捩花は ねじれて咲いて 素直なり 青柳 志解樹
捩花の もののはずみの ねぢれかな 宮津 昭彦

夏の季語で上記の様に、俳句にも読まれています
「ネジバナ」は、ラン科ネジバナ属の多年草であり
日本を含む東アジア地域に広く分布し
主に日当たりのよい平地に自生し
公園の芝生や緑地帯、道路脇等
人間の生活する身近な環境の場所でも
よく見られ、日本では最もありふれた
ラン科の植物のひとつと云われ
群生状態で自生している事が多く
初夏の季節に成ると花茎を長く伸ばして
5㎜位の小さな花が、らせん階段を上る様に
ネジレながら次々と咲いていく姿がユニークで
その捩れる様に咲く様子から「ネジバナ」の
名前が付けられたと云われ、別名では
「モジズリ」や「ネジリバナ」、「ヨジリンボウ」と呼ばれ
花は5㎜位で、ラン科の中では最も小さな花と云われ
「ネジバナ」には、右巻きと左巻きが有って
その捩れ方には強弱が有って、色々な姿が見られ
そして、花色は桃色と白のツートンカラーのものが
一般的で、明るい桃色とらせん状の独特の花姿が
よく目立ちますが、花色には他に白い花や
淡緑色の花を咲かせるものも有ると云われていて
爺やは、桃色以外の花をまだ見た事が無くて
・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像9枚)・・・
6月末に成った時に、今年もソロソロ咲いているのではないかと気に成り
県立美術館庭先の芝生へ様子を見に行きましたが、今年は他の雑草が多く生えていて
目的の「ネジバナ」は、自生している株数が昨年に比べて少なくて
花色も桃色の強弱が有る花だけで、白い花や淡緑色の花は咲いていませんでした
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます