奥の細道・松尾芭蕉
薪売りの美しい娘・西施を連想させる事から、なんともいえず風情があって美しい」と
江戸時代の俳人・松尾 芭蕉が秋田県の象潟で、「合歓の木」の花を見て詠んだものと云われ
今年も梅雨の季節を迎えて、「合歓の木」の花が咲き始めていると聞いていましたので・・・

日本列島に向かって北上をしている為に、爺やが住んでいる地方では
昨夜から雨が降り始め、時々雨が強く降る時も有って荒れた天候と成りましたが
本日のお昼前には、雨が一時的に止む時が30分程有りましたので
近くの公園へ「合歓の木」の花を見に行くと、雨に濡れながら花が咲いていました
マメ科の落葉高木である「合歓の木」は、川沿いの日当たりの良い場所に多く自生し
高さは6~9m位で、葉は2回羽状複葉をした長さ20~30cm程で柄があり
7~9対の羽片が対生し、小葉は長さ0.5~1.5cm位の広披針形で各々の羽片に
36~58個程付いていて、「オジギソウ」の葉は触るとシューッと閉じてしまいますが
「合歓の木」の葉は触っただけでは閉じ無くて 、葉は就眠運動に依って
夜に成ると向かい合った小葉が合わさる様に自分で閉じ、それがまるで眠る様なので
最初は「眠りの木」の名前が付けられていましたが、その後「ねむの木」へと
次第に変化して行って、現在の「合歓の木」の名前に成ったと云われていて
「合歓の木」の花に近づいて見てみると、まるで花火の様に綺麗に見え
1つの花に見える箇所には、10個~20個程の花が集まったものと云われ
ピンク色の部分は雄シベで、1つの花には30本程の雄シベが有って
その先端は黄色に成っていて、花弁は小さく白っぽくて根元の方に有り
そこから30本位の雄シベが出て、花の様に成っていると云われています
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