きゃらめるぽっぷこーん

きっかけは韓国映画、今は興味の赴くままに観ます。mottoは簡潔に。radiotalkでラジオ配信始めました。

チョンソルリへようこそ

2011年10月29日 | 韓国
チョンソルリへようこそ(原題:만남의 광장)  2007年  
監督:キム・ジョンジン
出演:イム・チャンジョン、パク・チニ、イム・ヒョンシク、イ・ハヌィ、リュ・スンボム、キム・スミ

チョンソルリへようこそ


観終ってみると、なるほど~って映画でした
終盤はドキドキしたし、南北分断の悲しさも、逞しく生きる人たちの姿も伝わってきて
話がすごくまとまっているという感想

でも前半がちょっと退屈だった
村の秘密を守るために代々先生は殺された?なんて、ちょっとおどろおどろしい雰囲気もあったりして、コメディなんだけど、もっとコメディしてくれないと笑えるような笑えないような、、、

南と北の境に位置するチョンソルリの村が、わけもわからないまま南北分断されるところから話が始まるんだけど、中盤でキム・スミが登場するまでは、時間経過さえもよくわかんなかったですからねぇ、、
私のカンが悪いだけ?

地雷を踏んだリュ・スンボムがストーリに絡むのか絡まないのか謎なんだけど
彼は彼単体でなんか可笑しいんですよね
こっちをメインにしてもいいよって思っちゃった(笑)

お祝いの準備は長老キム・スミの喜寿のためだったのね
地下の出会いの広場で宴をする一族の話は、いかにも韓国らしくていいよね

ヨンタン先生が村長と義妹のソンミとの仲を疑うエピソードが長すぎると思うんですよね
若干イライラしたもん(笑)
出会いの広場での交流をもっと見たかった

長老キム・スミがソンミに結婚しろと言い聞かせる場面は笑いました
説得力あるわ~




島で家族と暮らす真面目だがさえないコン・ヨンタン(イム・チャンジョン)は教師になるためにソウルに向かうが、勘違いの末に気が付けば人里離れた村チョンソルリに。森の湖で見た里長の義妹ソンミ(パク・チニ)に心ひかれたヨンタンに里長は「ソンミは上の村に住んでいる」と告げるが、このチョンソルリが韓国最北端の村であることを知ってしまう。そんなある夜、村人が“トンネル”に入っていくのを発見したヨンタン。トンネルの存在を口にした途端動揺する村の人々。存在しないはずの上の村とは?村人が話したがらないトンネルにはどんな秘密が隠されているのか。


ツレがうつになりまして。

2011年10月28日 | 日本
ツレがうつになりまして。  2011年 
監督:佐々部清
出演:宮崎あおい、堺雅人

ツレがうつになりまして。


身近ではないんだけど、でも知り合いがウツになったって話はたくさん聞くんですよね、実際に経験した人とそうなない人では映画に対する感想が全然違うんだろうなぁ
私的にはそんなに泣ける映画ではなかったんだけど、映画館で後ろの方からずーっとすすり泣きが聞こえてくると、ちょっとせつなくなった

奥さんが漫画家ってことで、登場するユーモラスなイラストが可愛くて映画の雰囲気を明るくしてました
実際はもっと辛い話で深刻なんだろうと思うんですよね
ほのぼのとした雰囲気がそれがちょっと物足りない気もしたんだけど
ツレが風呂場で自殺しようとする場面はドキッとしましたね
だってリアルでしょ、あんな低いところでそんなことできるんだって、、

ツレがウツになることで自分が家計を支えなくてはいけないと奮起して
そして夫婦で支えあうところが希望へ繋がる
まわりの人に温かく支えてもらいながらウツと上手につきあっていくことがあえて爽やかに描かれてるのかなぁ
爽やかな終わり方は、現実に今病気と闘ったいる人の希望に繋がって欲しいと思いました




高崎晴子(宮崎あおい)の家族は、夫・幹男(堺雅人)、そしてイグアナのイグ。幹男は仕事をバリバリこなし、毎朝お弁当まで作るスーパーサラリーマンであった。そんな幹男がある朝、真顔で「死にたい」と呟く。病院での診断結果は、うつ病(心因性うつ病)。仕事の激務とストレスが原因らしい。結婚5年目。幹男の変化に気付かなかった晴子は、幹男に謝りながら、「会社を辞めないなら離婚する」と告げる。


気まぐれな唇

2011年10月28日 | 韓国
気まぐれな唇(原題:생활의 발견)  2002年  
監督:ホン・サンス
出演:キム・サンギョン、チュ・サンミ、イェ・ジウォン、キム・ハクソン

気まぐれな唇


そっか、、考えたら私の好きなロードムービー系?
遠景で撮る場面が多くなかったですかねぇ
キム・サンギョンの表情はほとんどわかんなかった
役作りなんだかお腹まわりたっぷりで大きな体だなぁって後姿ばっかし見てたような、、

前半は女性に告白されて戸惑って追われる立場
後半はひと目ぼれの人妻を追う立場
なの?
だからよくわかんない、、、

原題は「生活の発見」なんですよね
でも、私には主人公が旅行しながら女の人ひっかけてるようにしか見えなかった
、、、理解不足でもうしわけない~~~

演劇界ではそれなりに名前を知られた俳優ギョンス(キム・サンギョン)は、知り合いの監督を信じて映画に出演するものの興行的に失敗。約束していた次回作の話もダメになってしまう。やることのなくなったギョンスはソウルを発ち、春川にいる先輩の家に向う。春川では舞踊家でギョンスのファンだという女性ミョンスク(イェ・ジウォン)と出会い、酒に酔った二人は一晩を共にする。ところがミョンスクは先輩が密かに好意を寄せていた女性だった。短い恋を終わらせたギョンスは、故郷である釜山へ向う列車に乗る。そして、車内で大学教授の妻ソニョン(チュ・サンミ)と出会い一目惚れ。今度は慶州の彼女の家を訪れる。


今、このままがいい

2011年10月24日 | 韓国
今、このままがいい(原題:지금,이대로가 좋아요)  2009年  
監督:プ・ジヨン
出演:コン・ヒョジン、シン・ミナ

今、このままがいい

最近気づいたこと、、私はロードムービーが好きみたい
面白かった~♪

性格が正反対、考え方も違う、仲も悪い、父親が違う姉妹の、父親探しの旅☆
そして、父親が見つかったかどうか、、、最後に驚きの展開が待ってます
衝撃の結末は、それはそれとしてとても意味が深いと思うけれど
そこに至る旅の二人の関係の見せ方が面白い

父親の顏を知らずに育った境遇が嫌で家族の誰もを拒否して生きてきた妹と
父親なんて必要ないじゃない言い、母と同じように自分も父親のいない娘を生んだ姉
結果姉の娘も妹のように自分の境遇を恨んでる
そして、それを見守るおば
母が突然亡くなり、妹が父親を訪ねると言いだすところから物語が始まるんだけど

旅の途中紅葉の中、記念写真を撮るシーンは綺麗でしたね~
事故を起こしてまでも二人で大喧嘩
観終ったあと思い返してみると、姉の行動から心情を察っすることもできるんですよね

女5人の関係性と、それぞれの記憶が交差して
二人が喧嘩をしながら旅をする様子が自然に描かれてて
見てて気持ちいい

姉のコン・ヒョジンと妹のシン・ミナ
映画のみならずドラマでも大活躍な好きな女優の二人は
「火山高」以来の共演ね
素敵な女優さんになったわ~
超メジャー級の女優が出演してるけど、作家性のある地味で静かな作品
最高に痺れる大好きなパターンですわ

観終ったあと、監督さんのティーチインを読むとさらに面白さが増します☆

プ・ジヨン監督ティーチイン



ソウルで働く妹ミョンウン(シン・ミナ)と、故郷・済州島で母親から継いだ魚屋を営む姉ミョンジュ(コン・ヒョジン)は異父姉妹。ある日、母が亡くなったという知らせを受けて帰郷したミョンウンは、ミョンジュと一緒に幼いころに家を出た父親を探す旅に出る。性格の違う二人はことごとく対立し、ついには自動車事故を起こしてしまう。


私の恋

2011年10月24日 | 韓国
私の恋(原題:내 사랑)  2007年  
監督:イ・ハン
出演:カム・ウソン、チェ・ガンヒ、オム・テウン、チョン・イル、イ・ヨニ、リュ・スンニョン

私の恋

大好きな映画「永遠の片想い」
そして「青春漫画」のイ・ハン監督の三作目作品
可愛くて夢があってイ・ハン監督らしいんだけど
なんかものすごくふわふわしてメルヘンし過ぎでちょっと落ち着かない

イ・ヨニは可愛くて微笑ましかったですけどね
オム・テウンの世界中でハグする意味がわかるようなわかんないような気がするけど
でも博愛な感じで良かったです

カム・ウソン、チェ・ガンヒのエピソードがメインなんだろうけど
やってることが年齢的にちょっと幼い気がするんですけどね
高校生くらいならまだわかるけど
大人が線路を歩いてはいけません、ましてや花火落書きもいけません(笑)

リュ・スンニョンはなんでここにいるのかチト謎~

それぞれのカップルの話が皆既日食で最後繋がる恋愛群像劇でした


5組の恋人たちの5つの愛の物語。地下鉄運転手のセジン(カム・ウソン)は風変わりなチュウォン(チェ・ガンヒ)を愛しすぎている。片想いの先輩チウ(チョン・イル)をソヒョン(イ・ヨニ)は飲みに誘った。広告代理店勤務のスジョン(イム・ジョンウン)は、コピーライターでシングルファーザーのジュンソク(リュ・スンニョン)に秘かな想いを。ジンマン(オム・テウン)は別れた恋人と再会するため、6年ぶりに帰国する。


一命

2011年10月23日 | 日本
一命  2011年
監督:三池崇史
出演:市川海老蔵、瑛太、満島ひかり、役所広司

一命

堪能いたしました☆

時代劇なのになぜか3Dということで話題
私は映画の3Dは全く興味がなくて、だって3Dってアトラクションよね
アバターで初3Dを経験したけど、そりゃ綺麗でしたよ
空を飛んでる時は本当に自分も空を飛んでる気分になりました
でも字幕を読みつつの3Dだったので目が疲れたことと
あんまり映画の本質には関係ない気がしたので、あれで1回経験したからいいかなぁ

ということで、2Dて観たんですけど、それでも立体感のある綺麗が映像で驚きました
江戸時代の武家屋敷や貧乏長屋に入り込んだ感覚があって、あの映像を見たら、「一命」に関してはちょっと3Dも体験してみたい気持ちありです

映画って映画館で観た方が断然面白いんだけど
別に家でDVDで観てもいいかも~って映画多い気がするんですよね
最近のテレビって大きいし綺麗だし(そういう問題じゃないですけどね)
でも「一命」は絶対スクリーンだなぁ
テレビではあの感じは伝わってこない

切腹という行為が外国の人に正しく伝わるのは難しいと思う
、、という私にだってとうてい理解できることではないですけど、、、
冒頭の瑛太の竹光での切腹シーンは辛くて途中で目を伏せました

いろんなこと示唆した映画ね
日本人の「礼節」や「威厳」に対する精神は武士道から始まっている

今の時代と鏡みたいに同じ
江戸幕府おかかえ藩の武士は一流企業の社員で
会社が倒産して職を失ったり就職難で職がなく結婚すらもできない若者や貧乏浪人
そんななかで「武士道」という精神を貫く人間の悲しさ、美しさですかね
「武士に二言はない」という言葉がやたらと胸に突き刺さりました
最近言葉が軽くなってる気がするから、、

市川海老蔵の娘の婿が瑛太という設定は、年齢的にかなり無理があるんだけど
意外とそんなに気にならなかった
その時代は結婚して子供ができる年齢も今よりはるかに若かったでしょうしね

武家社会における面子を守る井伊家家老、役所広司さすがです

市川海老蔵の所作が綺麗で素晴らしかった
あれはやっぱり演技を超えてますから
ラストの役所広司とのやり取りと、立ち回りの殺気はさすがです
見応えがある映画でした



江戸時代初頭、大名の御家取り潰しが相次ぎ、困窮した浪人たちの間では、裕福な大名屋敷に押しかけて切腹を申し出ると面倒を避けたい屋敷側から金銭を与えられることを利用した「狂言切腹」が流行していた。そんなある日、名門・井伊家の門前に切腹を願い出る1人の侍・津雲半四郎が現れ、井伊家の家老・斉藤勘解由を前に驚くべき真実を語り始める。


僕たちは世界を変えることができない。

2011年10月23日 | 日本
僕たちは世界を変えることができない。  2011年
     But, we wanna build a school in Cambodia.  
監督:深作健太
出演:向井理、松坂桃李、柄本佑、窪田正孝、村川絵梨

僕たちは世界を変えることができない。


原作は、当時医学部の大学生だった葉田甲太さんが書いた体験記
彼は今はお医者さんになっているらしいです

実際にあった物語なので、キッカケも地味で普通
150万円っていう金額もリアリティがあって、だっていまどき大学生が何人か集まってバイトしたら貯められない金額じゃないもんね
かかわった企業がいかにも、あーあそこねーってわかるところも当時のリアルな感じが伝わってきて面白かった

ともかく素直に感動する映画
これであーだこーだといちゃもんをつける人がいたら心が曲がってるわね(笑)

途中でなんだかウルルンっぽい雰囲気になってきて
まるでドキュメンタリー作品風
カンボジアの内戦とポルポト派政権下の残酷な傷痕は衝撃的なんだけど
そういう部分がありながら自然に物語が作られてます

なんてたって、4人の大学生のキャラクタの組み合わせがいいんですよね
今をトキメク向井理くんがあか抜けない大学生がピッタリで笑っちゃった
どー考えてもあり得ない感じで女の子にフラれるシーンは思わず笑いが漏れてました
だって彼はフラれてばかりなんだもん
私は柄本佑の絶妙な台詞に何度か笑いました

日本人ってボランティアを理屈から考えるところがあると思うけど
小さな善意は大きな力になるってこと体で感じることが必要よね
それと、もっと世界に出ていくべきよね
若者だけとは言わない、狭い視野の中で生きてちゃだめだと感じました



バイトしてコンパに行ってベンキョーして……不満はないけど、なんだか物足りない。これが医大に通う2年生・コータこと田中甲太(向井理)の現実だ。そんなある日、コータは郵便局に置かれた海外支援案内のパンフレットを手にする。そこには「あなたの150万の寄付でカンボジアに屋根のある小学校が建ちます」と書かれていた。頭の中で何かが弾けたコータは「カンボジアに小学校を建てよう」と知り合い全員にメールを送信。ところがコータのもとに集まったのはたったの3人。いつもの仲間の芝山(柄本佑)と矢野(窪田正孝)、そして合コンで知り合った本田(松坂桃李)だった。


初恋のアルバム ~人魚姫のいた島~

2011年10月16日 | 韓国
初恋のアルバム ~人魚姫のいた島~(原題:인어공주)  2004年 
監督:パク・フンシク
出演:チョン・ドヨン、パク・ヘイル、コ・ドゥシム

人魚姫


確かに「初恋のアルバム」だし「人魚姫のいた島」だし
邦題に間違いはないんですけどタイトルで損してるってないですかね~
タイトル見ただけで全然見る気がしなかった映画だったんですけど
見ないと損するところでした
いい映画でした☆

「私にも妻がいたらいいのに」「愛してる、マルスンさん」の監督さん
全部大好きな映画です!

なんといってもチョン・ドヨンの魅力満載!!!!
可愛かった~
二役なのに、1人二役なんて全然感じない
違うチョンドヨンが二人いた

ストーリは荒唐無稽なんですよね
父や母の若い頃をこんなふうに知りたいって思ったことあるよね
できれば自分の子供の頃も見てみたい
ありえない展開なんだけど、それが全く不自然じゃないところが凄いよなぁ

人生の辛苦をなめ尽くした果ての母の今の姿が嫌な娘の気持ちに共感しながら
見た目からは理解できない、出会いから今日までの母と父の結びつきが見えるよう
言葉や説明なんていらないのよ、ただ感じます

すべての人の人生が素晴らしく感じられる映画
大好きな映画がまた一つ増えました☆


郵便局に勤めるごく平凡な女の子ナヨン(チョン・ドヨン)には頭の痛いことがあった。それは頑固で口の悪い母ヨンスン(コ・ドゥシム)が、ことあるごとにお人好しの父をなじり夫婦仲がすっかり険悪になっていることだ。そのことが原因でナヨンは優しい彼との結婚にもう一つ踏み切れないでいた。始めは愛し合っていても、やがては自分も両親のような関係になってしまうのではないか…。そんなある日、状況に耐えかねたのか突然父が姿をくらましてしまう。しかし、母は父の所在を訪ねるどころかせいせいしたかの様子で動揺すらしない。仕方なくナヨンは楽しみにしていた海外旅行を取り止め、父の行方を捜しに両親の生まれ故郷の島へ赴くことにする。


1942 奇談

2011年10月14日 | 韓国
1942 奇談(原題:기담)  2007年 
監督:チョン・シク、チョン・ボムシク
出演:チング、イ・ドンギュ、キム・テウ、キム・ボギョン、コ・ジュヨン

奇談


これは好き嫌いが激しく分かれる映画じゃないですかね
つまらんとパッサリ切られるか、私みたいに好き~って人と

大好きなキム・テウが出てるのでずっと観たかったんですよね
日本版が発売されているというのになかなか見つからなかった
見つけたときは嬉しかった~♪

最初は質のいいお化け屋敷に入ったような感覚
怪しげで何が飛び出すのかわかんなくてドキドキしました
夜、一人で部屋の明かりを半分にして見てましたわ
ホラー好きではないんだけど、怖いのは比較的大丈夫なんですよね
でも、あさ子の絶叫や痙攣する顔が超恐かった
後で調べてわかったんだけど、彼女は「九尾狐家族」出てた子役ちゃんなのね
韓国の子役って本当に凄いとしみじみ思います

病院で起きる3部形式の物語
不思議なつながり方で、時間経過もわかりにくいので物語としてしっかり理解できるわけじゃないけど、いいの、お化け屋敷だから(笑)

・氷の下の美しい死体
・母親の婚約相手を愛してしまった娘
・影が映らない女

エピソードタイトルだけでもゾクゾク感満載☆

主役はチングのような、そうでないような、、
キム・テウが登場してからがぜん面白くなりました
派手さはないんだけど、やっぱり彼はいいわ~

日本統治下のアンセン病院の話だから日本的な要素が多いんだけど
韓国映画でこれほど違和感なく日本が描かれるのは珍しい気がします
それがさらに怪しさを増してます

キム・ウンスの日本語の台詞が途中で突然吹き替えになってたのが謎だったんだけど
これは日本語版だけらしいです
彼は日本で映画の勉強してたから日本語がすごく上手なのにね
どうして吹き替えたんでしょね

新感覚ホラー
怖かったけど、観終わった後切なさが残る作品でした



1942年。東京に留学していたエリート脳外科医ドンウォン(キム・テウ)は、妻のイニョン(キム・ボギョン)を連れて京城(ソウル)の安生病院に赴任してくる。そこには、病院院長の娘と婚約している医大実習生パク・チョンナム(チン・グ)や、足の不自由な天才医師イ・スイン(イ・ドンギュ)ら、各々の事情を抱えた人々がいた。そんな中、病院に自殺した女子高生の遺体が運ばれてくる。


失踪

2011年10月13日 | 韓国
失踪(原題:실종)  2009年  
監督:キム・ソンホン
出演:ムン・ソングン、チュ・ジャヒョン、チョン・セホン

失踪


怖いよ~
翌年の2010年は韓国ではホラー系映画が目白押しだったけど
話題の「悪魔を見た」より、こっちの方が強烈だと思う
地味だからわかんないのかなぁ
やってることが全くもって凄すぎる
リアルに映像でみせないからグロテスクな印象は少ないかもしれないけど
ちょっと想像すれば、、いや、想像するのは勘弁して~~
途中で観るのやめようかと思いました

だって今の世の中、現実に起きていることは映画より悲惨なことあるから
本当にこんなこと起きてそうで気分悪くなりそうでした

殺人鬼のムン・ソングンが怖い
普通の人だからなおさら怖い
あらすじの展開も自然で良かった
いや、、妹がいたぶられる時間がちょっと長かったかな
正直辛かった、違う系統の映画(笑)観てるのかと思いましたわ
女性はこの映画観たくないよね(って言いながら観たけど、、)

もしかして、これは無防備な若いお譲さんは気をつける様にっていう
啓蒙映画?(笑)
それはちょっと違うと思いますが

殺人鬼か姉か、どっちかにもっと焦点を当てて
存在感のある俳優が演じて注目度が高かったら
すごい作品になってたりして、、



何日間も便りがない妹の連絡を待っていた姉ヒョンジョン(チュ・ジャヒョン)は、妹の携帯電話の位置を追跡してある田舎の村にいるということを確認する。ヒョンジョンは近くの派出所に妹の失踪を知らせ捜査を依頼するが証拠不充分で拒否され、単独で村のあちこちを尋ね消えた妹の行方を探し始める。


愛なんていらない

2011年10月13日 | 韓国
愛なんていらない(原題:사랑따윈 필요없어)  2006年  
監督:イ・チョラ
出演:キム・ジュヒョク、ムン・グニョン

愛なんていらない


ほとんどテレビドラマ
ストーリ展開だけで見せてるけど、心情が全く伝わってこない
映画にするには薄っぺらじゃないですかねぇ

ストーリは、、、、突っ込みどころが多すぎて書けましぇん

チングが出てたのが嬉しかったですけどね
女物の傘で登場した金を要求する怪しげなアジョシが日本の俳優のような雰囲気でちょい気になりました

キム・ジュヒョクもムン・グニョンも好きな俳優なので
とりあえずは楽しんで見ました




ホストクラブ<アドニス>のNo.1ホスト、ジュリアン(キム・ジュヒョク)とって女はおもちゃより簡単な遊戯の相手。彼に深くのめり込んだ顧客の自殺事件に関わりあったジュリアンは監獄から出てまた派手な人生を夢見るが、彼を待っていたのはホストクラブ追放という残酷な知らせと28億7千万ウォンの借金だった。金を得るためなら殺人でもするカンス(イ・ギヨン) が、たった30日間で借金を返すようジュリアンを脅してきた。その頃、父を失い天涯孤独になった相続人リュ・ミン(ムン・グニョン)が、幼い頃に生き別れになってしまった兄を探しているという電話がかかって来る。


風のファイター

2011年10月13日 | 韓国
風のファイター(原題:바람의 파이터 )  2004年  
監督:ヤン・ユノ
出演:ヤン・ドングン、チョン・テウ、平山あや、加藤雅也

風のファイター


極真空手という独創的な武術で日本武術界を制覇した大山倍達の話

実在の人物だし劇画タッチの武闘映画かと思ったけど
振袖姿の平山あやが登場して、何で街を振袖でウロウロしてるの?(あ、芸者?)
突然ストーリーに絡む加藤雅也も不思議すぎて、、
ストーリーも台詞も謎すぎておちつかんなぁ(笑)
そう思ってたら修行が始まっちゃった
前半はそんな感じ
ちんぷんかんふんで何見てるのかわかんなかった
後半やっと落ち着いて見られたけど

でも韓国の人はこうやって戦後を生きてきたんだなぁって
チョン・テウ見てて思った、ぱっちんこーぱっちんこーって
そういう臨場感はあった

ヤン・ドングンの日本語の台詞はなかなか自然でよかったです
「受取人不明」でも彼は誰?って思ったけど
この映画でもこの人は誰?っと思わせる雰囲気
不思議な存在感のある俳優です

ハレンチ学園の児島美ゆきを久々見ました
アジョシでマンソクの弟役でいい味だしてたキム・ソンオがチラッと日本兵で登場してちょっと得した気分(笑)



日本併合時代の朝鮮半島に生まれたチェ・ペダル(崔倍達、최배달)はテッキョンを学び育った。やがてパイロットになる為に日本へ密入国する。しかし終戦を迎えた混乱の日本でその夢も破れ、周囲からの差別と、自分自身の無力さに絶望する。行方不明だった師匠ボムスと再会したペダルは、自分の目指す本来の姿を取り戻そうと武術修行を再開するが、更なる悲劇と試練を迎える。最強の空手を完成させる為、大山倍達(おおやま・ますたつ)と名乗り、武者修行の旅に出る。


ベストセラー

2011年10月11日 | 韓国
ベストセラー(原題:베스트셀러)  2010年  
監督:イ・ジョンホ
出演:オム・ジョンファ、リュ・スンニョン

ベストセラー


前半ホラー、後半ミステリー
テーマが違うから2部構成みたいだった

中盤で、あーーそうだったんだ!ってちょっと驚いて面白かった
驚いたけどまぁそれはよくあるパターンよね(箪笥とか、、)
でもあまりにもオム・ジョンファが追いつめられていくから
そっか、これは盗作のトラウマから精神パニックになる主人公の話なんだって思って
さらに子供や旦那との関係が絡んで面白くなりそうだって思ったんですよね

そしたら、どんどん話がややこしくなってきて
正直見えない展開に混乱しました
聞き逃し見逃しがあってはいけないと必死で見ちゃった

そしたら後半は普通のサスペンスホラー
えーっ!本当に普通
しかも村人たちだんだんゾンビっぽく見えてくるし
長いし(笑)

ベストセラー作家は作品を作り出すまでにこんなにもヒステリックに身を削って書くんだと思いながら観てた前半の雰囲気で最後まで行ってほしかったなぁ
それこそ「ベストセラー」ってタイトルにピッタリなんだけど

オム・ジョンファの目の周り隈だらけの演技は見応えありました
夫役のリュ・スンニョンは狂気じみた役も凄いけど、普通の旦那さん役だったのがなかなかツボでした
でも、もうちょっとリュ・スンニョンを活躍させた方が面白いんじゃ~



ペク・ヒス(オム・ジョンファ)は10年に渡って韓国最高のベストセラー作家として君臨してきた。しかし、新作小説が盗作の疑惑を受け一瞬にして作家としての名声を失い、2年間創作できなくなってしまう。ヒスは娘ヨニを連れて田舎にある人里離れた別荘へ向かう。その家の2階の隅には堅く閉ざされた不気味な部屋があり、家全体に奇妙な音が響いたり、背筋が凍るような雰囲気を持っていた。その家にやってきてから、ヨニが奇妙な言動を繰り返すようになる。創作に渇望していたヒスはヨニの口から出てくる奇妙な物語を小説として書き上げる。しかしその話も10年前に発表された小説と内容が同じであることがわかり、ヒスは再び盗作の疑いをかけられる。ヒスは疑いを晴らすために別荘のある村を再び訪れる。しかしそこには村人を巻き込んだ恐ろしい事件が隠されていた。

青の炎

2011年10月07日 | 日本
青の炎  2003年  ☆☆☆☆☆
監督:蜷川幸雄
出演:二宮和也、松浦亜弥

青の炎


原作は貴志祐介の小説
ニノの映画ということで期待して観たけど遥かに期待を上回る演技力でした
良かった
ちょっと前の映画だけど観る価値ありだと思う

17才の少年の脆さ危さが身につまされて辛かった
これは完全に母親目線だわ
最後はそうならないでくれーって祈ったけど
そうなっちゃいました

ニノのドキッとするような表情あった
水槽であややと見つめあうシーン
あれはちょっとやられちゃいます
あの年代の男の子にしか出せない色よね
いい時にいい映画撮ってもらったなぁ、、

あややはあくまであややで
もうちょっと違う人の方が私としては嬉しかったけど、、

小説を読んでみてもいいと思った
原作とイメージ変わらない気がします



17歳、高校生の秀一(二宮和也)には、殺したい男がいた。10日前から家に居座り、母・友子と妹・遥香との平和な暮らしを乱す元継父の曾根(山本寛斎)だ。警察や法律が自分たち家族を守ってくれないと悟った秀一は、自らの手で曾根を殺す決意を固める。インターネットの裏サイトや医学書を調べて完全犯罪のシナリオを練った秀一は計画を実行する。


BIG BANG!~撃ちまくれ~

2011年10月07日 | 韓国
BIG BANG!~撃ちまくれ~(原題:쏜다)  2007年  
監督:パク・チョンウ
出演:カム・ウソン、キム・スロ、カン・ソンジン

BIG BANG!~撃ちまくれ~


原題が『撃つ』
邦題も『撃ちまくれ』
予告編見てもあらすじ読んでも、破れかぶれなハッチャけたイメージ
確かに本編もドタバタアクションコメディーな雰囲気はあるんだけど
破れかぶれな状況になればなるほど
スッキリしなくて、逆にストレスがたまるのはなぜなんでしょ

そんな予感が的中して、結末は想像以上に悲しい状況でおわりました
ほれ、、やっぱりドタバタアクション映画じゃなくて
シリアスな映画だったんじゃん、、って内心思ったもん

映画のイメージと受ける印象のチグハグさが居心地悪かったんだわ
ラストになってやっと納得
キムスロがこんな世の中嫌だったって呟いたラスト10分間だけちょっと感動しました

主人公は2人のようだけど実は3人よね

ちょっとスリムになって若返ったカン・ソンジン
いつも何かに苛立ってる警察官で問答無用な横暴な態度が苛々してなかなか良かったわ
カム・ウソンが暴れるたびに刑の予想をするキム・スロも面白かった

カム・ウソンのキャラが一番苛ついた
自分で正当化してるけどあなたはやっぱり世の中から浮いてます
そんなこと感じる私も汚れてるのか
その年齢で父親の教えから逃れられないのは韓国男性の常?

世の中に憤懣やるかたない怒りを持つ3人の主人公の話
あんなラストを迎えるならもっと激しく撃ちまくってもよかったかも~




誰よりも真面目に生きてきたパク・マンス(カム・ウソン)。ある日突然妻から「真面目過ぎて刺激がないから離婚する」と宣言され、職場では上司の不正に融通を利かさなかった為「リストラ」の対象に。父親の言いつけ通りに真面目に生きてきた人生を後悔するマンスは生まれて初めて立小便をしてしまうが、何とそこは派出所の垣根。マンスはそのまま現行犯で逮捕される。一方、ヤン・チョルゴン(キム・スロ)は、病気の母の入院費を稼ぐために罪を犯し、ほとぼりを覚ます為に軽い罪を犯しては刑務所に入るという生活を送っていた。今回も、無銭飲食を犯して自ら派出所へ。生まれて初めて派出所に捕えられたマンスと刑務所に入りたいチョルゴンは強行班から左遷されて、機嫌が悪いマ・ドンチョル刑事の執拗な取調べを受ける。家に帰りたい一心のマンスは移送されるパトカー内で暴れ、とっさにドンチョル刑事の銃を奪取して手錠につながれたチョルゴンと一緒に脱走してしまう。