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資本主義というオバケ?「お金をくれなきゃ、いたずらするぞ」

2008年10月04日 | 社会のニュースを考える
米金融安定化法が成立 問われる政策実効性(産経新聞) - goo ニュース
(以下青字、記事抜粋)

 「危機はウォール街にとどまらず日々の国民生活を圧迫している」-。金融機関や企業が資金繰りを融通し合う短期金融市場は、デフォルト(焦げ付き)を恐れて資金の出し手がいなくなる機能不全に陥り、信用収縮は、先月29日の下院での法案否決で勢いをつけたように全米に拡大を続けている。

いったんは否決され、世界中がはらはらしていたアメリカの金融安定化法が、米下院で無事可決されて、とりあえずは、ほっと一息。
ところが実体経済への影響が不安で、株価はまた下がったみたいです。
今回は、いかに金融市場が、「不安感」とか「安心感」とか、目には見えない不確定な「気分」というものに左右されやすいか、如実にわかりましたね。
こんな、わけのわからない、あるんだかないんだかもわからないものに、一喜一憂する資本主義って、非常に変な主義だ。

それでも、返済能力を超えたローンを低所得者に貸し込んで、自身は暴利をむさぼったウォール街の救済に、国民の憤りは何ら解消されず、共和党議員の半数以上は、支持者の声を無視できず否決に回った。

また、7000億ドルの税金投入とは、アメリカ国民一人あたり約2300ドル相当の負担であるという。もし、否決となれば、世界恐慌になってしまう可能性だってあったわけだから、米国民よ、我慢しておくれって言うわけだけど、庶民感情でいえば到底割り切れるものじゃないのはよくわかる。



びんぼー人をにゃめんにゃよ~


サブプライムローンで家を失った人が救済されず、マネーゲームで贅沢三昧だった人たちが、救済される。それでも、救済しないとすべてが立ち行かなくなるという資本主義というシステムは、やっぱりとっても変だにゃ~。
    <オカネヲクレナキャイタズラスルゾー

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