花咲爺やの気まぐれ通信

日々の出来事等を き・ま・ぐ・れ・に発信

以前から一度見たいと思っていた「ナンバンギセル」を、本日初めて見る事が出来て・・・

2021年09月04日 | 山野草の仲間

・・・画像のアニメは、「Giam」を使って作成しました。(画像4枚)・・・


万葉集では「思草(おもいぐさ)」の名前で登場し、古くから日本で親しまれている
「ナンバンギセル」は他の植物の根に寄生して、そこから養分を取りながら生育する
ハマウツボ科の寄生植物で、主に寄生するのは「ススキ」や「サトウキビ」
「ミョウガ」、「ギボウシ」等のイネ科やカヤツリグサ科の単子葉植物であると云われ
花が咲く迄は姿が殆んど見えないので、夏から秋の開花時期に成ると
ある日突然生えてきた様に思われがちですが、生育期に茎は地際から地中に有って
鱗片状の葉を付けて寄生主の養分を吸い取って生長し、開花期になると
そこから花柄をニョッキリと伸ばして地上に姿を見せて、花柄の先端には
ふっくらと膨らんだ萼が付いていて、そこから淡い紅紫色の花を一輪
俯きかげんに咲かせ、花は筒状の形で先端が5つに浅く切れ込んでいるので
その姿を、昔には南蛮人と言われていたポルトガル人やスペイン人の
船員達が咥えていたマドロスパイプに見立てて、「ナンバンギセル」の
名前が付けられたと云われており「ナンバンギセル」は「ススキ」等の根に寄生し
自分単独では生きられない寄生植物なので、これだけを採取してきて鉢植えにしても
上手く育てる事が出来ないので、2012年の2月下旬に四国在住の爺やの50年来の友人から
「ナンバンキセル」の種(微粉状)と寄生主となる「八丈ススキ」を一緒に送って貰い
3月に成ってから「ナンバンキセル」の種を、鉢植えした「八丈ススキ」の根元に散布し
初めて育てましたが、残念ながら「ナンバンキセル」は上手く育たず失敗をしてしまい
その後も友人から「ナンバンキセル」の種と寄生主の「カヤ」や「ススキ」等を
3回送ってもらって生育に挑戦しましたが、爺やは見事に失敗してしまい
爺やは「ナンバンギセル」の姿を、もう見る事が出来ないと思っていたら
数日前にPC勉強会サークルの友人から、自宅近くに在る山麓の「ススキ」の中で
「ナンバンギセル」の花が咲いているのに気付き、案内するので見に来ませんか
とのメールを頂き
爺やはまだ実物を見た事が無くて、一度は見たいと思っていましたので
早速電話を入れて待ち合わせ時間と場所を打ち合わせ、本日のお昼前に友人と合流し
友人の案内で、ようやく念願だった「ナンバンギセル」の花を見る事が出来て
友人にお礼を言って満足して帰り、今回場所が分かったので来年の花の咲く頃には
数回訪れて、「ナンバンギセル」の花を眺めたいと今から計画しています


・・・「ナンバンキセル」の記述に付きましては、「wikipedi」様のHPを参考にさせて頂きました。・・・



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