キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草で
関東以西に分布し、山地のブナ林等落葉広葉樹林の
林床に生え、石灰岩地域に多く見られる
セツブンソウは地下から数本の茎を伸ばし
不揃いに分裂した苞葉を付け
花茎の先に2cm位の白い花を付けるが
花弁に見えるのは萼片で、花弁自体は退化して
黄色の蜜槽となり、多数の雄しべと共に雌しべの周りに並んでいる
この花を観に、今年も3月中旬に自生地を訪れたが
その時には「セツブンソウ祭り」が行われていて
餅つき大会や写真展、大学教授による
山野草についての講演等が行われていて
多くの人達がセツブンソウを観に自生地を訪れていた
しかし自生地は前日に降った雪で、白く覆われていたが
午後になると太陽の陽で、積もっていた雪も溶け出し
雪の隙間や、日当たりの良い場所では
スプリング・エフェメラル(春の妖精)と言われる
セツブンソウが顔を出し、何とか対面する事が出来た
セツブンソウの可憐な花は、愛好家の間では人気が高く
心無い人による乱獲や自生地の自然環境破壊等によって
現在では絶滅が心配され、希少植物に指定されているので
あえて自生地の場所を特定出来ない様に明記してありません
ご理解とご了承の程、よろしくお願い致しますcenter>
セツブンソウ祭りの様子を期間限定のデジブックで作成しました。
お時間がございましたら、ご覧下さい(4月20日削除予定)
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