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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

国鉄の香り-岐阜県郡上市:長良川鉄道 深戸駅

2023年07月01日 | 岐阜
Fukado Station, Gujo City, Gifu Pref.

さてさて、キャンプ場を後にしたワタクシ達は、せっかく岐阜県までやって来たのですから、すぐに帰宅するのじゃなくって
どこかに立ち寄って行こうと考えました。ワタクシ達は東海北陸道を通って大阪に向かうのですが、
東海北陸道は長良川に沿うように作られており、その長良川に沿うように長良川鉄道というのがあるんです。
長良川鉄道には趣ある古い駅舎が残っている駅があり、立ち寄ることにしたんですよ


ワタクシ達は10時20分に長良川鉄道の深戸駅につきました。長良川鉄道は旧国鉄の越美南線が1986年に第三セクターになったもので、
岐阜県の美濃太田駅と北濃駅を結ぶローカル線です。ワタクシ、以前に終着駅の北濃駅を訪れたことがあったんですよ

https://blog.goo.ne.jp/harigatake1961/e/2c94795fc49cd912badc259f9a080c10


旧国鉄の越美南線は「越美」という言葉通りに「越前」と「美濃」、つまり福井県と岐阜県を結ぶ目的で敷設された路線でした。
岐阜県側に越美南線、福井県側に越美北線が開通し、この二つの路線はいずれ結ばれる予定でしたが、世の中は大きく変化しました。
もはや乗客が激減した地方のローカル線を延長することはなく、国鉄はJRに民営化され、越美南線は長良川鉄道となったのです


しかし、駅舎や鉄道施設は国鉄時代のものがそのまま長良川鉄道に受け継がれていますので、
この深戸駅にやって来ると国鉄時代の懐かしい光景を目にすることが出来たのです


国鉄がJRになって36年という歳月が過ぎたので、若い人では「国鉄って何ですか」という人も少なくないでしょうね。
今ではJRに残っている旧国鉄時代の車両も少なくなりました。国鉄が好きだったワタクシには寂しいのですが、仕方がないですね


ちなみにこの深戸駅、一日の平均乗車人数が11人なんです。おそらくは朝夕に高校生が通学に使うくらいでしょうから、
昼間の列車なんて乗降客はほぼゼロということでしょう


「沿線人口が減少し利用者が減る」→「利用者が減るので列車が減便される」→「列車本数が少なくなって不便なのでさらに利用者が減る」
という負の連鎖が日本中のローカル線で見られるのでしょうね。そして、負の連鎖の最後は「採算が取れないので廃線になる」ですが、
もうこの負の連鎖を止める術は無いように思います


駅の周囲には田んぼが広がっていました。のどかなのどかな梅雨の晴れ間の光景です


ホームにこんなものがありました。これは「距離標」というものでして、2分の1というのは「0.5km」を意味します。
この場合は「起点の美濃太田駅からの距離が38.5km」という意味なんです

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


去年の夏は青春18きっぷを使って久々に鉄道旅を楽しみました。今年も鉄道旅をするのもいいかなぁ。そんなことを思っています。
となると、どこに行こうか、どの路線に乗ろうか。そんなことを考えるだけで、ワクワクしてくるんですよ。
旅行って行く前に計画を立てている時が、実は一番楽しいのかもしれないですね。



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キューバサンドイッチの朝食-岐阜県高山市:さくら街道みぼろ湖畔キャンプサイト

2023年06月30日 | 岐阜
Miboro Lakeside Camp Site, Takayama City, Gifu Pref.

さてさて、前日はしっかりと食べ、かなりのお酒を飲みましたが、翌日(6月5日)の朝になると
ちゃんとお腹が空いて、スマホのアラームが鳴る前に目が覚めました


この日も「さくら街道みぼろ湖畔キャンプサイト」は雨が降る心配はありませんでした。
朝の冷気が心地よく、テーブルや椅子をテントの中から持ち出し、外で朝食を食べることにしました


朝食はウインナーとキャベツをグリドルで炒め、それをバゲットに挟み込んでキューバサンドイッチを作ろうと考えたんですよ。
オジサン達は「ご飯」が好きですが、「パン」も好きなのです


日々の慌ただしい朝食とは違い、ゆっくりと準備をします。野鳥の囀る声が聞こえてきます。
こういう環境の中だと、何を食べても美味しく感じられるでしょうね


バゲットに切り込みを入れて、炒めたウインナーとキャベツを挟み込みます。
ケチャップとマスタードをかけて、さあキューバサンドメーカーで焼くとしましょうか


バゲットがカリッと焼けて、美味そうな焦げ目がつきました。このキューバサンドメーカーはキャンプに限らず、
自宅でも朝食の時などに大活躍してくれていますわ


うーん。男の料理は色が茶色いですなぁ。ま、これは仕方がありません。味は申し分なかったので、良しとしましょう


朝食後、テントや荷物を片付けて帰る準備が出来ると、いつの間にか見事な青空が広がっていたのでした

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私は大阪で暮らしているので、手軽にキャンプに行こうと思うと奈良県、滋賀県あたりのキャンプ場が便利です。
でも、長野県や岐阜県のキャンプ場に来ると一つ一つのサイトがゆったりとしているし、なにせ木々が多いのが魅力です。
夏のキャンプは暑さが大敵なので、また信州か飛騨あたりのキャンプ場に行きたいです。



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月夜-岐阜県高山市:さくら街道みぼろ湖畔キャンプサイト

2023年06月29日 | 岐阜
Miboro Lakeside Camp Site, Takayama City, Gifu Pref.

さてさて、夕食を終えると「さくら街道みぼろ湖畔キャンプサイト」も、徐々に夜の気配が漂ってきました


この日は6月4日。日没時間は午後7時4分になっていました。この写真を撮ったのは午後6時30分頃でしたので、
まだまだ明るかったんですよ。6月になると本当に日が長いというか、日没が遅いですよねぇ


しっかりと薪割りも終えまして、焚き火の準備もバッチリです。焚き火はキャンプの一番の楽しみですわ


そして、焚き火に欠かせないのは「お酒」です。ワインは普段から飲み慣れているチリのワインが、
郡上八幡のスーパーマーケットで売られていたので買い込んできました


そして、しっかりと冷えているビールももちろん欠かせません。焚き火を眺めながら飲むお酒は、また格別です。
薪にもしっかりと火がつき、炎も安定してきました


あれやこれやといつものように、会話はあちらこちらへと弾んでいくのですが、この日は「ウクライナ情勢」と「夏の登山」という
何の関連性も脈略もない二つの話題が、ワタクシ達の会話の中心でありました


真っ暗になったら星空を撮影しようと、三脚も準備していたんです。しかし、この日は火が沈む頃から雲が広がってきまして、
星空の撮影は断念せざるを得ませんでした。ただ、お月様だけは何とか見えているので、ワタクシ達は月夜の撮影に向かいました


御母衣湖の湖畔に行くと、鏡のような湖面にお月様が映り込んでいました


ではでは、そろそろ寝袋に入って寝るとしましょうか。ああ、いい一日だったなぁ

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


周囲に誰もいないので、静かな静かな夜を過ごすことが出来ました。
考えてみたら、日常の生活の中では「真っ暗な夜」「静寂の夜」というのを過ごすことがないんですよ。
こういう「非日常」というのもいいものですね。ただ、ソロキャンプだったらちょっと怖さを感じたかもしれませんね。



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映えない、でも美味い-岐阜県高山市:さくら街道みぼろ湖畔キャンプサイト

2023年06月28日 | 岐阜
Miboro Lakeside Camp Site, Takayama City, Gifu Pref.

さてさて、「さくら街道みぼろ湖畔キャンプサイト」でキャンプを楽しむワタクシ達ですが、
陽が長い6月とは言え、午後5時を過ぎると徐々に陽も西に傾いてきました


となれば、そろそろ夕食の準備に取り掛からねばなりません。そして、お酒を飲まねばなりませんな


コッヘル(クッカー)、キューバサンドメーカー、マルチグリドルを準備します。まずはコメ炊きからですな


キューバサンドメーカーに餃子を敷き詰めます。もちろん餃子は手作りではなく、スーパーマーケットで購入したものです


マルチグリドルには豚バラを投入です。オジサン達はあくまでも肉食なのです


どーですか。「焼き餃子」がカリッと焼き上がりました。キューバサンドメーカーはホットサンドメーカーと同じく、
上下を返すことで両面をパリパリに焼くことが出来るので、簡単に美味しく餃子を焼くことが出来ました


どーですか。こちらは「回鍋肉」です。この日のキャンプは「中華料理の夕食」ということにしたのです。
オジサン達はまだまだ食べることに貪欲なのです


うーん。見た目は全く映えませんなぁ。しかし、味はバッチリでした。当然ながらビールが進みます。
そして会話も弾みます。楽しい夜の宴とあいなりました

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2

オジサン二人なので大した料理は作れないのですが、「ビールに合う料理にしよう」ということだけは必須なのです。
炊きたてのご飯、熱々でパリッと焼けた餃子、焼けた味噌の香りも香ばしい回鍋肉。そして冷えたビール。
オジサン達の宴は楽しく盛り上がったのでした。



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オジサン達のキャンプ-岐阜県高山市:さくら街道みぼろ湖畔キャンプサイト

2023年06月27日 | 岐阜
Miboro Lakeside Camp Site, Takayama City, Gifu Pref.

さてさて、郡上八幡を後にしたワタクシ達は岐阜県を北上し、高山市へと向かいました。
ただ、高山市というと皆さんの頭に思い浮かぶのは飛騨高山の古い街並みかと思いますが、
高山市は平成の大合併で近隣の9町村が合併して、日本一面責が大きい市になったんです。
その面積は大阪府や香川県よりも大きく、ワタクシはこれまで岐阜県を訪れた際に、
「え、ここも高山市?」と驚くことが何度かありました

今回、ワタクシ達が向かったのはそんな高山市の南の方で、かつての荘川村にあたるエリアでして、
御母衣湖というダム湖の湖畔にある「さくら街道みぼろ湖畔キャンプサイト」というキャンプ場なんです


午後2時にキャンプ場に着きました。美しい森の中に広がるキャンプ場です。
この日は日曜日ですのでキャンプ場を利用する人も少なく、どうやらゆったりとキャンプを楽しむことが出来そうです


コールマンのテント「4Sワイド2ルームカーブ」を張るのですが、このテントにもかなり慣れてきました。
この日は風もほぼ無風状態だったので、苦労なくテントを立てることが出来ました


思った通り、周囲には全くキャンパーが来ませんでした。前日の土曜日はサイトがほぼ埋まっていたそうですが、
この日は広いキャンプ場を利用するのはワタクシ達を含めて2組だけだったんですよ


半袖だと少し肌寒いけど、長袖を着ると少し暑いかなぁ…そんな感じの気温でした。
ワタクシ、これくらいの気温が一番好きでして、そういう時は多少肌寒くとも半袖をチョイスするんですよ


木々の向こうに微かに湖面が見えています。そこが御母衣湖になるんですよ。
テントも張り終わりましたので、ちょっと湖畔の方に行ってみるとしましょうかね


まずその前にトイレと炊事場に行ったのですが、写真のようにすごく新しく綺麗な炊事場でした。
写真には撮っていませんが、トイレもすごく綺麗で、これなら女性にも安心でしょうね


御母衣湖の湖畔に降りてきたのですが、二日前の豪雨のせいで上流から木々が流されてきたようです。
御母衣湖は御母衣ダムによって出来たダム湖で、ダム湖としては全国でも屈指の大きさなんですよ


ではでは、テントに戻って夕食の準備に取り掛かるとしましょうか。早くお酒を飲みたいですしね

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


六十路のオジサン二人のキャンプです。周囲から見たら、「ええ歳したオッサン二人でキャンプかいな」と思われそうですな。
ただ、このオッサン二人は年齢の割には元気でして、この日も朝の5時に大阪を出発し、郡上八幡でも結構な距離を歩きました。
しかし、「疲れた」「しんどい」という言葉を一度も発することなく、夕食の準備に取り掛かったのでした。



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