あさがおはいとしや
ちぎれた葉疲れた枝に支えられ
力を絞り十月の朝咲く
あさがおはかなしや
小さなつぼみ冷える夜耐えて
朝の陽もとめ天を仰ぐ
あさがおは空より青く
忘れられぬ灼熱を語り
名月にひそかに歌う
まだ残る大きな花びら
色褪めた小さな花の背
つどう庭 季節の宴
あさがおのいのち尊し
まだ咲きたいとうごめく
つぼみたちに 射しくる朝の陽
ちぎれた葉疲れた枝に支えられ
力を絞り十月の朝咲く
あさがおはかなしや
小さなつぼみ冷える夜耐えて
朝の陽もとめ天を仰ぐ
あさがおは空より青く
忘れられぬ灼熱を語り
名月にひそかに歌う
まだ残る大きな花びら
色褪めた小さな花の背
つどう庭 季節の宴
あさがおのいのち尊し
まだ咲きたいとうごめく
つぼみたちに 射しくる朝の陽