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光は極東の日本から

2009年01月24日 | サーカーの予言

ラビ・バトラの6年半前の著書「サーカーの予言」をずっと紹介しておりましたが、著者の今年1月の最新書「断末魔の資本主義」を手に入れました。
サブタイトルは、「崩壊から黎明へ光は極東の日本から」というもので、日本人としては、大変興味をそそられますよね。

「サーカーの予言」でも、日本人は大変スピリチュアルな民族であることを、ラビ・バトラは認めています。
無宗教者が多いといわれる日本人ですが、初日の出や富士山を見れば、反射的に手を合わせたり、日々の暮らしの中で初もうでやお墓参りなどが当たり前のように根付いている民族です。
そして、自然や神仏に対して、あいまいながらも確固とした謙虚さをずっと持ち続けている日本人の緩やかなスタンスは、私も嫌いではありません。
(むしろ、教義に縛られて、違いを認めようとしない各宗教団体のほうがずっと違和感があります。)
日本人がスピリチュアルな民族であるというのは、バトラのいう通りだと思います。

また戦後の日本の終身雇用や年功序列制度を含めた修正資本主義をとても評価しているのです。
確かにある時期の日本においては、会社と労働者の関係はとてもよくて、社員同士がまるで一つの大きな家族みたいでした。

「サーカーの予言」では、師サーカーの「予言」という言葉を使っていました。しかし、本書では、予言ではなく、「予測」であり(何より、バトラ自身が経済学者ですので)、瞑想を行っている中で得た「神の啓示」ともいっています。
下記に示した2008年に行った10の予測のうち、5までが当たっています。6からは、今年以降のことですから、まだわかりません。

予測1 原油価格は100ドルを超えて高騰し続ける
予測2 「サブプライムローン危機」は再三爆発する
予測3 2008年大統領選は民主党の勝利
予測4 アメリカの大企業の破たんが続発する
予測5 日本の好況は2008年半ばか末まで
予測6 2009年にイランが新たな中東の火種となる
予測7 アメリカの資本主義は数年内に終焉する
予測8 2009年後半から、2010年前半に世界的な重大危機
予測9 中国にも2010年に危機到来
予測10 日本で新たな経済システムの胎動が起こる


大変な時代を通り越して、予測10に希望が見えています。
バトラが戦後の日本の修正資本主義を評価していることを鑑みますと、小沢民主党の言っている、終身雇用や年功序列制度など、労働者のセーフティネットの復活もあるかもしれませんね。



私個人としては、やはり、完全無農薬で栽培種のリンゴを作った木村秋則さんのような発想が、今後のキーワードになると思っています。

奇跡のリンゴ」の本のカバーに木村さんの素敵な言葉が載っています。

「リンゴの木は、リンゴの木だけで
 生きているわけではない。
 周りの自然の中で
 生かされている生き物なわけだ。
 人間もそうなんだよ。
 人間もそのことを忘れてしまって
 自分ひとりで生きていると思っている」


どんな仕事を選ぶにしろ、どんなライフスタイルを選択するにしろ、私たちは自然に生かされているのだということを忘れてはならない・・・・それが「スピリチュアルな進歩」を伴うことではないかと思うのです。
また、自然と共存したリンゴの木は、土の中で根っこを思い切り、はれるんです。
人間も根っこがある人、根っこがある生き方、根っこがある会社、見ているとなんとなくわかります。
うわべだけ取り繕っても、根っこがちゃんと張れないと弱くなってしまうのは、リンゴも人も同じではないでしょうか。

参考サイト 奇跡の自然栽培リンゴの木村秋則さん


泡瀬干潟を守る連絡会ホームページ
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2 コメント

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自滅行為 (大ちゃん)
2009-01-26 13:09:46
こんにちは。

>「リンゴの木は、リンゴの木だけで
 生きているわけではない。
 周りの自然の中で
 生かされている生き物なわけだ。
 人間もそうなんだよ。
 人間もそのことを忘れてしまって
 自分ひとりで生きていると思っている」

オルテガ・イ・ガセットという人の
「私は、私と私の環境である」
という言葉に出会いました。
お~、これって金木犀さんが紹介してくれた木村さんの言葉とまったく同じだ、と思わず心で手をたたいてしまいました。
私の自然環境や文化環境を破壊するということは、結局は、私を破壊する、自滅行為なんですね。
返信する
Unknown (金木犀)
2009-01-26 16:27:43
大ちゃん、こんにちは。
いつもありがとうございます。

>私は、私と私の環境である

オルテガ・イ・ガセットさんの言葉ですか。
良い言葉を教えてくださってありがとうございます。
まさに、木村秋則さんの到達した境地ですね。
偶然新しい記事にも書いてしまったのですが、
私たちは、ひとりひとりが何かと切り離された存在ではなくて、実はつながった一つのものなんだって思うんです。物質的にも意識の面でも。
誰かを傷つければ、自分を傷つけたのと同じこと。
自然を壊せば、自分を壊したのと同じこと。

>私の自然環境や文化環境を破壊するということは、結局は、私を破壊する、自滅行為なんですね。

まったく大ちゃんのおっしゃる通りだと思います。
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