きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

青い塩

2013年01月14日 | 韓国
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正直言っちゃうけど、全然期待しないで観たんですよ
期待外れ、、てきなレビューをあちこちで見かけたので
とりあえず女の子(シン・セギョン)が可愛いし
ガンホさんもちょい痩せてスッキリしてるし、って思って観たんですよね

期待値との差って結構大きいよね
あまり期待しない分、結構面白かった

かつての伝説的なヤクザっていうのは
いかにも韓国映画らしい設定なんだけど
ビックリするくらいに韓国映画の匂いのない映画
ガンホ氏なのに(失礼~)おしゃれ感もある軽いタッチの映画だった

イルマーレの監督さんなんですよね
映像が綺麗なのは納得です

二人の年齢差があるから
ラブストーリとは言えないんだけど
ラブストーリと言えないこともない気がするし(ややこし)

こんなラストで許されるの?って終わり方だし
なんかもー、全然方向性わからず(韓国映画としてのアイデンティティはどこ?笑)
それが逆に面白かった
いや面白かったは言い過ぎか
つまらなくはなかった、って感じかな(笑)

アジョシでいいんだけど
くたびれた中年おじさんでいいんだけど(←2回同じこと言った)
もうちょっと色気が欲しかったなぁ
年齢差のある二人のラブストーリとして萌える部分があったら
もっと楽しかったかもです




青い塩(原題:푸른소금)  2011年
監督:イ・ヒョンスン 
出演:ソン・ガンホ、シン・セギョン

ソウルの伝説の闇組織から足を洗い、母の故郷プサンでレストランを開いて穏やかに過ごしたいと願うドゥホン(ソン・ガンホ)は、通い始めた料理教室で少女セビン(シン・セギョン)と出会う。一見普通の女性に見えるセビンだったが、その正体は闇組織の便利屋。ドゥホンの動向を探るために近付いたのだった。かつては優秀なライフル競技の選手だったが、ある事件をきっかけに、闇社会へ足を踏み入れた過去を持っていたセビン。彼女は、ドゥホンの人間的な人柄に触れるにつれ、戸惑いを感じてゆく。少しずつ距離を縮める2人だったが、ついにセビンはドゥホン暗殺を命じられる。ドゥホンは正体を知りつつも彼女を組織から守ろうとする。

世界で一番美しい別れ 

2013年01月12日 | 韓国
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韓国ドラマの人気作家ノ・ヒギョンさんが原作
なるほど
出演俳優もまさにノ・ヒギョン作品には欠かせない方達だし
定番かつ安定の「感動作品」でした

痴呆症の義母
仕事に疲れ妻を顧みない夫
不倫中の娘
医大合格を期待されつつ、本当は美大に進学したい息子
仕事しない道楽な弟

そんなバラバラな家族を支えてたお母さんが
余命いくばくもない病に倒れ
家族と最期の時を過ごす話

「花よりも美しく」や「愛の群像」を彷彿とさせる場面もあって
まさに、それの映画版って言ってもいいんじゃないかなぁ

ドラマなら16話くらいで描くものを
2時間で納めるって難しそうだけど
綺麗に収まってて
悲しく辛い物語だけど
「美しい別れ」として描かれてた

素直に、感動しました
   (としか言いようがない、とも言えるけど)




世界で一番美しい別れ(原題:???? ?? ???? ??)  2011年
監督:ミン・ギュドン
出演:ペ・ジョンオク、キム・ガプス、キム・ジヨン、ユ・ジュンサン、ソ・ヨンヒ
   リュ・ドックァンパク・ハソン

痴呆症の姑、不倫中の娘、酒に溺れる息子を抱えたイニは頻尿を患い、医師である夫が勤める病院で検査を受ける。が、その検査結果に夫は驚愕する。


The Phone(携帯電話)

2013年01月11日 | 韓国


私の好きなパク・ヨンウ出演作品なのでずっと観たかったんですよ
レンタルショップで見つけたときは飛び上がって喜んじゃいました

でも、観たかったとは言いつつ
そんなに期待しないで観始めたんですよね
それがねぇ
予想外な展開で
予想外な方向での面白さだった

なんつーか
最後はこれはB級ホラーチックじゃ~~~ん!

正直言っちゃうと、最初はチンケな映画だなぁって思ったの
落とした携帯電話をめぐって
ストレスでイライラした二人がなにやってんだーって思ってね

ストレスって伝染してくるから
こっちもイライラした気分になってくるし
スケールちっちゃい映画だなぁって思いながら観てたんだけど

次第に
おいおいおい!、、、、、、って

B級ホラーって言っちゃいましたケド
決してホラーではありません(笑)
主演二人が超真面目にストレスでやられながらバカみたいに闘ってるので
なんか目が離せない感じで

エンディングは思わず
「え~~~~~~~!!」って言っちゃったもんね

いいの?それで(笑)奥さん

いや、ホント
なかなか面白かったです
オム・テウンとパク・ヨンウの地味だけど実力のある演技に裏打ちされた
安定感、面白さってのもあるなぁ
二人ともいい俳優よね~

「神弓」の監督の作品なんですよね
監督で観る映画を決めるって大事かもって改めて思いました




The Phone(原題:핸드폰)  2009年
監督:キム・ハンミン
出演:オム・テウン、パク・ヨンウ、パク・ソルミ 

芸能界の下積みからはじまり、ただ成功のみに向かって駆け抜けてきたマネージャーのスンミン(オム・テウン)。毎晩絶えないお酒の席のため、消費者金融業者に家族までもが脅迫を受けるスンミンにとって、女優のジナ(イ・セナ)は最後の希望だ。ある日、ジナの億台CM契約を目前に、ジナのセックスビデオを持つという男性ユンホ(キム・ナムギル)が脅迫をしてくる。スンミンの携帯電話に問題のビデオを転送し、金を要求するユンホ。しかし運悪く、スンミンは携帯電話を失くすというパニック状態に陥る。苛立つスンミンは、携帯電話を拾った誰かが問題のビデオを見たと直感する。一方、拾い主のイギュ(パク・ヨンウ)は携帯電話を返す代わりに3つの条件を言い渡す。それから思いがけない追撃がスタートする。

2階の悪党

2013年01月11日 | 韓国
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夫を亡くし、うつ病まっ最中のヒステリックな母と
自分の容姿に自信が持てずに悩む娘が暮す家
その家の2階に自称作家の男が間借りすることから始まる
「サスペンスコメディ」

サスペンスかぁ
さらにコメディかぁ

ハン・ソッキュとキム・ヘスですよ
豪華な主演二人よねぇ
だから最後まで見ましたけど
サスペンス要素ってあったっけ?
かくれんぼみたいなことはあったけど

コメディ要素は感じたけど
だったらもっと笑わせなくちゃ
脚本がパンチ不足じゃないですかねぇ

あえて(楽しみ処を)探すなら
ほとんどスッピンな
悩める未亡人のキムヘスってのが
そこそこ楽しかったです




2階の悪党(原題:??? ??)  2010年
監督:ソン・ジェゴン
出演:ハン・ソッキュ、キム・ヘス、チウ 

事ある毎に涙!口を開けば毒舌を吐き出すヨンジュ(キム・ヘス)と、容姿コンプレックスに陥った思春期の娘ソンア。このヒステリックな母娘が住む家に、自称作家のチャンイン(ハン・ソッキュ)が引っ越してくる。暇さえあれば物を探しに1階を覗きこみ家の隅々を探し回る彼は、まるで作家のようではない。怪しい彼の行動は人一倍節介な隣りのおばさんと、ヨンジュに片思いするつまらない年下のオ・スンギョン巡査にまで疑われる。


レ・ミゼラブル

2013年01月09日 | アメリカ・イギリス
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非常に評判がいいじゃないですか、コレ
みんなが絶賛してる
どんなもんかと、つい観に行ってしまいました

世界各国で長年ミュージカル公演として行われてきた
ヴィクトル・ユーゴー原作の「レ・ミゼラブル」
なるほどね
絶賛される理由は納得です

エンディングで拍手が起きた、という話を聞いたけど
そうかもねー
実際には起きなかったけど
一瞬拍手したい気分になりました

それはやっぱり映画とはいえ
ミュージカルだから

ミュージカルとしての作品性の高さはいわずもがなな話で
圧倒されます

曲もいいし
俳優さんたちの歌唱力が素晴らしくて
ミュージカル初心者の私も思わず惹きこまれる

後で知ったんだけど
凄いのはその場で歌っているということ
後で歌をレコーディングしてかぶせたのではないそうです
だから臨場感が凄いのね

舞台では視点が限られるから
役者のアップは見られないわけで
そういう足りない部分を映画なら全部補えるもんね
もちろん映像も迫力満点で
ミュージカルと映画の良いところを全部集めて楽しめるともいえる訳です

て、言うと
ほら、やっぱり私も絶賛してるみたいだなー(笑)

ミュージカルって台詞もぜーんぶ歌うのね
最初ビックリしてちょっと戸惑いました
当然ながらストーリ展開も全部ミュージカル風で
出逢った男女が突然恋に落ちて歌うわけです

映画を観に行った気分で観てるからね、私は
世界感が全然違うからなぁ
そこが馴染めるかどうかは分かれ目ですよね

楽しめたけど
感動するまでの気持ちの入り込みまではできなかったってのが正直なところ

でも
どうだった?って聞かれたら
間違いなく、素晴らしかったと答える
そういう作品でした





レ・ミゼラブル  2012年
監督:トム・フーパー
出演:ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・セイフライド

格差と貧困にあえぐ民衆が自由を求めて立ちあがろうとしていた19世紀のフランス。ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)は、パンを盗んだ罪で19年間投獄され、仮釈放されたものの生活に行き詰まり、再び盗みを働く。しかし、その罪を見逃し赦してくれた司教の慈悲に触れ、身も心も生まれ変わろうと決意。マドレーヌと名前を変え、工場主として成功を収め、市長の地位に上り詰めたバルジャンだったが、警官のジャベール(ラッセル・クロウ)は彼を執拗に追いかけてくるのだった。そんな中、以前バルジャンの工場で働いていて、娘を養うため極貧生活を送るファンテーヌ(アン・ハサウェイ)と知り合い、バルジャンは彼女の幼い娘コゼットの未来を託される。ところがある日、バルジャン逮捕の知らせを耳にした彼は、法廷で自分の正体を明かし再び追われることになり、ジャベールの追跡をかわしてパリへ逃亡。コゼットに限りない愛を注ぎ、父親として美しい娘に育てあげる。だが、パリの下町で革命を志す学生たちが蜂起する事件が勃発、バルジャンやコゼットも次第に激動の波に呑まれていく。


親愛なるきみへ

2013年01月04日 | アメリカ・イギリス
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息子と鑑賞
ピュアな恋愛ものかなぁって思ったけど
予想外な展開だった

タイトルの親愛なるきみへ(Dear John)は
彼女(サヴァナ)と手紙の交換をするから
米軍特殊部隊の兵士であるジョンは赴任地を明らかにできないし
ネット環境も整ってない戦地を転々とするから
唯一の繋がる手段が手紙なんだよね

だけど
あんまりそこはストーリ的に重要じゃなかった

サヴァナが自閉症に関心があって
将来もそういう仕事がしたいと思ってて
ジョンのお父さんが実は軽い自閉症の症状があって
それがジョンが若い頃に荒れた原因になってるっぽくて
キーワードになるのかなって最初は思ったんだけど

そこも、それほどの展開を見せず

一番切なかったのは
9.11の影響で兵役の延長を願い出た息子を見送りに来たお父さんとのシーン
無口なお父さんと息子は特別なことも話さず
短い時間顔をあわせただけで別れるの
ジョンは彼女のサヴァナとの別れで心いっぱいだからね
そのお父さん見てるだけでちょっと泣けたわね
お父さんとの関係をしっかりと描けてた方が面白かったような気がする

だって二人の恋愛模倣は途中から意外な展開に、、

ラストはどっちともとれる雰囲気で終わったけど
恋愛がそういう方向にいったら
人生を長く経験してきたものからしたらね
これはもう縁がなかった、、、て思いますけどね

でも、なーんな引き込まれて観ちゃったんですよね
飽きずに普通に楽める映画でした



親愛なるきみへ(原題:Dear John) 2011年
監督:ラッセ・ハルストレム
出演:チャニング・テイタム、アマンダ・サイフリッド、ヘンリー・トーマス

米軍特殊部隊の兵士ジョン・タイリー(チャニング・テイタム)は、2週間の休暇で赴任地ドイツから父親(リチャード・ジェンキンス)が暮らすサウスカロライナに帰省する。1人暮らしの父は自閉症だったが、ジョンとは深い絆で結ばれていた。やがて彼は、帰省中の女子大生サヴァナ・カーティス(アマンダ・サイフリッド)と海辺で偶然知り合い、恋に落ちる。南部の裕福な家庭で愛情をたっぷり受けて育った陽気なサヴァナは、自閉症の子供たちのための施設を作るという夢を抱く理想主義者。それに対して、自閉症の父親に育てられたジョンは、タフなスポーツマンのイメージとは裏腹に、対人関係が苦手で心に孤独を抱えていた。住む世界も性格も全く異なるものの、2人はともに、今まで自分の中に欠けていた何かを相手の中に見出し、惹かれあう。愛を育む2人だったが、瞬く間に2週間が過ぎ、ジョンが赴任地に戻る時が訪れる。