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よっちんのフォト日記

旅先や日常で感じたことを
写真と文章で綴ってみたい。
そう思ってブログを始めてみました。

帰省-大分県日田市:三隈川

2023年01月07日 | 大分
The Mikuma River, Hita City, Oita Pref.

さてさて、ワタクシは昨年の12月27日から家人の実家がある大分県日田市へ、家人、紋クンと帰省していました。
帰省といってもずっと実家で過ごす訳ではなく、毎回一泊か二泊で近隣へ出向いていくので、ワタクシには「帰省」でもあり、
「旅行」に行くような感覚でもあるんです

12月27日は朝5時に自宅を出発し、午後3時前に家人の実家に着きました。途中3回の休憩を取ったとはいえ、
10時間近くを一人で運転するのは疲れるのですが、だからと言ってじっとしている訳ではありません。
荷物を車から降ろし、紋クンのケージを組み立て、紋クンを少し散歩に連れて行くと、ワタクシはカメラを手に外に出ました


家人の実家からすぐの所に、三隈川という川が流れているんですが、ワタクシはこの川の風景が大好きなんですよ。
川畔をちょっと歩いて、日田の街の風景を眺めようと思って外に出たんです


九州を流れる最長の川は筑後川なのですが、その上流部が三隈川と呼ばれるんです。
日田市はこの三隈川を始め、その支流の川が多く流れる水の豊かな地で「水郷日田」と呼ばれるんですよ


川は、可動堰によって仕切られていて、このような大きな淵を形成しています。
そして、川沿いには温泉旅館が立ち並び、夏場は屋形船が数多く川面に浮かび、鵜飼も行われるんです


日田の周辺は杉の産地で、江戸時代以来三隈川は切り出された材木の輸送経路として利用されてきたんです。
ですので、この辺りは今も製材所が多いんですよ


ワタクシは川は流れていたり、湧水が豊かであったり、湖に面しているような町が好きなんです。
ここ日田も大好きな町の一つです。いつ訪れても「いい町やなぁ」って思うんですよねぇ


盆地に広がる日田は内陸性の気候で、寒暖の差が大きいんですよ。大阪よりも夏は暑く、冬は寒いんです。
ワタクシ達が帰省する前の週はかなり冷え込み、積雪量も多くて高速道路は通行止になったそうです。
ただ、この日(12月27日)は穏やかな日で、夕方でもさほど寒くはありませんでした


この辺りは「隈町」という地域で、古い町並みが残っています。いい光景だなって思います


ではでは、九州への帰省にしばらくの間、お付き合いくださいね

使用したカメラ:FUJIFILM X-T30


この後、実家に戻って家人と一緒に近くの温泉に行き、ゆっくりと温泉を楽しみました。
大分は「おんせん県」という名前を愛称にするほど、温泉が多い地域なんですよ。
その後は、義母や義姉の料理をいただきながら、お酒を楽しんだことは言うまでもありませんな。



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コメント (30)

大阪へ帰る前に-大分県日田市:「けんちゃんうどん」

2019年06月24日 | 大分
“Kenchan Udon”, Hita City, Oita Pref.

さてさて、GWを大分県日田市で過ごしたワタクシですが、そろそろ大阪へ帰る時間が近づいてきました。
八女福島から実家に戻ったワタクシは、家人と帰路につく前に昼食を食べようと、
実家から車で10分ほどの場所にある「けんちゃんうどん」というお店に向かいました


「けんちゃんうどん」は日田市の中心部にほど近い場所にあり、創業40年という昔ながらのうどん屋さんです。
中に入ると地元の人で大賑わいでした。そんなお店なら、美味しいに決まっていますね


ワタクシも家人も九州に来ると、「ごぼ天うどん」を食べたくなるんですよ。
関西では「ごぼ天」というと、ゴボウの入った練り物のことなのですが、こちらではゴボウの天ぷらです。
このごぼうの天ぷらが実に美味いんですよねぇ


どーですか。家人は「肉ごぼ天うどん」を注文しました。甘辛いお肉がまた美味いんです


どーですか。ワタクシは「鶏ごぼ天うどん」を注文しました。甘辛く煮た鶏肉、たっぷりのゴボウの天ぷら。ああ、美味そう


大阪人のワタクシはうどん文化の地で育ちましたので、当然ながらうどんが大好きです。
最近は腰の強い讃岐うどんが持てはやされますが、フワッとした九州のうどんも美味しいんですよ


ワタクシ達はうどんを食べ終えると実家に戻って紋クンと荷物を車に乗せて、新門司港へと向かいました。
そして、フェリーに乗って大阪へと向かったのでした

けんちゃんうどん…大分県日田市中央1-7-16


翌朝、ワタクシ達は8時過ぎに自宅に帰りました。紋クンは5泊の旅に疲れたのでしょうか。
家に帰ってきてホッとしたのか、家人の腕の中で眠っていたのですがカメラを向けると目を開くんですよ


紋クン、お疲れ様でした。また、九州に行こうね

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


日田は大分県とは言っても、大分市に行くよりも福岡市に行く方が近い距離にあり、福岡文化圏のように感じます。
福岡に暮らしていたことがある義姉さんの話だと、博多ラーメンが有名で福岡の人ってよくラーメンを食べるように思われるけど、
実はラーメンよりもうどんの方をよく食べるんですよとのこと。今度は博多でうどんを食べたいですね。



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コメント (40)

この町が好き-大分県日田市

2019年06月08日 | 大分
Hita City, Oita Pref.

さてさて、早朝からの久住山の登山を終え、はげの湯温泉で気持ちのいい入浴を楽しんだワタクシは、
大分県日田市の家人の実家へと帰ってきました。さすがに疲れたので、夕食までちょっと一眠りしようかなと思ったのですが、
ワタクシの方に鋭い視線が突き刺さります。紋クンが「自分だけ朝から楽しんで来ていいよなぁ。
僕はずっとお留守番やったんやで。せめてお散歩に連れて行ってよ」というオーラを撒き散らすのです。
となれば散歩に行かないわけにはいきません。散歩に行かねばなりません


家人の実家から3分ほど歩くと、悠々たる川の流れが目に入ってきます。
この川は三隈川というのですが、大分県人以外は三隈川といってもピンとこないと思います。
九州を代表する河川である筑後川の上流部を三隈川と言うんですよ


川の中に入って釣りをしている人がいました。三隈川は鮎釣りでも有名なのですが、
鮎釣りの解禁は5月下旬だということなので鮎ではないはずです、何を釣っているのでしょう


川沿いに見える建物は日田温泉のホテルです。この三隈川では夏場は鵜飼いも行われるんですよ


紋クンは日田に来るのは5回目になるのかな。もう彼の頭の中には、散歩道もインプットされているようです


日田はこの三隈川と北に流れる花月川の豊かな水に恵まれ、水郷(すいきょう)と呼ばれる町です。
水に恵まれた地というのは、昔から水利を巡って争うことなどが無かったからでしょうか。
そういう街に行くと、人が穏やかで優しい気がするんですよねぇ。もちろん、ここ日田もそうなんですよ


紋クンを連れて散歩していると、誰もが「おはようございます」「こんにちは」と挨拶をしてくれます。
「そんなこと当たり前や」と思う人も多いでしょうが、大阪では見知らぬ人に挨拶をするなんてあり得ません。
この町に来ると、いつも自分の心が穏やかになるような気がするんですよ


紋クンは前日の5月2日、義父の一周忌の法要で多くの親族が家人の実家にやって来ます。
紋クンには見知らぬ人もいっぱいです。興奮して吠えるんじゃないかと思っていたのですが、
親族が集まってくると紋クンはケージの中に入って行き、伏せの格好をしたままおとなしくしていたんですよ


お寺さんが来て読経や法話の間も、紋クンは一度も吠えたり鳴いたりすることなく、ケージの中で伏せの格好で待っていました。
法話が終わってお寺さんが出て行く時に、紋クンが「クーン」と言うと初めて紋クンがいることに気がつく親戚がいたくらいです。
ワタクシと家人が「ホンマにこの子はお利口さんやねぇ」と、バカ親ぶりに拍車が掛かったことはいうまでもありませんな

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


大阪から大分は遠いので、頻繁に日田まで行くことは出来ません。
ただ、年に一度か二度は必ず行きたいというか、行かないと寂しくてなりません。
紋クンも同じように思っているかもしれないですね。



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またの登山を願って-大分県竹田市:久住山

2019年06月06日 | 大分
Mt.Kuju, Takeda City, Oita Pref.

さてさて、大分県竹田市の久住山を堪能したワタクシは、軽やかな足取りで下山しておりました


下山方向の右側(北側)に硫黄山の噴煙がハッキリと見えます。九重連山は活火山だということを実感します


噴煙を上げる硫黄山の向こうに、テーブルのような形をした山が見えると思います。
これは地形学的にいうと「メサ」と呼ばれる台地で、大分県の玖珠にはこのような地形の山がいくつかあるんですよ


久住山を振り返ります。今回の登山でワタクシはこの山が大いに気に入りました。
今度はもっと緑豊かな季節に、あるいは樹氷が美しい季節にこの山を再訪したいものです


この日のワタクシの登山用具です。ワタクシ、日常の撮影の時にはloweproというメーカーのprotacticというザックを使います。
ただ、そのザックだとカメラやレンズはしっかり収納できるのですが、食料や水、着替えなどを収納出来ません。
ですので、日帰り登山の時はmontbellのphotowalkerというザックを愛用しています。
そして、登山で撮影する時に欠かせないのがloweproのtoploaderというカメラバッグです。
このバッグに別売りのチェストハーネスというのを取り付けると、
ズームバックを胸前に固定し両手を開放してくれる優れモノなんですよ


この写真のように胸前にバッグが固定され、いつでもカメラをバッグから取り出すことが出来るのです。
montbellはアウトドア用品として、loweproはカメラ用品としてワタクシは絶大な信頼を置いています


標高が低くなってくると緑が目につくようになりました。若葉の色って本当に美しいですね


「おうい雲よ ゆうゆうと 馬鹿にのんきそうじゃないか
        どこまでゆくんだ ずつと磐城平の方までゆくんか」
山村暮鳥の詩を思い出しました。もちろん磐城平はここ久住山からは、遥か遠くにあるのですが


荒涼とした山頂付近から下りてくると、新緑の緑が目映く感じました。ああ、この季節は最高ですねぇ


12時ぴったりに登山口の牧ノ戸峠に到着しました。売店でTシャツとバッジを買って、ワタクシは帰路につきました。
といっても真っ直ぐに変えるわけではありません。下山してきたワタクシの身体は汗まみれです。
となれば、温泉で汗を流すのは当然のことですよねぇ

PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/3572165

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


山から下山すると「温泉に行きたい」と思うのですが、ここ久住山から下山すると困ることがあるんです。
それは…あまりにも温泉が周囲にたくさんありすぎて、どこの温泉に行こうか迷うんですよ。
さすがに大分県が「温泉県」と自慢するだけのことはありますね。



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コメント (32)

青竹色の池-大分県竹田市:久住山

2019年06月05日 | 大分
Mt.Kuju, Takeda City, Oita Pref.

さてさて、大分県竹田市の久住山に登り、ワタクシは9時30分に山頂から下って行きました


山頂を振り返ると、多くの登山者が山頂にいるのが見えます。さすがに人気の山ですねぇ。
誰もが大展望に歓声をあげ、登山の楽しさを満喫していることでしょう


ワタクシは山頂から直接下山せずに、御池(みいけ)と呼ばれる池に向かいました。
池のほとりでボーッとしたいなぁ、地面に寝転がって空を眺めたいなぁ、そんな気持ちだったんですよ


おそらく酸性が強いのでしょう。池の中に魚とかがいる気配はありませんでした。
その代わり水は透明度が高く、底まで透き通って見えました


こういう色を見ると「エメラルドグリーン」という言葉を多くの人は使うのでしょうね。
ただ、ワタクシはなぜかエメラルドグリーンの和名である「青竹色」という言葉が頭に浮かびました


見事な青竹色…ああ、ここに来て良かったな。やっぱり登山はいいなぁ。そんな思いに駆られます


池のほとりに大きな岩がありました。ワタクシ、まずは岩の上に座ってボーッと風景を眺めていました。
そして、ゴロリと横になり青空を眺めます。頭の中に井上陽水の「青空一人きり」が流れてきます

♫楽しい事なら 何でもやりたい 笑える場所なら どこへでも行く
悲しい人とは 会いたくもない 涙の言葉で ぬれたくはない
青空 あの日の青空 ひとりきり ♫


地元の登山者と話をしたのですが、この御池は冬になると完全に結氷し、氷の上を歩くことが出来るそうです。
「樹氷も見事ですよ。ぜひ冬も登ってみてください」と言われました。登ってみたいですねぇ


池の向こうに見えるのが最高峰の中岳です。実はこの日、中岳も登ってみようかなと思っていたのですが、
久住山が気に入ったので最高峰の中岳は、次回に登る時の楽しみに残しておくことにしました。
ではでは、下山するとしましょうかね

PS.この日のワタクシ達が歩いたルートはここで見ることが出来るので、参考にしてください。
https://yamap.com/activities/3572165

使用したカメラ:FUJIFILM X-Pro2


私が聴く音楽は大半が洋楽で、日本の歌はあまり詳しくないのですが、井上陽水は好きなミュージシャンの一人です。
中学校2年生の時に聴いた「氷の世界」というアルバムは、強いインパクトがありました。
そういえば陽水は福岡の人でしたね。福岡出身のミュージシャンって多いんですよ。



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