
斜面や谷等に生育している「ヤマシャクヤク」はボタン科の多年草で
発芽してから開花する迄に、5年以上の年月がかかると言われ
春になると花姿はシャクヤクに似ているが、それよりも小さくて
径5cm位の純白色の花を上向きに、一つの茎から一つの花を付け
花弁は5~7枚あって、開ききる事は無く半開きの状態で留まり
この花は数日経過すると散ってしまう短日花でも有る
このヤマシャクヤクの純白の花が、先日訪れた山里の
林縁の木陰で沢山の花が、ひっそりと咲いているのを見つけ
花弁の先端の開口部から、雄しべや雌しべを覗き見る事が出来た
またヤマシャクヤクには紅色の花が咲く
「ベニバナヤマシャクヤク」も有ると聞いているが
残念ながら、爺やはその実物を見た事が無い


山野草愛好家に好まれている植物の一つで
心無い人の盗掘や自然環境の破壊等により
最近では自生地が減少し、その姿を見る事が段々少なくなり
現時点では、絶滅の危険度は少ないが
生息条件の変化に依っては「絶滅危惧」に移行する
可能性の有る種、及び存続基盤が脆弱な種として
環境省のレッドデータブックでは
「準絶滅危惧(NT)」に指定されている
名前の由来は、葉の形や蕾等がシャクヤクに似ていて
山に自生している事から「ヤマシャクヤク」と付けられたらしい
久し振りにコメントさせて戴きます。
ヤマシャクヤクというのですか。初めて
見る花だと思いますが、もしかしたら環境楽園
の林の中で撮った芍薬と思っている花と同じ
かもしれません。
葉の形や蕾などが芍薬に似ているだけで芍薬
ではないのですね。
初めて知りました。
花咲爺やさんは物知りですから助かります。
またお邪魔します。
今晩は、ご無沙汰しています。
4月末から、エブリディ・サンデイの生活に
なられたと、Kさんから聞いていますが
撮影三昧の毎日を過されていますか?
お察しの通り、環境楽園で写したもので
近くに「ヤマシャクヤク」の名札が
立っていましたので、間違い無いと
思っていますが、正直な所初めて見る花だったので「?」マークが付いています。