
自転車好きな夫が観たい、っていうので夫婦そろって鑑賞いたしました。
いや、ほんっと! 面白かった!
ロードレースの激しい攻防や、急斜面の坂道を駆け上がる走行をCGなしでやり切った本気度が熱としてちゃんと伝わってきます。
体力もそうだけど危険も伴うんじゃないですかね、レースのシーンは思わず脚に力入りました。
ストーリー展開はシンプルで分かりやすくて、ちょっとべたなところもあるにはあるけど、外連味のなさがそれを上回って素直に感動につながる。
アニメの実写化って原作に囚われすぎて、妙に詰め込みすぎて初見者には謎だったりして成立しにくい場合もあって、
そもそも映画として完成したからには、原作未読だろうが何だろうが楽しめなくてどうするって思うんだけど、今回の作品は成功例なんじゃないですかね。
主演の永瀬廉くん、国宝級イケメンやキンプリのキラキラを完全に封印して良かったですよ。
アキバに通うアニメオタクだもん間違いなく。
ちょっとおどおどしてて、でもまっすぐ全力で仲間に向かっていく様はまさに坂道くんでした。
そして、ライバルの今泉役の伊藤健太郎君、鍛えられた体つきが完全にロードレーサーで惚れちゃいます。まさに飛ぶ鳥を落とす勢いのカッコよさで、第二の主人公役として抜群の存在感でした。
先輩たちがどう見ても先生にしか見えない大人っぽさでしたけど、これはアニメあるあるかな?
若いっていいな、、、帰り際に言った夫のひとことは
山道を走ることの過酷さを知ってるから実感なんでしょうね。
青春スポコン映画として秀逸な作品でした。
爽快ですっきりと気持ちよかったです。
弱虫ペダル 2020年 ☆☆☆☆
監督:三木康一郎
出演:永瀬廉、伊藤健太郎、橋本環奈、坂東龍汰、柳俊太郎
アニメが好きで友人のいない高校生の小野田坂道(永瀬廉)は運動が苦手だったが、ひょんなことから自転車競技部に入る。千葉から秋葉原まで行くためにママチャリを使っていた彼は、自転車選手として思わぬ才能を発揮する。良きライバル今泉俊輔(伊藤健太郎)、マネージャーの寒咲幹(橋本環奈)ら初めてできた仲間のため、坂道は自分を鍛え、自転車競技の楽しさを見いだす。
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