日本における選挙前の北朝鮮のミサイル挑発のように、絶好のタイミングでアメリカを目指すホンジェラスやエルサルバドルの移民キャラバンが数千人の規模で北上中です。
彼らの一人が言う。「トランプ大統領、私はホンジェラス人ですが、温厚で働き者です」
次々と大勢が列をなしてやってくる移民希望者の映像。ただでさえ移民に仕事を取られたと怒るトランプ支持者はこの言葉と映像に、さぞや恐怖と不安を感じることだろう。テロリストも紛れ込んでいるというデマも飛ぶ。
それを断固阻止すると断言する大統領は、彼らにとって唯一無二のヒーローにも見えるだろう。
そもそも、なぜこんな事が起こったかというと。
移民たちはソーシャルメディアを介して2000人以上のキャラバンを組織し、10月13日にホンジュラス北部サンペドロスラ(San Pedro Sula)を出発した。
いくら治安の悪い土地柄といえ、多様性に寛容だったオバマ政権ならいざしらず、差別と壁づくりのトランプ政権下でそこを目指すのは意味がわからない。違和感しかない。
※11月4日追記
TBSサンデーモーニング安田菜津紀さんによれば、ホンジェラスの貧困は、もとを正せばアメリカ企業の大規模プランテーションによる農地の画一化で、国の食物自給能力を低下させたことに一因があるという。アメリカも当事国であるということ。
また、オバマ政権時代の援助がトランプ政権で大幅削減されたことでさらに貧困は悪化し治安も悪化した。
きっかけさえあれば、怒涛のように人々が動く基盤はそこにできていたのですね。
TBSサンデーモーニング安田菜津紀さんによれば、ホンジェラスの貧困は、もとを正せばアメリカ企業の大規模プランテーションによる農地の画一化で、国の食物自給能力を低下させたことに一因があるという。アメリカも当事国であるということ。
また、オバマ政権時代の援助がトランプ政権で大幅削減されたことでさらに貧困は悪化し治安も悪化した。
きっかけさえあれば、怒涛のように人々が動く基盤はそこにできていたのですね。
2016年の米大統領選挙においては、ロシアのネット工作によって、世論誘導が行われたというけれど。
日本でもつい最近、「余命なんとか」という某ブログにあおられて、ネトウヨと呼ばれる方たちから、およそ1000通の弁護士への懲戒請求書が出され、弁護士の返り討ちにあった。
詳しくはこちら
ネットの煽りや世論誘導は、発信者の姿がよくわからない分、あやふやで危険な要素をはらんでいると思う。
裏を返せば、悪知恵の働くものにとっては、新しい便利なツールでもあるのかもしれない。
こんな記事があった。筆者のフジテレビの風間晋氏は、現時点で、423P理性の方だった。
アメリカを目指す『移民キャラバン』はトランプ選挙対策に利用される巡り合わせに
FNNプライム 2018年10月25日
豊かで安全な日常を求めて大行進
ホンデュラスなど中央アメリカの国々を出発し、アメリカへの入国を目指して主に徒歩で北上中の移民希望の群集に熱い注目が集まっている。呼び名は『移民キャラバン』。その人数は7200人を超えるという(国連の推計)。
元をたどれば10月12日にホンデュラス北西部の都市サンペドロスラのバスターミナルに集まった百人あまりが、グアテマラを通過しメキシコに入る道程で、エルサルバドルなどからの参加者も吸収し、雪だるま式に膨らんだ。貧困と地元ギャングによる日常的な揺すりや暴力に耐えかねた人たちが、SNSでの呼びかけやテレビ報道などを見て即断し、急ぎ荷物をまとめて飛び入りしてきたケースが少なくないのだという。大人数での移動なら追いはぎや性的暴行などのリスクが小さいという事情もあるようだ。少しでも豊かで安全な日常を求めての大行進といえる。
この『移民キャラバン』の先頭グループは既にメキシコ国内に入っていて、沿道の住民からペットボトルの水やメキシカン・ファーストフード、アイスクリームなどの差し入れも受けながら北上を続けている。しかし、アメリカとの国境にたどり着くのにあとどれくらいの日数がかかるのか、そしてアメリカへの入国(難民申請など)はどうなるのかなど、見通せないことばかりだ。
「移民キャラバン」で支持者の不安感をあおる
こうした中で『移民キャラバン』が俄然注目されているのは、アメリカの中間選挙まで2週間を切り、トランプ大統領と共和党が支持層の活性化のために積極利用しているからだ。曰く、「キャラバンにはベネズウェラの左翼や民主党が資金提供している」「中東出身者が紛れ込んでいる」などなど。
全く根拠レスであることがほどなく明らかになるのだが、選挙対策としては「言った者勝ち」であることは否めない。「移民は危険」「壁を作れ」「移民に甘い民主党は犯罪に甘い」「テロリストの国境すり抜けを許すな」などは、2016年の大統領選で大成功したトークポイントで、この中間選挙のキャンペーンでも大統領にとって十八番の話題だ。
選挙戦終盤では支持者が喜ぶ鉄板ネタをこれでもかというくらいに畳みかける手法が一番効く。だからこそトランプ大統領は、『移民キャラバン』で支持者の疑念や不安感を揺さぶり、あおる。
中間選挙前に皮肉なめぐり合わせ
同時に、トルコのイスタンブールでサウジアラビア出身のジャーナリストがサウジ当局者によって殺害された事件への世界の注目を、できるだけ早く別の方向にそらしたいと願っていたトランプ政権にとって、『移民キャラバン』はどんぴしゃりのタイミングでやってきた。しかも選挙キャンペーンに大いに使える話題だ。
トランプ政権のニールセン国土安全保障長官やケリー大統領首席補佐官などは、そうした観点からかなり早くから『キャラバン』の動向を注視し、大統領にブリーフもしていたという。
『移民キャラバン』が10月の半ばにホンデュラスを出発したのは、徒歩で移動し野宿する人たちにとって日中は暑すぎず夜は凍えずにすむ時期を選んだからだと思われる。メキシコ南部では今も日中の気温は摂氏30度台前半というし、高地の夜はそこそこ冷える。
はからずもタイミングがアメリカの中間選挙に合ってしまったことで、トランプ政権からメキシコ当局や国境警備への『キャラバン』阻止の圧力は格段に強まるだろうことは間違いない。『キャラバン』にとっては皮肉な巡り合わせとしか言いようがない。
(執筆:フジテレビ 解説委員 風間晋)
FNNプライム 2018年10月25日
・7200人の移民希望者がメキシコ国内を北上中
・トランプ大統領は支持者向けのアジ演説に活用
・米中間選挙にどんぴしゃりの皮肉な巡り合わせ
・トランプ大統領は支持者向けのアジ演説に活用
・米中間選挙にどんぴしゃりの皮肉な巡り合わせ
豊かで安全な日常を求めて大行進
ホンデュラスなど中央アメリカの国々を出発し、アメリカへの入国を目指して主に徒歩で北上中の移民希望の群集に熱い注目が集まっている。呼び名は『移民キャラバン』。その人数は7200人を超えるという(国連の推計)。
元をたどれば10月12日にホンデュラス北西部の都市サンペドロスラのバスターミナルに集まった百人あまりが、グアテマラを通過しメキシコに入る道程で、エルサルバドルなどからの参加者も吸収し、雪だるま式に膨らんだ。貧困と地元ギャングによる日常的な揺すりや暴力に耐えかねた人たちが、SNSでの呼びかけやテレビ報道などを見て即断し、急ぎ荷物をまとめて飛び入りしてきたケースが少なくないのだという。大人数での移動なら追いはぎや性的暴行などのリスクが小さいという事情もあるようだ。少しでも豊かで安全な日常を求めての大行進といえる。
この『移民キャラバン』の先頭グループは既にメキシコ国内に入っていて、沿道の住民からペットボトルの水やメキシカン・ファーストフード、アイスクリームなどの差し入れも受けながら北上を続けている。しかし、アメリカとの国境にたどり着くのにあとどれくらいの日数がかかるのか、そしてアメリカへの入国(難民申請など)はどうなるのかなど、見通せないことばかりだ。
「移民キャラバン」で支持者の不安感をあおる
こうした中で『移民キャラバン』が俄然注目されているのは、アメリカの中間選挙まで2週間を切り、トランプ大統領と共和党が支持層の活性化のために積極利用しているからだ。曰く、「キャラバンにはベネズウェラの左翼や民主党が資金提供している」「中東出身者が紛れ込んでいる」などなど。
全く根拠レスであることがほどなく明らかになるのだが、選挙対策としては「言った者勝ち」であることは否めない。「移民は危険」「壁を作れ」「移民に甘い民主党は犯罪に甘い」「テロリストの国境すり抜けを許すな」などは、2016年の大統領選で大成功したトークポイントで、この中間選挙のキャンペーンでも大統領にとって十八番の話題だ。
選挙戦終盤では支持者が喜ぶ鉄板ネタをこれでもかというくらいに畳みかける手法が一番効く。だからこそトランプ大統領は、『移民キャラバン』で支持者の疑念や不安感を揺さぶり、あおる。
中間選挙前に皮肉なめぐり合わせ
同時に、トルコのイスタンブールでサウジアラビア出身のジャーナリストがサウジ当局者によって殺害された事件への世界の注目を、できるだけ早く別の方向にそらしたいと願っていたトランプ政権にとって、『移民キャラバン』はどんぴしゃりのタイミングでやってきた。しかも選挙キャンペーンに大いに使える話題だ。
トランプ政権のニールセン国土安全保障長官やケリー大統領首席補佐官などは、そうした観点からかなり早くから『キャラバン』の動向を注視し、大統領にブリーフもしていたという。
『移民キャラバン』が10月の半ばにホンデュラスを出発したのは、徒歩で移動し野宿する人たちにとって日中は暑すぎず夜は凍えずにすむ時期を選んだからだと思われる。メキシコ南部では今も日中の気温は摂氏30度台前半というし、高地の夜はそこそこ冷える。
はからずもタイミングがアメリカの中間選挙に合ってしまったことで、トランプ政権からメキシコ当局や国境警備への『キャラバン』阻止の圧力は格段に強まるだろうことは間違いない。『キャラバン』にとっては皮肉な巡り合わせとしか言いようがない。
(執筆:フジテレビ 解説委員 風間晋)
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キネシオロジーテストの結果報告
少しずつテストの結果を公表していきたいと思います。
このようなことを書けば「トンデモ」のレッテルを張られることは目に見えますが(汗)、書くことで意識宇宙に少しの変化が起こるならいいと思って。
テストをする前の心構えとして「私は知っている」という思い込みを捨て去ります。
ステートメント(文章の内容)の数値が1000Pになったときのみ、「イエス」とします。
ただし、下記「ご注意」もご覧ください。
◯移民キャラバンのきっかけを作ったのは、トランプ政権内部である。(1000P)
◯それはトランプ自身である(1000P)
◯トランプにこれについてアドバイスした人はいない(1000P)
◯トランプの中間選挙対策で画策した(1000P)
◯あくまでもトランプ自身のアイデアの一つで、協力者に金で依頼した。(1000P)
◯トランプ自身のいつものビジネステクニックの一つである(1000P)
ご注意:上記に関して私どもが独自のやり方で計測しているので、私どもにとりましては現時点では真実ですが、決して断定するものではありません。あくまでも参考程度にとどめてください。
日本では安倍政治のせいで危機感を覚える人は少しずつ出てきてるものの、危機感を感じる人は少ないように見えます。トランプ効果と同じような安倍効果が何故日本では生じないのか?と思っています。特にアメリカでは若者たちにトランプ効果が広がっていると聞きます。日本では安倍効果どころか逆に若者の間では安倍支持の波が広がっているようにすら見えます。何だかなあ・・、と思ってしまいます。
さらにこの記事にある移民キャラバンはトランプ政権への後押しに確実になりつつあるようです。
移民に対し危機感を持つ人が過半数を超え、選挙に影響を与える状況になりつつあり、共和党がこの最後の局面で巻き戻しつつあるという報道もあります。
>日本では安倍政治のせいで危機感を覚える人は少しずつ出てきてるものの、危機感を感じる人は少ないように見えます。
そうですね。こんな風だから自公は、国民を甘く見てるのでしょう。
日本ではマスコミは一部を除き、あまり食らいついて行ってないですね。
CNNやワシントンポストくらい、恐れずに伝えてほしいです。
逆に政権に、ご機嫌取るような立場の人達もいるようで、がっかりです。
本当は、「#ケチって火炎瓶」一つでも、総理大臣でいる資格はないと思うのですが。
本当になんだかなあ・・ですよね。
でも安倍政権のことは報道しないけど、トランプ政権のことは日本は報道してます。
だから、アメリカが民主主義を取り戻す姿を見ながら日本人も学習するんじゃないかと期待しています。
移民キャラバンは、共和党に有利に働いているようですが、トランプの思うように行くかどうか・・
蓋を開けてみないとわかりませんが、
これが原因で、アメリカは信頼と信用をなくしていくかもしれません。
表面上の平和を維持するためには不満を持つ人間の不満を大勢の圧力で上面化させないようにすることが必要になります。日本ではしばしば集団圧力が働くのはそうした理由があると考えます。
表面上の平和維持のために「多数が少数に」あるいは「強いものが弱いものに」圧をかけて「何も問題はない」ことにしてしまう、というものです。この場合、犠牲となるのは大概、女性、子供、障害者、老人などの社会的弱者であり、集団において「表面上の平和を何より優先したい人たち全員」がその共犯になります。
これは集団に依るイジメです。
もちろん日本だけの現象ではないかもしれませんが、ことさら日本には多いと思います。
弱者や被害者が声を挙げにくい、声を挙げると叩かれる原因の一つでもあると思います。調和を乱すもの、表面上の平和を壊す者は皆
で寄ってたかって叩き潰したり、排除するのです。
安倍効果が上がりにくいのは真実がどうであれ、「日本凄い」と思いたい人たちが多いからではないかと思うのです。その種の人たちにとっては真実はどうでもいい、
自分の信じたいものを信じるのです。信じる人間が多数派になれば真実がどうであれ、それがまかり通っていく世界です。つまり「大多数が信じること、支持することイコール真実になり得る」というわけです。
無意識下でそういう価値観を持っている人は想像以上に多いと感じるのです。
現に今の日本では歴史修整も捏造も、大多数が信じたり支持すれば真実として通用できてしまう危うさがあります。
安倍政権や日本会議は
「歴史を書き換え、過去の蛮行はなかったことにしてしまえる」と考えているのでしょう。
そして国民の大多数が「日本凄い」「日本人素晴らしい」と信じ、そういう見解を支持すれば
それが真実になると思っているのかもしれません。
多くの国民もそれを望んでいるようにも見えます。
けれどそれは作られた「似非真実」であって「真実にはなり得ない」のだと、いつか気づく日が来るでしょうか・・。
また自分では、どうにもならないことを繰り返し自分にいい続けることで自分も弱ってきます。
嘘の情報も人を弱らせます。
歴史修正主義者の意識の低下はそのためですが、それを観察し苛立ち続けることで少数派さんも自らを傷つけてしまいます。
このところ雨が降って、日照時間が短いので、セロトニンも出にくくなっていて、どうしてもネガティブな気持ちになってしまわれるのかもしれないのかなとも思いますが・・
楽観も悲観もせずに、ただ現実を見るのもいいですよ。
何があろうとお日様は出てくるし、花は咲きます。
参考までに「パワーかフォースか」改訂版の350ページから351ページにまたがった一節をぜひ読んでみてください。
続けて「パワーカフォースか」の352から353ページにかけて読み返してみましたが、本当に書いてある通りだなあ、と思いました。
だからお気持ちはすごくわかります。
でも、赤の他人に対して怒り続けて具合が悪くなってしまうなんてばかばかしいのです。
「フォースを諦め、パワーを選ぶ」あらゆることに通じることですね。
「パワーかフォースか」は独特な言い回しなので何回も読まないとだめな本です。何度も読み返したい本です。
353ページは死刑を認める社会の危険性について書かれていますね。
赤坂自民亭でお酒を飲んで騒いでた翌朝に、オウム信者たちの死刑執行を行ったことを思い出しました。