![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/a8/21f742d5b5164fa7618a6f5b7d68ec58.jpg)
高い木の枝先に深紅色の小さな花が、青空の下で沢山咲いているのに気が付き
何の花なのかと思い、木に取り付けてある銘板を見たら「ハナノキ」と書いてあった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/55/64/73a2da5984aab3397ef4ab7c6d2577aa.jpg)
通常の「カエデ」とは異なり「サクラ」と同様に、新葉が出る前に赤い花を枝の先に付け
その花自体は小さいけれども、木全体が赤く燃え上がる程に沢山咲く事から
「ハナノキ」の名前が付けられたという説も有ると云われている
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3c/f0/0672af9a6997eb4f455ad4b991a0f7d9.jpg)
その化石が世界各地で出土していて、新第3紀には
北半球に広く分布していたと推測されているが
ほとんどの地域で絶滅し、現在では日本産の「ハナノキ」と北アメリカ東海岸産の
「アメリカハナノキ」の2種類が生き残っているだけと書いてあった
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/36/cd/6b8a00d00421971aff85987572819788.jpg)
低山地の沢沿いの湿地や窪地で、絶えず水が湧き出る様な
ごく限られた特殊な環境でしか生育しない樹木なので
環境省の「レッドデータブック」には、絶滅の危険が増大している種として
「絶滅危惧種2類(VU)」として登録されている希少種であるとも書いてあり
この非常に珍しい花を、今回爺やは幸運にも偶然目にする事が出来た
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