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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

朝からちょいとお寿司で一杯-大阪市中央区:「竜田屋」

2025年03月22日 | 大阪(大阪市内)
“Tatsutaya”, Chuo Ward, Osaka City

さてさて、ワタクシは難波の街を縦横無尽に歩いておりました。六十路の爺さんになりましたが、足腰は丈夫なのです


この建物は「味園ユニバースビル」といい、キャバレー、スナック、ダンスホール、宴会場、サウナなどが入居した建物です。
かつてはミナミの歓楽街を代表する存在であり、ワタクシはここで中学校の同窓会をしたことがあるんです。
和田アキ子はデビューする前に、ここのダンスホールの専属歌手だったんですよ


しかし、建物の老朽化もありすでに飲食店は営業を辞めており、今年の5月から建物の解体作業が始まるそうです。
難波から「昭和」がまた消え去っていくことになりました


こういった場末の飲み屋街も、いずれは区画整理などで小綺麗な通りに変わっていくのかもしれません。
でも、それは「難波らしさ」を失っていくような気がするんです


時刻は朝の10時。ワタクシは朝食を食べずに難波へやって来ていました。なにせ難波には朝から飲める店がたくさんあるのです。
そろそろ空腹感を感じていたワタクシは「竜田屋」というお店に入ることにしました


壁には多くの芸能人のサインがありました。よく見てみると関西ローカルの芸人さんのサインが多いようです。
場所的にもなんばグランド花月に近いので、吉本の芸人さんが訪れるのでしょうね


まずは「生ビール」をグッと一杯。この後、もう一杯おかわりをしましたが、朝ですので2杯でやめておきました


オーダーしたのは「お寿司5貫盛り」「ブリ」を追加しました。ワタクシ、ブリが大好きなんですよ


ここの店内にも外国人の観光客がいました。メニューも英語、中国語、韓国語が書かれています。
彼らにしてみると日本の食事って安くて美味しいし、定員の礼儀正しいサービスなどにも感心するでしょうね


お寿司を食べ、ビールも飲みました。エネルギーをチャージしたので、さらに歩いていくとしましょうか

「竜田屋」…大阪市中央区難波千日前11-24

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


4月になると大阪では万国博覧会が開催されます。1970年の開催から55年ぶりの開催となるわけです。
しかし、この日は難波の町を歩きましたが、万博の盛り上がりを感じるようなことは何一つありませんでした。
私は別に万博が成功しようが失敗しようがどちらでもいいのですが(それは興味がないということになるのでしょうね)、
赤字になった時の負債を大阪府民に背負わされるのだけは勘弁してほしいと思うんですよね。



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ここは日本か!?-大阪市中央区:黒門市場

2025年03月21日 | 大阪(大阪市内)
Kuromon Market, Chuo Ward, Osaka City

さてさて、大阪屈指の繁華街である難波の散策を楽しむワタクシでありますが、
「裏ナンバ」と呼ばれるエリアにやって来ました


「ウラなんば」とは、正式な定義はありませんが、北は千日前、南はなんさん通り、東は黒門市場、西は髙島屋辺りまでのエリアのこと。
100店舗近くの飲食店が立ち並び、安くておいしいお店が多いのが特徴で若い人に人気があるんです。
ただ、ワタクシが訪れたのは朝ですので営業しているお店は皆無でした


こういうネーミングが大阪らしいといえば大阪らしいですな


続いて「黒門市場」を訪れました。「黒門、ええもん、ほんまもん」と言うキャッチフレーズで知られた黒門市場は、
良質な食材が揃う大阪を代表する商店街です。しかし、今、この商店街が大きく変わってしまったんです


「最近の黒門市場は外国人観光客だらけや」とは聞いていましたが、実際に訪れてみてビックリ。
中国、韓国、台湾などアジア圏の観光客が8割、あと2割が欧米圏という感じでしょうか。
日本人観光客や地元の買い物客はほとんどいない。いや、ワタクシ以外は日本人はいないのではないかという状況です


コロナ禍の時に数十軒のお店が閉店したのですが、そこに中国をはじめとする外国資本が入ってきました。
その新規の店が外国人観光客向けに『インスタ映え』するデカいタラバガニや神戸ビーフの肉巻き、
生ウニなどを5000円~1万円という日本人には手が出ない高値で売り始めたそうなんです。
このお店などがまさにそうなんでしょうな


日本人が見たら誰もが高いと思う価格設定ですが、今は円安もあって外国人観光客の財布のひもは緩み、高値の店が繁盛しています。
でも、そのせいで『安価で新鮮』という黒門市場のイメージが崩れ、地元の常連客や日本人観光客の足がどんどん遠のいているんです。
なんとも皮肉というか、異常な事態になっているんですよ


ワタクシは難波で叔母が暮らしていた時、叔母の家に泊まりにいくと「黒門に行って肉買うてきて」などとよくお使いに行かされました。
その当時の記憶とは全く違う商店街に変わってしまったことが悲しくてなりません


政府は「訪日外国人観光客を今年は4000万人に」などと言っていますが、もうオーバーツーリズムは限界に近いのではないでしょうか。
なんらかの手を打たないと、日本人と外国人の衝突が次々に起こりそうな気がしました

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私は日本の入国税が1000円というのは安すぎると思っています。例えばタイが2830円ですから、どう考えても安いです。
それと城郭、寺社などの入場料や参拝料は日本人と外国人観光客で料金設定を変えるべきです。
どうも日本って外国人に甘いというか、お人好しすぎる気がしますわ。



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料理道具がずらり-大阪市中央区:千日前道具屋筋商店街

2025年03月20日 | 大阪(大阪市内)
Sennichimae Douguyasuji Shopping Street, Chuo Ward, Osaka City

さてさて、難波の散策を楽しむワタクシですが、いわゆる「千日前」と呼ばれるエリアにやってきました


有名なたこ焼き屋さんの前には大行列ができていました。外国人の観光客もたくさんいます。
かつては「欧米人はタコを食べない」と言われていましたが、今はそうでもないんですね


ここがかの「なんばグランド花月」です。言うまでもなく吉本興業が運営するお笑い・喜劇専門の劇場ですな。
ワタクシ、何度か新喜劇や漫才を見に訪れたことがあるのですが、テレビとは違って漫才一本のネタが長いので芸人の力量がよくわかります。
ただ、昔の作りの劇場なので椅子が狭いのが欠点。最近の映画館などに慣れていると「狭い座席やなぁ」と思います


オール阪神・巨人はいまや重鎮ですね。中川家と海原やすよ・ともこは共に兄弟・姉妹漫才師ですが、
大阪らしい「しゃべくり漫才」の系譜を受け継ぐ素敵な漫才師だなと思います


なんばグランド花月のすぐ南には「千日前道具屋筋商店街」があるんです。
この商店街、料理道具・厨房道具のすべてが揃う専門店が軒を連ねるプロ御用達の商店街です。
もちろんワタクシのような料理のど素人でも購入できます


業務用の厨房器具や什器(じゅうき)、職人技が光る包丁といった料理道具はもちろんのこと、入口にある看板やのれん、
提灯や食品サンプルだけでなく、食器やユニフォームなど飲食店を営業するにあたって必要なものを
すべて揃えることができるほどの商品の充実ぶりはまさに圧巻の光景です


最近では一般の方でも購入しやすいような少数単位での販売(いわゆるばら売り)をおこなっている店舗が多くなったこともあり、
大阪を代表する観光地としても有名になりました。一方で品質の高い日本製の調理道具が揃っていることがSNSや口コミで広がり、
海外からわざわざ購入に訪れるといったケースも珍しくないそうです


この商店街ですが、もとは明治15年(1882年)、法善寺の千日前から四天王寺のお大師さんや、十日戎で有名な今宮戎神社への参道として、
古道具屋や雑貨商が立ち並んだことが始まりとされています。大正時代になり数件しかなかった小道具屋が20軒に増え、
問屋・製造業の専門店としての道を歩み始め、いつしか商店街へと発展していったという歴史があるのだそうです


ではでは、さらに難波の散策を続けていくとしましょうか。難波はまだまだ見るべき場所がいっぱいありますからね

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私が子どもの頃、大好きだった漫才師に「夢路いとし・喜味こいし」師匠がいました。
いとし・こいし師匠は漫才をやるにあたって、3つのルールを決めていたんです。
「下ネタを言わない」「客をいじらない」「相方の頭を叩いたりしない」と言うのがルールなんです。
理由は「こんなことしたら素人でも客を笑わすことが出来るやないですか。それはプロやおまへん。
プロは話術だけでお客さんを笑わせなあかんのです」ということです。なんと素晴らしいプロ意識なのでしょう。



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変わりゆく「なんば」-大阪市中央区:なんば広場

2025年03月19日 | 大阪(大阪市内)
Nanba Square, Chuo Ward, Osaka City

さてさて、久しぶりに難波を訪れたワタクシは、難波八阪神社を後にして難波の中心部に向かっていました。
久しぶりとはいえ勝手知ったる難波ですので、地図などを見なくても道に迷うことはありません


裏通りを歩くと、そこには昔懐かしい風景がまだ残っていました。今では大阪も随分と小綺麗な町並みに変わりつつあり、
ワタクシのように昭和の時代に大阪で育ったネイティブ大阪人には「大阪らしさが失われていくなぁ」と思ってしまうのです


でも、一歩裏通りに入っていくと、まだまだ昔ながらの町並みが広がっているんですね


と思っていたら、こんなオシャレな看板がありました


そして、こんなオシャレな空間が広がっていました。うーむ、難波も変わりつつありますな


南海なんば駅の近くに来ると「自動車通行禁止」になっていました。南海なんば駅前は交通量の多い道路だったのですが、
2023年11月から駅前の道路が歩行者天国に生まれ変わったんです


この地図で赤く塗られたエリアが歩行者天国になったんです。そして、「なんば広場」という名前がつけられました


この日、「なんば広場」では「ご当地おむす美大賞グランプリ大会」というイベントが開催されるようで、その準備が進んでいました。
最近はおむすびが外国人にも人気のようですね。ちなみに朝ドラの「おむすび」はあまりの面白無さで、見るのを止めました。
関係のない話で申し訳ありません


向こうに見えている重厚感あふれる建造物は大阪高島屋です。1932年に建てられた歴史のある建造物です。
ワタクシは高島屋というと、バラの包装紙がすぐに頭に思い浮かびます


ではでは、次は難波の有名スポットの方に向かうとしましょうか

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私が子どもの頃、叔母(母の姉)が難波に住んでいました。そのため、私はよく難波に遊びに来ていたんです。
叔母の家のすぐ近くに「なんば花月」があったので、よく吉本の漫才師や新喜劇の役者さんの姿を見かけました。
その当時から私は漫才が大好きだったのですが、最近は変に理屈っぽい漫才やコント紛いの漫才が多いのがイヤなんですよ。
そんな中、去年の「M-1グランプリ」で準優勝だったバッテリィズはストレートで分かりやすい漫才で好感を持てました。



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高さ12mの獅子-大阪市浪速区:難波八阪神社

2025年03月18日 | 大阪(大阪市内)
Nanba Yasaka Shrine, Naniwa Ward, Osaka City

さてさて、3月8日の土曜日、ワタクシは久しぶりに大阪市難波に出かけました。
難波は言うまでもなく梅田と並ぶ大阪を代表する繁華街です。
難波は「ミナミ」、梅田は「キタ」とも呼ばれ、常に多くの観光客や買い物客などで賑わっています


地下鉄(大阪メトロ)のなんば駅で下車し、ワタクシは朝の9時ちょうどに難波八阪神社に到着しました。
この神社は難波の中心部からは少し離れた場所にあるのですが、最近は外国人観光客にすごく人気がある神社なんです


難波八阪神社の歴史は古く、言い伝えによると、創建は仁徳天皇(313~399年)の時代にまでさかのぼります。
当時、この地域に疫病が流行した際に、これを治めるために神仏習合の神である牛頭天王(ごずてんのう)が現れ、
お祀りをしたのがはじまりとされています。その後は難波下の宮と呼ばれ、人々に親しまれるようになりました


難波八阪神社が有名なのは、巨大な獅子頭をかたどった獅子殿の存在です。高さ12m、幅11m、奥行き10mの大きさを誇り、
神楽や獅子舞・居合道などの奉納の舞台としても利用されています。
古くからこの地は獅子舞が盛んな地域でもあったことから、魔除けの獅子として1974年に建立されました


建設の際に「神社のシンボルとして大阪人がビックリするようなものにしよう」という考えから巨大な獅子殿が完成したとのこと。
目はライト、鼻はスピーカーの役割を果たしているということです。目が輝くところを見てみたいものです


この獅子殿の写真を撮るために、外国人観光客がたくさん訪れるんです。この日も境内にいるのは8割くらいが外国人でした。
絵馬もほとんどが外国の言語で書かれていました。神様も多くの言語でお願いされると大変ですな


境内に梅の木がありましたが、今年は梅の開花が随分と遅れています。なにせ2月は寒い日が多かったですからね


神社を後にして難波の中心部の方に向かって行きました。エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)の前に来てビックリ。
翌日が大相撲大阪場所(春場所)の初日だということは知っていましたが、前日の朝だというのにすごい行列なんですよ


ワタクシ、並んでいた女性に「今日は今から何かあるんですか?」と訊いてみました。
すると「10時から大相撲の土俵祭りがあるんです」とのこと。ワタクシ、恥ずかしながら土俵祭りってどんなものか知りませんでした。
調べてみると「土俵祭とは立行司が祭主となり、祝詞を奏上し、供物を捧げて場所中の安全と興行の成功、
さらには国家の安泰、五穀豊穣を祈念するものです。
土俵の中央に穴を開け、塩、昆布、するめ、勝栗、洗米、かやの実などの縁起物が沈められます」ということです。
なお、「荒れる春場所」と言われますが、翌日の春場所初日には横綱豊昇龍、大関琴櫻が揃って負けたのでした

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


大阪人でない人にとって、鉄道で難波に来ると迷うことがあるんです。
それは「なんば駅で待ち合わせしようか」と言うと、大変なことになるんです。
まず地下鉄だと「なんば駅」には御堂筋線、四つ橋線、千日前線の三路線が乗り入れており、各線の駅はちょっと離れてるんです。
さらに南海電車の「なんば駅」、近鉄電車の「大阪難波駅」、JRの「JR難波駅」がそれぞれありますから、
「〇〇線のなんば駅」と指定しておかないとダメなんですよね。



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