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「飛べないカラス」と題された朝晴れエッセイを読んで・・・

2020年09月22日 | いのち

涙する それは・・・

左側の羽がなく、飛べず、足元もおぼつかない状態で

フェンスに囲まれた都会の畑で

懸命に生きている一羽のカラス

近所の人、通行人からは畑にパンやおにぎりを入れられ

畑の地主さんはバケツに入った水、ビニール傘が用意された

2羽の親ガラス?も様子を見守っており

猫が入って来たら追い払っていた 

⇔(近所の空き地で)

フェンス越しにカラスに話しかける人・・・・

この場所で近所同士の井戸会議にもなり

都会では珍しい交流の場となった。

 

カラスは「か―君」と呼ぶと

「か~」と返事をしていた

 

朝から猛暑日、いつものように

「がんばれ」と声をかけると

「か~」と鳴いた。

それが最後の声と姿だった。

 

その後、35℃という暑さに耐えきれず

炎天下で倒れ死んだ。

 

優しい地主さんが畑の隅に墓をつくり

花が供えられた。

 

畑の上の電線には親ガラスと

きょうだいガラスなのか4羽が

墓を見守っていた。

この2ケ月間、生きることの大切さ

人の優しさを感じた。

このエッセイを読み終えて・・

一筋、二筋の涙が頬を伝う

生まれながらに羽が無かったために

生きられなかった「かー君」

でも、一生懸命に生きようとした

その姿・・

儚いいのちが尽きる

その時まで手をさしのべ

応援 励まし続けた人々・・

 

作者の方と同様

生きることの大切さを

一羽のカラスは教えてくれました!

カー君の冥福を祈ります(合掌)

 

 

    ☝ 近所の空き地にて