虹色オリハルコン

命にエネルギーを与えるパワーの力

命からエネルギーを奪うフォースの力

どちらを選ぶかは自分次第

サーカーの予言再びあるいは、がんばれ菅さん

2011年04月25日 | サーカーの予言
2008年秋、アメリカ発のあのリーマンショックが起こり、世界経済は混乱に陥りました。
その時に、本棚にあった「サーカーの予言」の本を開いたのですが、2005年と2008年の時代の差こそあれ、これって今起こってることだよね・・と思ったものです。

今一度、2002年に発行された「サーカーの予言」を読み直すと、びっくりするようなことを、私は見過ごしていました。
「サーカーの予言」とは、人々がスピリチュアルな進化を伴った、富の格差のない平等で安定した新しい経済の仕組み「プラウト」が日本から起こるぞ、というある意味、希望の書なのですが、その前に大混乱が起こると書かれているのです。
私は、この混乱は、「日本の国家財政は破たんする」という一節から、リーマンショックに代表される経済の混乱とばかり思い込んで読み進んでいましたが、小さく書かれた言葉を、すっかり見過ごしていたのです。
それは・・・



(日本で)
人心を震撼させるような
何か大きな出来事が起こる
核兵器の炸裂か、大地震か・・・・




サーカーは、このようなビジョンが繰り返し、瞑想中に浮かび上がってきたというのです。
そしてこれらが、世の中を激動させ、「天・地・人」大崩落へとつながるのです。
つまり、きっかけは、リーマンショックではなくて、日本人の心を震撼させるような大きな出来事、天変地異か、核の脅威のようなものだった、ということです。

時は2005年。この2005年という予言は、1945年、国土に2度も原爆を落とされた日本の敗戦が第一の悲惨な出来事なら、その60年後の日本で、さらに第2の悲惨な出来事が起こる、という意味でした。

60年というサイクルは、十干十二支が一巡する還暦の60歳と同じ。
アメリカにとって、悲惨な出来事である真珠湾攻撃と、その次の悲惨な出来事、9,11ニューヨーク同時多発攻撃の間がちょうど60年です。
わかりませんが、なにか意味があるのでしょうか。

しかし、日本では、2005年には、何も起こりませんでした。
でも、2005年から6年後の、真珠湾攻撃から66年後の2011年。今更書くまでもないですが、M9という巨大地震、大津波の大きな悲惨な場面、核兵器は炸裂しなかったけれど、原発事故で、地元住民避難という悲惨な状況に陥っています。





こんなこと、起こってほしくなかった…でも、起こらなかったら、たとえ言葉ではいいことを言っていても、引き続き、経済最優先の社会で誰もブレーキをかけられずに、人々の欲望はさらにエスカレートし、際限なくエネルギーを使い、飽食を止められず、環境を破壊し続けていたんじゃないか、とも思うのです。
そう、3月10日までは、現代生活を維持するために原発は必要なもの・・・と政府も役人も学者も大方の国民も、思っていた(あるいは、思いこまされていた)のではないでしょうか。

サーカーは言います。

宇宙はもともと、
正と負のバランスのとれた波動により
成り立っている

快適さをもたらすいかなる物質的な変化も
苦痛をもたらす変化と均衡することになる


快適さと苦痛は均衡しているってところ・・・

ACで有名になった金子みすゞの詩の一節を、ふと思い出しました。

  朝焼け小焼けだ大漁だ。
  おおばいわしの大漁だ。
  浜は祭りのようだけど 
  海の中では何万の 
  魚のとむらいするだろう。



この詩は、喜びと悲しみは同時に生じる、ということを教えてくれます。
ある一方から見たら喜びであっても、もう片方から見れば悲しみなのだから。

それがもたらす快適さが巨大であればある程、反作用で苦痛も巨大になってしまうのです。快適さと苦痛は、同じ量だけある。これが正負の法則です。
原発事故は、嫌というほどそれを教えてくれました。

しかしこれで終わってしまえば、ただの不安をあおる本になってしまいますが、前にも書いたようにサーカーは、日本から、本当の理想的な社会「プラウト」が始まるのだと、示してくれます。

プラウトの実現には、スピリチュアルな進化がなければならない、なぜなら、スピリチュアルな進化が伴った時こそ、ネガティブな反作用をもたらさない・・・と書かれているのです。
思い出すのは木村秋則さんの「奇跡のりんご」です。
木村さんの畑の土は、たくさんの生物、微生物がそれぞれにバランスをとりながら、生きて生かされて、共存できる畑。
その畑は、農薬も肥料も使わずに、自然の循環と同じようにずっと恵みをもたらしてくれるのです。

スピリチュアルは何か…と改めて書くと、何か前世とかオーラとか、一般的には、そんなことを思いがちだけどそれらはスピリチュアルの一部であって、私は、本当のスピリチュアルとは、精神性の高さ(意識レベルの高さ)じゃないかと思います。

今回の震災で、世界が驚いたこと、それは日本人の精神性、自分がどうしていいかわかない時でも他者を思い、助け合う心です。誰かのために危険を顧みず、被災地に向かう人々。
こんなことが、あっという間にできるのも、日本人の精神性(スピリチュアル性)、意識レベルの高さであるのでしょう。

アセンションというものが、いまだよくわからないながら、もしかしたら敗戦で日本人の意識レベルがアップしたように、震災とここから立ち直る過程で、毒だしされて、日本に、より高い意識レベルの向上が見られた時、アセンションが起こるのだとそんな予感があります。

ただ、混乱の時は、フォースが浮き立つから嫌な部分も、残念なことも目立ってくるのは必至。
フォースの領域(嘲笑、攻撃、恐怖、軽蔑、非難、否定、排除など)から発せられる、人を混乱させる情報は、わざわざ探し出して自分の意識レベルを落とさないように、注意した方がいいなと。
特に今は、ネットという手段があるから、ネット好きな人ほど、影響されて心が奴隷状態になっているようにも思います。





今の日本政府なら、意識レベルの点においては、他のどの党も変わることができないです。
だから私は、菅さんを応援しています。それだけは、書いておきます。(信じる信じないは、ご自由ですけどね)
政治家の多くはフォースの世界に住んでいるから、国会中継を見ても、菅さん、おつらいだろうなと思います。まったく、人生は修業の場であります。
絶え間ないフォース攻撃にあって、かなり体も心もお疲れだとは思いますけれど、菅さんは一人じゃありません。
ちゃんと理解している国民だっていますからね。




そうそう、復興構想会議のメンバーに、福島県在住の僧侶であり作家である玄侑宗久(げんゆうそうきゅう)さんが選出されました。このような人選も、よかったなと思います。
 

この復興会議から、次の時代、本当の意味でのプラウトが出来上がるのではないかと勝手に期待しています。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 脱原発への第一歩 | トップ | この国の恥辱を一身に負うもの »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

サーカーの予言」カテゴリの最新記事