日 | 福井
さてさて、先日(4/21)にワタクシは、以前に仕事でお付き合いがあった方々が日帰りバス旅行に行くのに誘われ
(いや、半ば強制的に…行かなければ何を言われるかわからないという恐怖心もあり
福井県の永平寺にバス旅行に行きました。団体行動が苦手なワタクシにはきわめて珍しい団体行動です。

皆さんご存知のように、永平寺は曹洞宗の大本山であり、道元によって今から約750年前に開かれた寺院です。
鬱蒼たる杉木立に囲まれ、禅寺らしい質実剛健たる佇まいのお寺には、過去に二度行ったことがあるのですがいずれも雪深い寒い季節のことでした。
今回は初めて穏やかな春の日に、永平寺に行くことになりました


山の斜面に建つ永平寺の参拝は、斜面を登って行くことから始まります。


京都のお寺のような華やかさ、雅さには乏しいのですが、逞しさや力強さを感じるお寺です。


永平寺に来ていつも感心するのは、どこを歩いても塵ひとつ落ちておらず、見事なまでに床が磨き上げられていることです。
修行僧たちが厳しい修行を積んでいることがよくわかりますね


過去二回、ワタクシが訪れた永平寺は雪が降り積もり、空はどんよりと曇っていました。
この日は穏やかなと言うか、初夏のような日差しの中でした。
季節が違うと、全然印象が違うものですね


どうどうたる山門の姿です。建立は1749年とのこと。重厚な佇まいが素晴らしい。


道元が開いた曹洞宗は全国に1万5千の末寺、800万人の信徒を持つそうです。


そしてそして、絶えず100数十人の若い修行僧が、日々厳しい修行を積んでいます。
そんな永平寺をもう少し歩いてみましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X10


我ながら恥ずかしいくらいに団体行動が苦手です。
その傾向は若い時からあって、学生時代から一人旅や単独登山が好きでした。
歳を重ねてますますその傾向が強くなり、どうしても集団で行動することが苦手と言うか嫌いと言うか…
もう少し協調性を持たないとダメですね



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