「お中元」と「お歳暮」が有って、「日頃お世話になっている人に感謝の気持ちを込めて
贈り物をする」という意味合いでは、「お中元」と「お歳暮」は同じなのですが
「お中元」は、お世話になった人に日頃の感謝を込めて贈る夏のご挨拶で
中元とは、元々は道教の習俗の1つで、旧暦7月15日の事で
この日に行われていた祭りに仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」が混ざって
祖先の霊を供養する日とされる様に成り、江戸時代以降は「盆」の礼として
親類やお世話に成った人に贈り物をする習慣へと発展して、現在の様な形に成り
もう一方の「お歳暮」は、日頃お世話に成っている方々に対しての
1年の締め括りにお礼の気持ちとして贈るもので、この起源は江戸時代迄さ遡り
毎年2回の盆と暮れの時期に、長屋の大家さんや取引先に対して「日頃お世話になっています
これからも宜しくお願いします」と云う意味を込めて、店子や商人が贈り物を持参したのが
始まりの1つと云われていて、これが商習慣と結び付いて現在の様な形に成ったと
云われていますが、昨日のお昼前に四国在住の爺やの友人からきつねうどんや
焼うどん、カレーうどん、ぶっかけうどん、天ぷらうどん等袋に入った
多くの種類の本場・讃岐うどんが入った大きな段ボール箱が贈られて来ましたので
お中元の品を仏壇の前にお供えをした後に、早速友人に電話を入れて
お礼の気持ちを伝えたりお互いの近況報告等をしましたが、爺やんちでは
お中元の依頼を今度の日曜日にする予定なので、友人の好物を贈る心算です
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