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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

夏山へのプロローグ-富山県立山町:室堂

2016年07月28日 | 富山
Murodou, Tateyama Town, Toyama Pref.

さてさて、ワタクシは7月23日~26日の間、「恐怖の雨男」改め「今では晴れ男」さんと
北アルプス登山と金沢散策を楽しみに行ってまいりました。
出発は7月22日の夜8時。大阪を出発したワタクシ達は23日の午前2時に
富山県立山町の立山駅前に到着し、車の中で仮眠を取りました。
そして朝5時に起床し、立山黒部アルペンルートの始発列車に乗りに行きました


ワタクシ達は、アルペンルートの室堂から立山を縦走するのがこの日の行程でしたが
室堂に行くためにはケーブルカー、そしてバスに乗らねばなりません。
朝6時の始発のケーブルカーに乗り込み、室堂を目指したのであります。
土曜日ということもあり、6時の時点で多くの登山者が並んでおります


ケーブルカーで美女平へ、そしてバスに乗り換えて室堂を目指します。
これからの山行に思いを馳せ、心が高鳴る思いです


室堂は標高約2400m。立山や剣岳を目指す登山者の登山基地であると同時に、
アルペンルートにやって来る観光客も数多く訪れる観光地です。
もともとは信仰の山である立山を目指す修験者が宿泊、もしくは祈祷を行う場所でした。
バスターミナルから外に出ると、目の前に美しいみくりが池が広がり、
その向こうにこれから登る立山連峰が屏風のように聳え立っているんですよ


この美しい池の色をどう表現すればいいのでしょう。ワタクシの語彙力では表現しようがありません


立山連峰の稜線の向こうに、剣岳の険しい姿が見えています。
剣岳の山頂に立ったのはもう35年も前になりました


こちらは翌日に歩く大日三山(奥大日岳、中大日岳、大日岳)の稜線です。
ああ、眺めているだけで美しい。やっぱり山はいいなぁ


この季節に登山に行く楽しみの一つは、多くの高山植物を愛でることなんです。
これはシシウドと言いまして、亜高山帯ではよく目にする花なんですよ


これは地獄谷と言いまして、火山性のガスを噴出しています。
現在は危険が高いということで、地獄谷の近くに行くことは禁じられているんですよ。
ではでは、室堂を後にして立山を目指すとしましょうかね

PS.この日、ワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.co.jp/activity/416695

使用したカメラ:FUJIFILM X-T1


大阪を出発し富山に向かう途中、雨が降ったりしていたのですが夜明けと同時に青空が見えてきたんです。
山に行く時はいろんな装備を持っていくのですが、雨具だけは持って行ったのに
使うことなく帰ってくるのが一番嬉しいんですよねぇ



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コメント (37)

最後の締めも海の恵みで(^^)-富山県氷見市:「源氏寿司」

2013年09月18日 | 富山
Genji Sushi-Restaurant, Himi City, Toyama Pref.

さてさて、富山県氷見市にワタクシたちはやって来たのでありますが、ワタクシは一人で旅をするとあまり土産を買うことがありません。
今回は家人も一緒ですので、家人はやはり友人知人に土産を買って帰りたいということですので
ワタクシたちは氷見漁港からほど近い「ひみ番屋街」という新しいショッピングセンターに足を運びました。


ここは氷見港で水揚げされた鮮魚、魚介類の加工品、さらには飲食店などが集まったショッピングセンターとして人気の場所のようですね。


やっぱり新鮮な魚介に目が行きます。観光バスでやって来るおっちゃん、おばちゃん達は次々と鮮魚を買い求めておりました


ノドグロという魚は大阪ではまずお目にかかることは出来ません。金沢や富山ではよく食べられる魚として有名ですが
けっこういい値段がするんですねぇ。

などと土産物を見て回るうちに、時間が11時前になりました。
「ちょっと早いけどお昼を食べようか」ということになりまして、最後もやっぱり美味しい魚を食べることに決めました
この「ひみ番屋街」にも回転寿司のお店があったのですが、いかにも「観光客相手の店」という感じで、もう一つ気持ちが乗りません
ちょっと情報を集めてみると、車で15分ほど行ったところに美味しいお寿司屋さんがあるようなので、行ってみることにしました


行ったお店は「源氏寿司」というお店なのですが、外観はかなり年季の入った建物でありました。
お店は11時開店なので、11時に着いたワタクシたちが最初のお客さんのようです。
「美味しいのかなぁ」…と若干の不安も感じつつ、ワタクシたちはお店に入って行きました


ホワイトボードに「本日のおすすめ」というのが書いてありまして、これは食指が進みますなぁ。
ではでは、いただくことにしましょうかねぇ。


どーですか。左は「ひらめ」でございます。この日はサービス品ということで、三貫になっておりました。得した気分ですな。
右は「氷見産黒むつ」でございます。黒むつのお寿司って初めて食べたのですが、さっと炙った黒むつは絶品でした。これは印象深い一品です。


どーですか。左は「つぶ貝」でございます。これだけ大ぶりのつぶ貝は食べたことがありません。
右は「白エビの軍艦巻き」でごあいます。またまた白エビ、最後まで白エビ…だって美味しいんですから。
ここの白エビはプリプリしておりまして、これまた絶品でありました


どーですか。左は「軍艦三種盛り」でございます。ウニ、イクラ、そして白エビ…あぁ、至福の瞬間。
右は「ブリトロ塩炙り」でございます。塩味がついているので、醤油をつけずに食べてみました…美味い。


どーですか。左は「炙りサーモン」でございます。ふと気がつくとお店には地元の人がどんどんやって来ておりました。
ここ源氏寿司は「あら汁」も無料で提供されますし、回転寿司とは言ってもほとんどのネタは目の前で職人さんが握ってくれるのです。
先日訪れた富山市内の回転寿司も十分美味しかったのですが、ワタクシはこちらの方が一層美味しく感じました。
最後まで富山の海の幸を満喫したワタクシたちであったのでした

そうそう、右は富山名物の「ます寿司、ぶり寿司」なんですよ。これは「ひみ番屋街」で購入して、この日の夜に家で食べたのでありました。
最後の最後まで、富山の海の幸だった今回の旅行でありました

源氏寿司…富山県氷見市窪491

使用したカメラ:FUJIFILM X-E1


旅が大好きな私たちなんですが、一つ大きな問題点があるんですよね。
それは紋(我が家のチワワです)を預けていかねばならないこと。
まだまだペットOKの宿は多くなく、今回は紋を連れての旅行というわけにはいきませんでした。
紋、ごめんね…正月は一緒に旅行に行こうね



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コメント (27)

夏景色の漁港-富山県氷見市:氷見漁港

2013年09月17日 | 富山
Himi Port, Himi City, Toyama Pref.

さてさて、富山県という言葉を聞くと皆さんは何を連想されるでしょうか
山好きの人なら「立山」「剱岳」という言葉が返って来そうですし、「チューリップ」「薬売り」なんて答えもあるでしょう。
食べ物となると「ホタルイカ」「白エビ」なんてのもあるかもしれませんが、「寒ブリ」という言葉を思い浮かべる人も多いでしょう。
その「寒ブリ」が水揚げされるのが富山県氷見市の氷見漁港なんですよねぇ


富山湾は1000m以上の深度を持ち、深海の冷水が海面近くまで上昇する好漁場として知られるていますが、
氷見付近は大陸棚が5km沖合まで発達しており、浅い海が広がっているんですね。
そのため、氷見沖合では安土桃山時代から定置網漁法が発達したそうなんですよねぇ。


氷見漁港の水揚げは、春のイワシ・夏のマグロ・冬のブリで知られています。
特に冬のブリは寒ブリ・氷見ブリと呼ばれ、今では全国に名が知られたブランドです。
ワタクシも寒ブリは大好きなんですよ


氷見は今では水産都市として有名になり、定置網を見学する遊覧船も出航していますし
朝には競り市の様子を見学することもできるそうなんですよね


しかしながら、昼前の漁港に来るような観光客は誰もいないようでありまして
漁港をウロウロしているのはワタクシだけでありました。


ワタクシ、最近は漁港の風景に惹かれておりまして、けっこう漁港の風景をカメラに収めてまいりました
ただ、今まで撮影に行った漁港は規模の小さな港が多く、さすがに氷見漁港は規模が大きいなぁと感じましたねぇ。


調べてみますと氷見漁港の利用漁船は約400隻強、水揚高は約15,000トン、漁獲金額は約60億円にのぼります。
氷見漁港を本拠とする氷見漁業協同組合は、組合員約900名ということです


ウミネコの鳴き声、魚の匂い…目を閉じても漁港らしさを感じます。
長閑な昼の漁港もいいですが、一度は漁船が次々に入港してくる早朝の氷見漁港も見てみたいですねぇ。


寒ブリが水揚げされ、威勢のいい競りの声が響くような漁港の風景を撮ってみたい…
でも、寒ブリの時期は寒いでしょうねぇ

使用したカメラ:Canon EOS7D


子供の頃、私の母親は食卓に頻繁に魚料理を出していました。
お弁当にはいつもちりめんじゃこがふりかけてあったり、焼いたメザシが載せてありました。
そのおかげでしょうか。私の身体は骨太で大きなけがをしたことがありません。
何の財産も残してくれない両親ですが、頑丈な身体に育ててくれたことが最大の財産だったんですね


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コメント (30)

味わい深い地名-富山県高岡市:JR氷見線 雨晴駅

2013年09月16日 | 富山
Amaharashi Station, Takaoka City, Toyama Pref.

さてさて、富山旅行の最終日、氷見に向かっているワタクシたちでありますが、ワタクシには一度立ち寄りたい場所がありました。
ワタクシ、このブログにも「地名に興味がある」ということを何度か書いてまいりました
小学生のころから地図を見るのが好きで、地図を見ていると興味を惹かれる地名というのがあるんですよねぇ。

ここ富山県にはワタクシが興味を感じる地名が二か所あったんですよ。
一つは倶利伽羅(くりから)でありまして、仮名四文字に漢字四文字というのがまず珍しい。
ワタクシが知る限りでは、岩手県の吉里吉里(きりきり)くらいしか他には思い浮かびません。
倶利伽羅という漢字もなんとも趣深いんですよねぇ。
中学校の社会の授業で、ここが源平の戦いの舞台だと知りました。

もう一つが雨晴(あまはらし)という地名です。「雨」と「晴」…なんだか興味をそそられますよねぇ。
この雨晴の海岸から富山湾越しに見る立山連峰の写真を見たとき、行きたいなぁと思ったんです。
雨晴は氷見に行く道中にあるので、今回立ち寄ってみることにいたしました


富山県高岡市にあるJR氷見線の雨晴駅のホームに立ってみました。


雨晴という地名は京都から東北へ逃亡する源義経が、この近くの岩陰(義経岩)でにわか雨が晴れるのを待ったことに由来すると言われています。
駅名の縁起が良いことから、かつては記念入場券の販売を行っていたらしいです。買いたかったなぁ


駅のすぐ東側が海なんですが、松並木があるので海があまり良く見えないんですよねぇ


せっかくですので、海岸の方まで行ってみるとしましょうか。遊びに関しては行動的なワタクシです


駅近くの踏切から海を眺めた光景です。いいですねぇ、この雰囲気。


雨晴海岸に出てみました。遠くに見える緩やかな山並みは能登半島になるんですね。
この海岸は海水浴で賑わったそうなんですが、最近は海水浴客が減り、民宿や海の家も閉鎖されたものが多いようですね。


青い海を眺めながら、ここに列車がやってきたらいいなぁなどと都合のいいことを思っていました。
すると見るからに鉄道マニアというか、撮り鉄らしき男性がカメラを持って線路わきにやって来たんです。
ということは…間もなく列車がやって来るということですな


今回の旅行は、鉄道に関してはワタクシ「持っている」ようですな
ではでは、目的地の氷見に行くとしましょうか

使用したカメラ:Canon EOS7D


平成になってから次々と安易に地名が改変(改悪)されていったのですが
考えてみたら「東京」というわが国の首都も、明治になって改変された地名ですよねぇ。
どうなんでしょうか。私は「江戸」という名前が好きなのですが、東京も悪くはないかなぁ



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海に向かう鉄路-富山県高岡市:JR氷見線 越中国分駅

2013年09月15日 | 富山
Ecchuu Kokubu Station, Takaoka City, Toyama Pref.

さてさて、ワタクシたちの富山旅行も最終日(4日目)となりました。最終日は氷見に行こうと考えていたので
富山市内の宿を出発して、一路氷見を目指して車を走らせておりました

この日は見事な快晴で、今回の旅行は初日と最終日が快晴というワタクシたちにとってはメインの2日目、3日目が天候が悪く
ちょっと残念な結果でありました。まぁ、こればかりは仕方がありませんね

氷見に向かっていく道中、なんとも魅力的な光景がワタクシの目に入ってまいりました


まるで線路が海に向かって敷かれているような錯覚を感じる駅…そんな駅がありました。
この駅は富山県高岡市にあるJR氷見線の越中国分駅なのですが、海が本当に駅のすぐそばなんですね。


単線に単式ホームが一本。なんとも寂れた駅の佇まいです。


でもワタクシは、こういう駅に惹かれてしまうんですよねぇ。
子供の頃に鉄道が好きだったのですが、当時はもちろんJRではなくって国鉄でした。
ですので、国鉄の雰囲気を残している駅や車両にどうも惹かれるんですよね


小さな男の子がホームにやって来ました…ということは、もうすぐ列車がやって来るということですよね。
本数の少ないローカル線で、すぐに車両がやって来るなんて…ワタクシ、持ってますなぁ


氷見行の普通列車がやってまいりました。ディーゼルカー特有の匂いがなんともいいんですよねぇ。
ただ、意外だったことがあったんですよ。こんな地方のローカル線ですから、1両か2両編成かと思ったら、意外にも列車は4両編成でやって来ました。


しかも最後尾の車両は、ああ懐かしい…「忍者ハットリ君」でござるな。


車両が多い理由はこれだったんですね。越中国分駅は県立伏木高校の最寄駅なので、通学の高校生が多いのですね。
寂れた駅が一気に活気づきました。


「なんで忍者ハットリ君やねん?」と思ったのですが、富山県氷見市は藤子不二雄のA氏の出身地だそうなんですよ。
ちなみにワタクシは、忍者ハットリ君の登場人物では忍者怪獣ジッポウが大好きでありました


氷見行の列車は海に向かって走っているように見えました。いい光景に出会えて、ワタクシは幸運でした

使用したカメラ:Canon EOS7D


藤子不二雄氏の作品では、なんといっても「ドラえもん」が有名なのですが、私は「おばけのQ太郎」が大好きでした。
ラーメンが大好きな小池さん、ドロンパと暮らす神成さん、ゴジラ、キザくんなどのキャラクターも好きだったなぁ。
なぜかはわかりませんが「おばけのQ太郎」は現在絶版になっています。(その理由には諸説あるのでここでは割愛しますね)
もう一度、読みたいんですよねぇ



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コメント (32)