花見の下の地獄

東京新聞の日曜版に連載されている「おじさん図鑑」がおもしろくて、毎週必ず読むのですが、この日のコラムは、しみじみ共感しましたので。





ロシアは自衛のために攻め込んだと言っている。

違うよね、ロシアじゃなくて、プーチンのための自衛だよね。本気でロシアの自衛だというなら、なぜロシアの兵士たちが10万人以上も死んでいるのに、心を痛めずにいられるのか。
彼の「打ち方やめ」の一言で、ロシアもウクライナも、無駄な命の取り合いは終わるのに。
戦争は憎しみと悲しみを増やし、先々まで禍根を残す。


キネシオロジーテストで世界のリーダーたちの数値を毎日毎日計測していた私どもの、マイナスフォースの数値を最初に計測したのは
プーチン、トランプ、習近平、金正恩、文在寅、安倍晋三だった。
(当時の六カ国協議のリーダーたちだから、やってる感だけで何も結果が出なかった）
特にプーチンは、マイナス中のマイナスです。
自分のためなら、人の命なんか、なんとも思わない。
自国の民だってただの鉄砲玉なんだから、他国の民なんか皆殺しにしても、罪悪感もなく平気でいられる。

マイナスは、良いことを悪い、悪いことを良いと、逆に判断するので、この戦争は正しい戦争だと彼の中では思っているのだろう。


ロシアとウクライナの戦いは、どっちもどっちではなくて、プーチンの被害妄想による自分の虚しい意識レベルを反映して起こした戦争であり、彼が一番悪い。その取り巻きも悪い。
ネットではロシアとプーチン擁護の声もあるし、西側に問題がないとはいえないのもよくわかるけど、今回のことは、戦争に踏み込んだプーチンが悪い。

アメリカも同じことをしたというが、確かに、イラク戦争では、嘘までついてイラクに攻撃をしかけた米ブッシュ政権は一番悪いと思った。
だからといってブッシュ親子と同じことをしているプーチンを擁護する筋合いもない。


ロシアの軍事作戦が始まった、昨年、2月の当ブログ記事から抜粋しますが･･
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ウクライナ侵攻で見える化するマイナスフォースについて

プーチンを養護する人たちも一部にはいるが、完全独立を求めたチェチェンに対して、プーチンは世界の戦場を取材してきたジャーナリストが、今まで見た戦場で最も悲惨な場所だったと述べたくらい、あとかたもなく破壊した。

大統領になってからも、政敵や批判するジャーナリストたちを、情け容赦なく暗殺。

他人が死ぬことなど、なんとも思っていないのに、自分が死ぬことを極度に恐れているようだ。

自分の積み重ねてきた殺人の報復に自分でおびえ権力の座から降りることを恐れ、死ぬまで権力者でいたいがために、どんどんおかしくなってきている風に見える。

プーチンはマイナスフォースの行く末だ。同じように、自国の民を殺すシリアのアサドも、ミャンマーの軍事政権も、マイナスフォースだから、彼らのような大量殺人者を擁護したら、花見の下にある地獄の鬼に取り込まれてしまうかもよ。


プーチンは悪い。だからといって、ロシア人全部が悪いわけじゃない。戦争が悪い。
むしろ、巻き込まれてしまったロシア人は被害者でもある。


岸田さんの、時代錯誤のウクライナへのお土産のしゃもじの違和感。
人の生き死にの壮絶な現場に乗り込んで、まるでゲームの応援をしているようで、変だと思った。

下の東京新聞の投書氏に我が意を得た。
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「岸田首相が無能で無恥なのは、もう一方のロシア国民のことがすっぽり頭の中から抜け落ちていることだ」

「ロシア国民＝悪」では絶対ない。
21世紀にもなって無理矢理、招集されて死んでいったロシア兵やその遺族への憐憫の想いに至らないから、地元のしゃもじを得意げに持って行けたのだろう。外務大臣時代は、理性のパワーだった岸田さんも、マイナスの安倍スガ政権に取り込まれて、いつの間にか、マイナスフォースへ。河野太郎氏も同様の数値に落ちた。

マイナスフォースは突然終わるというが、ぎりぎりまでがんばってしまうのか・・早く終わって欲しいよ・・・

プーチン大統領が動揺　各国の信任大使を前に