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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

価格設定にビックリ-大阪市北区:天満

2024年07月09日 | 大阪(大阪市内)
Tenma, Kita Ward, Osaka City

さてさて、6月22日の土曜日、ワタクシは以前一緒に仕事をしていた人と梅田で飲みに行く約束をしていました。
待ち合わせ時間の前に、ちょっとどこかに立ち寄ろうと思い、梅田と同じ大阪市北区天満を散策することにしました


これはJR環状線天満駅なのですが、天満というのは梅田に程近い場所にあり、名前からも分かるように大阪天満宮があるんです。
大阪を代表する夏祭りである天神祭が行われ、天満駅周辺は庶民的な飲食店が集まるエリアなんですよ


天満駅を降りてすぐの場所に、ド派手なお店がありました。「立ち飲み屋やのに座れます」という、よく意味のわからない言葉がありますが、
なんと言っても「日本酒1円」というのはインパクト大です。ここまで安いと「ホンマにちゃんとした日本酒か?」と心配しますわ。
11時前にこの場所に行ったのですが、もうすでにお店は営業しておりました


こちらにも「1円」の文字が。ワタクシはパチンコを全くしないのですが、これもきっと激安なんでしょうね


ここは11時から営業しているようで、17時までは全ドリンクが90円。生ビール5杯飲んでも450円ですか。いいなぁ


これは驚き。鶏の刺身が1円なんて考えられません。しかし、この価格になると「ホンマに鶏肉なのか」と思ってしまいます。
おそらく採算度外視でこの商品は販売して、他の料理やお酒で儲けようということなのでしょうが、
他の料理やお酒の価格設定を見ても「どうやって利益を得てるねん」と思わざるを得ません


「んときや」って何や?と思ったのですが、「やきとん」ですな。
それにしてもこのエリアで生ビール500円なんてごく普通の価格設定をしても、お客さんは来ないでしょうね


昭和の時代を彷彿とさせる「由緒正しき立ち飲み屋」がありました。入り口周りに積まれたビールケースがいいですなぁ


天神祭に若い女性が担ぐ「ギャル神輿」というのがあるのですが、これが始まったのが1981年なんです。
当時、若い女性をギャルと呼ぶ米国のスラングが妙に日本で流行したので、こんなネーミングにしたと思うのですが、
今の時代に若い女性をギャルと表現するのでしょうか。テレビでギャル曽根という大食いの女性が出ていたりするので、
今でもそんな言葉は残っているんですかねぇ

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


この界隈のお店は午前中から営業しているところが多く、昼前にはかなりの人が飲んでいました。
日本人は安いお店に集まり、一方で外国人観光客は価格設定が高いお店であっても次々にやって来ます。
安い値段は嬉しい反面、「日本人は貧しくなったなぁ」と妙に寂しい気持ちになったのでした。



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マシッソヨ!-大阪市東成区:「アズマポチャ」

2024年06月03日 | 大阪(大阪市内)
“Ajeuma Pocha”, Higashinari Ward, Osaka City

さてさて、鶴橋にある「アズマポチャ」という韓国料理のお店で、ワタクシ達は夕食を食べることにしました


メニューを眺めながら何を食べようか考えます。この時間というのは、どこかワクワクしますね


どーですか、ワタクシ達はどれにしようか迷ったのですが、「サムギョプサル」を食べることにしました。
サムギョプサルは言うまでもなく豚ばらの三枚肉を焼いて食べる料理です。
お店のオモニは「うちは国産の豚肉しか使わないからね。それと冷凍肉は絶対に使わないよ。
毎朝、新鮮な豚肉を仕入れに行くから美味しいよ」と豪快な笑顔で話してくれました


確かに美味そうな豚バラ肉です。調理は全てオモニにお任せですな


ニンニクも豪快に焼いていきます。いい匂いが鼻口をくすぐりますわ。これはたまりませんなぁ


もちろん生ビールは欠かせません。肉を焼いてビールを飲まないなんて、ワタクシ達には考えられないのです


確かに美味しい豚肉でした。「マシッソヨ」(美味しい)とオモニに声をかけると、サムアップポーズが返ってきました


どーですか。サムギョプサルだけは物足りないので「海鮮チヂミ」もいただきました。
表面はカリッと、中はもっちりとした美味しいチヂミでした


気がつけば店内はお客さんでいっぱいになっていました。早い時間に入店しておいて正解でしたわ


どーですか。「ご飯ものも食べたいな」ということで「石焼きビビンバ」も注文しました


オジサン達はよく歩き、よく喋り、よく飲み、よく食べるのです。ああ、楽しい1日でした。
この日は32996歩、距離にすれば22.1kmを歩いたのでありました

「アズマポチャ」…大阪市東成区東小橋3-18-22

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


このお店の「アズマポチャ」ってどういう意味かと気になったので、お店の方に訊いてみました。
すると「オバチャンの屋台」という意味だそうなんですよ。
なるほど、お店の屋号の通り活気があり賑やかで、そして庶民的ないいお店でした。



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「大阪の韓国」へ-大阪市生野区:鶴橋

2024年06月02日 | 大阪(大阪市内)
Tsuruhashi, Ikuno Ward, Osaka City

さてさて、山の辺の道を歩いて来たワタクシ達ですが、大神神社の参拝も終えることが出来ました


GWなので大神神社はかなりの参拝客で賑わっていました。最近よく思うのは、外国人の参拝客の方が参拝作法をよく知っているんですよ。
事前にyoutubeなどで見てきたり、ガイドブックなどに参拝作法が書かれたりしているのでしょうね


ではでは、大神神社を後にするとしましょうか


大神神社の周辺には「素麺」を食べさせるお店が数多くあるんです。神社がある桜井市三輪は「三輪そうめん」の産地として有名です。
三輪そうめん、兵庫の播州そうめん、香川の小豆島を「日本三大そうめん」と呼ぶそうですが、素麺の産地は日本各地にあるので
「三大そうめん」に関しては異論、反論がありそうですね


三輪駅から列車に乗って大阪への帰路に着きます。この駅ははJR桜井線の駅なのですが「万葉まほろば線」という愛称がありまして、
旅客案内などはすべて「万葉まほろば線」の名前が使われており、正式名の桜井線という名前を知らない人も多いようです


もちろんこのまま真っ直ぐ家に帰るはずがありません。JRから桜井駅で近鉄大阪線に乗り換え、まずは大阪市内へと向かうのです。
そして、ちょっと早めの夕食を楽しもう。いや、正確には「ちょっと早めから飲もう」ということですな


ワタクシ達が下車したのは鶴橋駅。この駅は生野区、東成区、天王寺区の三つの区が接する場所にあるのですが、
近鉄電車とJR大阪環状線が交わる交通の要衝で、乗降客も多いんです。
そして、この鶴橋駅の東側一帯は日本でも一番在日コリアンが多い地域で、駅の周辺には焼肉屋や韓国料理のお店が多いんです。
今回は「鶴橋で韓国料理を食べていこう」ということになったんですよ


時刻はまだ午後4時なので、まだ飲食店はさほど混んでいないだろうと思っていたのですが、GWということもあるのでしょう、
駅周辺の飲食店はどこもかなりの賑わいで、混雑していました。
ワタクシ達は駅から少し離れた場所まで歩いて行くと、いい感じのお店がありました


「アズマポチャ」というお店なのですが、元気なオモニ達が切り盛りしているお店です。
ではでは中に入るとしましょうか

「アズマポチャ」…大阪市東成区東小橋3-18-22

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私は大阪市生野区出身なので、この界隈はホームタウンのような場所なんです。
ただ、私が子どもだった頃は「鶴橋のあたりは危ないから行ったらあかん」と言われ、若い女性などが来るような場所でありませんでした。
今は韓国料理、韓国のコスメ、韓流スターのグッズなどのお店に若い女性のグループ、カップルなどが訪れる様子を見ると、
いい意味で「時代は変わったなぁ」と思いますわ。



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昭和レトロな商店街-大阪市西成区:玉出

2024年05月19日 | 大阪(大阪市内)
Tamade, Nishinari Ward, Osaka City

さてさて、住之江区北加賀屋で「アートな町並み」を楽しんだワタクシは、地下鉄四つ橋線の一駅分を歩いて北西に向かいました。
続いてやってきたのは大阪市西成区玉出というエリアです


玉出は「たまで」と読み、「たまだし」ではありません。まあ、いずれにせよパチンコ好きな人には縁起のいい地名かも知れません。
ここは「玉出本通商店街」というのですが、なんともレトロで昭和チックな看板のあるアーケードですねぇ


商店街のすぐ近くに「西成結劇場」という大衆演劇の劇場がありました。
昭和の時代ならともかく、今では大衆演劇なんて衰退の一途だと思うのですが、この西成結劇場はなんと今年の2月にオープンしてるんです。
ワタクシの実家の近くにも大衆演劇場がありまして、チンドン屋が賑やかに演劇の宣伝をやっていたのを覚えています


昭和レトロな玉出本通商店街の中をしばらく歩いていくと、ド派手な看板のスーパーがあるんです。
大阪では激安で有名な「スーパー玉出」なのですが、ここが一号店なんですよ。
安売りやネオンを随所に設置した派手な外装、24時間営業、年中無休等が売りのスーパーですが、
大阪府以外にはまだ進出していないようですね。ま、このド派手さは大阪以外では受け入れられない気がします


商店街の途中で北側に枝分かれしている「玉二商店街」というのがありました。
これは「たまに」と読むのであって、決して「たまふたつ」ではありません。
そして、この玉二商店街がレトロというのか、渋いというのか、よくぞこんな商店街が残っているなぁと思いましたわ


昼なお薄暗いアーケード商店街ですが、ここも大半の店舗は閉店しているようです。
寂れた駅前商店街というのは地方都市のみならず、大阪のような大都市でも珍しい光景ではありません


ああ、なんと渋い看板なのでしょう。まるで星飛雄馬の姉の明子さんが、買い物カゴを下げて豆腐を買いにきそうな気がします。
ワタクシと同じ世代の男性なら、この表現をわかっていただけるに違いありません


この看板にはさらにビックリ。市内局番の最初が「66」と二桁になっていますが、ワタクシが物心がついた時には、
大阪市内はもう「717」のように三桁になっていました。ということは、この看板はいつ描かれたものなんでしょうね


南海電車、そして大阪メトロ(地下鉄)の駅からもほど近い場所に、時の流れから取り残されたような商店街がありました


南海電鉄岸里玉出駅側の玉出本通商店街の出口の側には、高層マンションが建っていました。
違う時代が同居しているかのような気がしたのでした


そして、家に帰ったらヘアカットを済ませた紋クンが待っていてくれました


もともと童顔の紋クンなのですが、ヘアカットをすると一層幼く、いや、若々しく見える気がします。
アホ親達は「紋ちゃんは可愛いなぁ」「とても14歳には見えへんで」とアホぶりを爆発させたのでした

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


この日は電車で来たので、玉出の商店街で何か食べながら、ちょっとビールでも飲んでいこうかなと思っていたんですよ。
でも、残念ながら私にとって手頃なお店がありませんでした。
私にしては珍しいことなのですが、電車を利用して撮影に行ったのに、一滴もお酒を飲むことなく帰宅したのでした。



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こんなところになぜ-大阪市住之江区:北加賀屋

2024年05月18日 | 大阪(大阪市内)
Kita Kagaya, Suminoe Ward, Osaka City

さてさて、北加賀屋の町を歩いていると空き地のような場所があったのですが、
そこに「なんでこんな場所に?」と思うようなものがありました


これってロンドンなどで見かける二階建てバスですよね。でも、なんでこんな場所にあるのかと不思議に思い近づきました


「ピカデリーサーカス(PICCADILLY CIRCUS)」の文字が見えます。ピカデリーサーカスといえば、
ロンドン中心部にある広場の名前です。ということはやっぱりロンドンから運ばれてきたバスなのかなぁ


あらあら、この路面電車はワタクシには懐かしい大阪市電の車両じゃないですか。
大阪市電は1969年で全廃されたのですが、ワタクシが通っていた小学校の横にある通りを走っていたんです。
「さよなら運転」のようなものがあったことを微かに覚えています。
でも、どうしてこんな場所に大阪市電の車両があるのか、二階建てバスとともに不思議でなりません。
なお、ワタクシは大阪市電の下半分があずき色、上半分がクリーム色という色合いはいいデザインだなって思います


これはグラフィックデザイナー SYUJI L Volkovの作品だそうです。
左側には「活発/低調」、右側には「革新/保守」という相反する言葉が書かれてあります


古いアパートですが「AP art MENT」と書くことで、ちょっとしたアートに変わるんですね。面白いなぁ


およそ「アート」「芸術」とは無縁のように見えるワタクシですが、時にはこういう散策もするのです


初めて歩いた北加賀屋の町ですが、ワタクシには実に興味深い散策でした


ではでは、北加賀屋を後にして、ちょっと隣の町まで歩いて行くとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


ザ・ビートルズ、ザ・ローリング・ストーンズ、デビッド・ボウイ、オアシス等々、英国のロックが好きだったせいで
イギリスという国に、あるいはロンドンやリバプールという町に対して憧憬の気持ちをずっと抱いていました。
一度は行きたかった英国ですが、今の記録的な円安では英国に行くのは夢のまま終わってしまいそうです。



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