悲しいニュースが入ってきた。翁長雄志(おながたけし)沖縄県知事の訃報。
67歳。まだまだ、早かった。
しかし、病気のせいもあったのか、苦悩も多かったせいか、年齢よりもずっと深いシワが刻まれていたように思う。
最後まで命がけで、辺野古の海を守ろうとした。その信念を貫く姿に尊敬の念を抱いていました。
11年前、ジュゴンとウミガメが寄り添うように、辺野古の沖を泳いでいた、夢のような時間を思い出します。
ともだちは海のにおい・ジュゴンとウミガメ
あれからあっという間に時はたってしまったけれど、最後の最後まで諦めないということを身をもって教えていただきました。まだ基地はできていない。
翁長雄志沖縄県知事のご冥福を心より祈ります。
翁長氏死去、政界からも悼む声 知事選へ与野党動き加速
2018年8月8日
翁長氏の死去を受けて、中央政界でも哀悼の意を示す声が相次いだ。自民党の二階俊博幹事長幹事長は「沖縄が抱える諸課題に対し命がけで取り組まれる知事の姿に、政治家として人間として通じるものを常々感じていた。ご冥福を心からお祈りいたします」とコメントした。
立憲民主党の辻元清美国会対策委員長は「沖縄の最後のとりでだった。命を削って沖縄を守ろうとされていた」、共産党の小池晃書記局長は「命がけで辺野古に新基地を作らせないということをやってこられた。その遺志を受け継いで戦い抜くことで、翁長氏の無念の思いに応えたい」と朝日新聞の取材に語った。
沖縄県知事選はもともと翁長氏の任期満了に伴い11月18日に行われる予定だったが、死去に伴い前倒しされる。与野党は選挙に向けた動きを加速させる。
政府・与党側は佐喜真(さきま)淳(あつし)宜野湾市長を擁立する方針で、自民党はすでに選挙対策本部職員を沖縄入りさせている。党関係者は「現地の態勢を整えるスピードをアップさせる」と語った。ただ、知事選は移設計画に反対の旗振り役だった翁長氏の「弔い合戦」の色合いが濃くなる可能性があり、官邸幹部は「無党派層の票の流れが読めない」と語り、行方は不透明だとみる。
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「宝の海をまもりたい 沖縄・辺野古」いんやくのりこ著
翁長知事の訃報に対し、酷い中傷のツイッターを幾つも見かけました。その様な人間がうじゃうじゃいるのがこの国の現状だと思うと悲しいです。
翁長知事の意思を継ぐ人が次の知事になってほしいと思います。
オール沖縄には、先祖の御霊も沖縄の自然も含まれています。
翁長さんの御霊は、今も沖縄にあるはずです。
そして翁長知事の意志も、つながっていくと思います。
岸井さんのときも思いましたが、人の死を嘲笑う人たちがいることはとても悲しいですね。
そういう方たちが現政権支持者なのだから、推して知るべしですね。
かわいそうな人たちです。