オアシス(原題:오아시스) 2002年 ☆☆☆☆☆
監督:イ・チャンドン
出演:ソル・ギョング、ムン・ソリ
「ペパーミント・キャンディー」に続いて
イ・チャンドン、ソル・ギョング、ムン・ソリ、が作り上げた名作
衝撃の恋愛映画
まず、こういう映画を撮ろうと考える監督がすごい
そしてそこに賛同する制作会社や出資する会社もすごいし
それを演じようと決意する俳優がすごい
しかも名俳優がこういう役に挑むってすごい
やっぱり韓国映画ってすごい!
日本でこういう映画が作られることあるかな、、ちょっと考えられない
なんかもう圧倒され続けました
重度の脳性麻痺を演じたムン・ソリの凄さは
私の拙い文章でどう褒め称えたらよいのかわかりません
手足や背骨を不自然に硬直させる演技のために体に無理が生じて
撮影終了後に理学的な治療を受けなければならなかったそうです
そしてさらに驚いたのがソル・ギョング
ビックリしました
鼻をすすったり貧乏ゆすりや鼻歌や
チック症状が止まらないジョンドゥを見事に演じました
半分口を開けて(笑)目を丸くして最後まで観たような感があって
主演2人に圧倒されたけれど
始まった瞬間から衝撃のクライマックスまで
予測がつかない展開にも圧倒されて
そして
映画が終わってエンディングロールが流れるのを観てたら
涙が出てきました
コンジュ(姫)とチャングン(将軍)と呼び合う2人
世間から疎外された2人が寄り添う姿は
人と人が寄り添う本質の姿を見せている気がします
兄夫婦に見つかって強姦罪で逮捕されて弁明する方法もわからなくて
コンジュも本当のことを伝えたいんだけどうまく伝える術がない
社会性がもてない2人はそうやって生きてきたし
これからもそうやって生きていくしかないんだけど
2人はちゃんとわかってるんだよね
本当はちょっとだけ彼女に目を耳を傾ければ伝わることなのに
見えるもので判断して本当は何も見えてない(家族でさえ)
ジョンドゥは最初からコンジュをきちんと見つめたのよね
警察を逃げ出して木を伐りにいったジョンドゥは
しばらくまた臭い飯を食うことになるから
その間にコンジュが怖い思いをしないようにって
そう思ったんだね
映画を観てるときはそこまで気がつかなくて
翌日になってそのジョンドゥの気持ちに気がついて涙する、飲み込みの遅い私です(笑)
あれ?コンジュのアパートってこんなに日差しがはいったっけ?って思うくらい明るくて
コンジュが掃除をしてるのよね
埃が陽射しでキラキラして見えて
不自由な体で掃除するコンジュがとっても可愛くて
暖かで優しい気持ちになるラストシーンでした
暴行、強姦未遂に続いて、今度はひき逃げ事件による2年6ヵ月の刑を終えたジョンドゥ(ソル・ギョング)は出所して家族のもとに戻った。しかし誰も快く迎えようとはせず疎ましい感情を隠そうともしない。ある日、彼はひき逃げで死なせてしまった被害者遺族を訪れる。しかし、一家は引越しの最中で部屋にはコンジュ(ムン・ソリ)という女性一人が取り残される。彼女は重度の脳性麻痺のため手足が不自由で発語にも重い障害を抱えていた。兄夫婦は彼女の名義で障害者用の大きなアパートを手に入れそこに引っ越すのだ。ジョンドゥはそんなコンジュのことが気になる。
監督:イ・チャンドン
出演:ソル・ギョング、ムン・ソリ
「ペパーミント・キャンディー」に続いて
イ・チャンドン、ソル・ギョング、ムン・ソリ、が作り上げた名作
衝撃の恋愛映画
まず、こういう映画を撮ろうと考える監督がすごい
そしてそこに賛同する制作会社や出資する会社もすごいし
それを演じようと決意する俳優がすごい
しかも名俳優がこういう役に挑むってすごい
やっぱり韓国映画ってすごい!
日本でこういう映画が作られることあるかな、、ちょっと考えられない
なんかもう圧倒され続けました
重度の脳性麻痺を演じたムン・ソリの凄さは
私の拙い文章でどう褒め称えたらよいのかわかりません
手足や背骨を不自然に硬直させる演技のために体に無理が生じて
撮影終了後に理学的な治療を受けなければならなかったそうです
そしてさらに驚いたのがソル・ギョング
ビックリしました
鼻をすすったり貧乏ゆすりや鼻歌や
チック症状が止まらないジョンドゥを見事に演じました
半分口を開けて(笑)目を丸くして最後まで観たような感があって
主演2人に圧倒されたけれど
始まった瞬間から衝撃のクライマックスまで
予測がつかない展開にも圧倒されて
そして
映画が終わってエンディングロールが流れるのを観てたら
涙が出てきました
コンジュ(姫)とチャングン(将軍)と呼び合う2人
世間から疎外された2人が寄り添う姿は
人と人が寄り添う本質の姿を見せている気がします
兄夫婦に見つかって強姦罪で逮捕されて弁明する方法もわからなくて
コンジュも本当のことを伝えたいんだけどうまく伝える術がない
社会性がもてない2人はそうやって生きてきたし
これからもそうやって生きていくしかないんだけど
2人はちゃんとわかってるんだよね
本当はちょっとだけ彼女に目を耳を傾ければ伝わることなのに
見えるもので判断して本当は何も見えてない(家族でさえ)
ジョンドゥは最初からコンジュをきちんと見つめたのよね
警察を逃げ出して木を伐りにいったジョンドゥは
しばらくまた臭い飯を食うことになるから
その間にコンジュが怖い思いをしないようにって
そう思ったんだね
映画を観てるときはそこまで気がつかなくて
翌日になってそのジョンドゥの気持ちに気がついて涙する、飲み込みの遅い私です(笑)
あれ?コンジュのアパートってこんなに日差しがはいったっけ?って思うくらい明るくて
コンジュが掃除をしてるのよね
埃が陽射しでキラキラして見えて
不自由な体で掃除するコンジュがとっても可愛くて
暖かで優しい気持ちになるラストシーンでした
暴行、強姦未遂に続いて、今度はひき逃げ事件による2年6ヵ月の刑を終えたジョンドゥ(ソル・ギョング)は出所して家族のもとに戻った。しかし誰も快く迎えようとはせず疎ましい感情を隠そうともしない。ある日、彼はひき逃げで死なせてしまった被害者遺族を訪れる。しかし、一家は引越しの最中で部屋にはコンジュ(ムン・ソリ)という女性一人が取り残される。彼女は重度の脳性麻痺のため手足が不自由で発語にも重い障害を抱えていた。兄夫婦は彼女の名義で障害者用の大きなアパートを手に入れそこに引っ越すのだ。ジョンドゥはそんなコンジュのことが気になる。