Restaurant“One's Heart”, Toyama City, Toyama Pref.
さてさて、北前船の歴史感じる岩瀬の町から富山市内に戻りまして、この日のお宿(といってもビジネスホテルですが)に行く途中
ワタクシは、なんとも富山らしい建物を見つけたのですよねぇ
。

「越中富山の薬売り」…江戸時代末から明治時代にかけて、富山の薬売り達は日本各地に販売路を広げました。
そんな富山の薬を代表するのが「反魂丹」でありまして、お店の看板にも「天保元年創業」と書かれています。
ということは創業180年近くにもなるわけですなぁ
。

ワタクシ、役に立たない些細なことをよく覚えているんですよねぇ
。
ワタクシが小さい子供だった頃、大阪の実家には毎年二回、富山から薬売りのおじいちゃんが来ていたんですよ。
家にある薬箱を見て、少なくなった薬をおじいちゃんが補給してくれるのですが、ワタクシはそのおじいちゃんが来るのが楽しみだったんです。
いつも優しい微笑みを浮かべ、大阪弁とは違うイントネーションで喋るおじいちゃんが来ると
「薬のおじいちゃんが来たで~」とオカンのところに走って行ったものでした
。
小学校2年生くらいだったでしょうか。おじいちゃんがやって来なくなりました
。
それは薬局の普及で薬が売れなくなったからか、それともおじいちゃんがもう体力的に行商が無理だったのかはわかりません。
今にして思えば、一つの伝統文化の終焉にワタクシは立ち会っていたのかもしれませんね
。
ワタクシたちはお宿にチェックインして、ビジネスホテルとはいえ立派な温泉があったのでゆっくりとお湯につかりました。
そうなると…この後にすることは決まっていますがなぁ
。
ワタクシたちの宿は富山市の総曲輪という中心部にありました。情報を集めて近くの美味しい居酒屋を決め、いざレッツらゴー(古いな)。

ワタクシたちが向かったのは宿からほど近い「居酒屋だいにんぐ One's Heart」というお店でありました。
ビルの2階にあるお店は、なかなかオシャレな感じでありました。

「さあ、何を食べようかなぁ」と思いながらメニューを開く瞬間は、至福の一瞬ですなぁ
。

左は突出しの「太刀魚の南蛮漬け」でございます。いい加減な突出しを出す居酒屋も多いのですが、
ここの突出しの南蛮漬けは酢の具合も絶妙でありまして、これでしたら料理に期待が持てますなぁ。
右は「鮭ハラス焼き」でございます。ハラスはもともと脂が多いのですが、ちょっと脂っこいかったかなぁ。

どーですか。「サバの浅締め」でございます。ワタクシ、シメサバが大好きなのですが、これは絶品でありました。
サバがいいので塩や酢を控えめにしているのだそうです。サバの脂がたまらない一品でした
。

どーですか。「白エビの唐揚げ」でございます。“また白エビ食べるのか”と言われそうですが、食べるのです。
サクサクした食感。甘いエビの味。これはもうたまりません
。
ワタクシ、五十路になるまで白エビの味を知らなかったのですが、これからは富山に来たら必ず食べねばなりませぬ。

ちょっと富山に来てから野菜が不足してるよなぁ…ということで、野菜サラダも注文することにしました。
どーですか。「豚の冷しゃぶと湯葉のサラダ」でございます。豚がたっぷりなのにウハウハ喜んだのですが
湯葉はどこにあるのかなぁと一瞬思いました。なーんだ、豚の下に湯葉もたっぷり隠れておりました
。

どーですか。「とろとろ煮卵入り豚角煮」でございます。
ワタクシ、豚の角煮はもちろん大好物なのですが、煮卵も大好きなんですよねぇ。あー、幸せ
。
どの料理を食べても本当に美味しく、ワタクシたちは富山の夜を堪能したのでありました
。
居酒屋だいにんぐ One's Heart…富山市総曲輪2-1-17
使用したカメラ:FUJIFILM X-E1
旅に出ると、やはり「食べる」ということは大きな楽しみの一つです。
ワタクシは特別にグルメでもありませんし、食事に法外な予算をかけることもありません。
ただ、地元の人で賑わうお店にハズレはないなぁということは、これまでの旅で痛感しています。
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さてさて、北前船の歴史感じる岩瀬の町から富山市内に戻りまして、この日のお宿(といってもビジネスホテルですが)に行く途中
ワタクシは、なんとも富山らしい建物を見つけたのですよねぇ


「越中富山の薬売り」…江戸時代末から明治時代にかけて、富山の薬売り達は日本各地に販売路を広げました。
そんな富山の薬を代表するのが「反魂丹」でありまして、お店の看板にも「天保元年創業」と書かれています。
ということは創業180年近くにもなるわけですなぁ


ワタクシ、役に立たない些細なことをよく覚えているんですよねぇ

ワタクシが小さい子供だった頃、大阪の実家には毎年二回、富山から薬売りのおじいちゃんが来ていたんですよ。
家にある薬箱を見て、少なくなった薬をおじいちゃんが補給してくれるのですが、ワタクシはそのおじいちゃんが来るのが楽しみだったんです。
いつも優しい微笑みを浮かべ、大阪弁とは違うイントネーションで喋るおじいちゃんが来ると
「薬のおじいちゃんが来たで~」とオカンのところに走って行ったものでした

小学校2年生くらいだったでしょうか。おじいちゃんがやって来なくなりました

それは薬局の普及で薬が売れなくなったからか、それともおじいちゃんがもう体力的に行商が無理だったのかはわかりません。
今にして思えば、一つの伝統文化の終焉にワタクシは立ち会っていたのかもしれませんね

ワタクシたちはお宿にチェックインして、ビジネスホテルとはいえ立派な温泉があったのでゆっくりとお湯につかりました。
そうなると…この後にすることは決まっていますがなぁ

ワタクシたちの宿は富山市の総曲輪という中心部にありました。情報を集めて近くの美味しい居酒屋を決め、いざレッツらゴー(古いな)。

ワタクシたちが向かったのは宿からほど近い「居酒屋だいにんぐ One's Heart」というお店でありました。
ビルの2階にあるお店は、なかなかオシャレな感じでありました。

「さあ、何を食べようかなぁ」と思いながらメニューを開く瞬間は、至福の一瞬ですなぁ


左は突出しの「太刀魚の南蛮漬け」でございます。いい加減な突出しを出す居酒屋も多いのですが、
ここの突出しの南蛮漬けは酢の具合も絶妙でありまして、これでしたら料理に期待が持てますなぁ。
右は「鮭ハラス焼き」でございます。ハラスはもともと脂が多いのですが、ちょっと脂っこいかったかなぁ。

どーですか。「サバの浅締め」でございます。ワタクシ、シメサバが大好きなのですが、これは絶品でありました。
サバがいいので塩や酢を控えめにしているのだそうです。サバの脂がたまらない一品でした


どーですか。「白エビの唐揚げ」でございます。“また白エビ食べるのか”と言われそうですが、食べるのです。
サクサクした食感。甘いエビの味。これはもうたまりません

ワタクシ、五十路になるまで白エビの味を知らなかったのですが、これからは富山に来たら必ず食べねばなりませぬ。

ちょっと富山に来てから野菜が不足してるよなぁ…ということで、野菜サラダも注文することにしました。
どーですか。「豚の冷しゃぶと湯葉のサラダ」でございます。豚がたっぷりなのにウハウハ喜んだのですが
湯葉はどこにあるのかなぁと一瞬思いました。なーんだ、豚の下に湯葉もたっぷり隠れておりました



どーですか。「とろとろ煮卵入り豚角煮」でございます。
ワタクシ、豚の角煮はもちろん大好物なのですが、煮卵も大好きなんですよねぇ。あー、幸せ

どの料理を食べても本当に美味しく、ワタクシたちは富山の夜を堪能したのでありました

居酒屋だいにんぐ One's Heart…富山市総曲輪2-1-17
使用したカメラ:FUJIFILM X-E1
旅に出ると、やはり「食べる」ということは大きな楽しみの一つです。
ワタクシは特別にグルメでもありませんし、食事に法外な予算をかけることもありません。
ただ、地元の人で賑わうお店にハズレはないなぁということは、これまでの旅で痛感しています。

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