アナウンスをうっかり忘れてしまいましたが、今日13日(土)、明日14日(日)と、上野の国立西洋美術館では「FUN DAY」と銘打ったイベントが開催されています。この2日間は無料開館となっています。
これは毎年、年に一度開催されているイベントで、常設展示室でのギャラリートークや、前庭コンサート、建築ツアー、そして様々なワークショップが行われています。
私は今日の午前中、「塗り絵」ワークショップを担当しましたが、老若男女、海外からの旅行者も含めて、大勢の方々がお越し下さいました。
因みに私が担当した「塗り絵」は、入館口で配布されるFUN DAY専用のチケットに印刷された西美所蔵作品(8種類ご用意しましたが、どの作品が当たるかは当日のお楽しみ♪)をモチーフとした塗り絵を、新館2階の休憩コーナーと出口付近に設置されたブースで楽しんでいただくワークショップです。
実物の作品の色を忠実に再現しても良いですし、ご自分のセンスで全く違う色合いで塗られても結構です。今回、担当して特に印象的だったのは、同じ絵柄でも、塗り手の個性が必ず出ることでしょうか?ひとつとして、同じような仕上がりの作品はありませんでした。
小さいお子さん達は、絵柄なんかもう無視しちゃって、様々な色鉛筆で書きなぐったり…でも、それでもOKです。ご両親と一緒に美術館で楽しい時間を過ごした。それだけで十分です。それが次の来館に繋がれば、西美の教育普及に携わる一人のスタッフとして嬉しい限りです。また、今回は年配の方々も、ご夫婦やお友達同士で、積極的に塗り絵を楽しんでおられました。下は1歳児から上は70、80代まで幅広い世代に楽しんでいただいたようです。
塗り絵は一見、単純で幼稚な作業のようですが、その実、結構頭を使う作業で、結果的に、その作品の細部を観察することに繋がります。輪郭線内部の白い面に、自分なりに色を選んで(忠実に再現するにしても、色選びには塗り手の個性が出ます)、自分なりの塗り方で(人それぞれに筆圧も違いますし、塗り方のスタイルも違います)塗る。こうした一連の作業を通して、その作品に描かれた細部、作者の繊細な色使い等、新たな発見があります。ひとつの作品を少なくとも2度楽しめるのです。
もし、お時間がありましたら、是非、国立西洋美術館へ、足をお運びくださいね!
詳しくはこちら=>国立西洋美術館 FUN DAY
これは毎年、年に一度開催されているイベントで、常設展示室でのギャラリートークや、前庭コンサート、建築ツアー、そして様々なワークショップが行われています。
私は今日の午前中、「塗り絵」ワークショップを担当しましたが、老若男女、海外からの旅行者も含めて、大勢の方々がお越し下さいました。
因みに私が担当した「塗り絵」は、入館口で配布されるFUN DAY専用のチケットに印刷された西美所蔵作品(8種類ご用意しましたが、どの作品が当たるかは当日のお楽しみ♪)をモチーフとした塗り絵を、新館2階の休憩コーナーと出口付近に設置されたブースで楽しんでいただくワークショップです。
実物の作品の色を忠実に再現しても良いですし、ご自分のセンスで全く違う色合いで塗られても結構です。今回、担当して特に印象的だったのは、同じ絵柄でも、塗り手の個性が必ず出ることでしょうか?ひとつとして、同じような仕上がりの作品はありませんでした。
小さいお子さん達は、絵柄なんかもう無視しちゃって、様々な色鉛筆で書きなぐったり…でも、それでもOKです。ご両親と一緒に美術館で楽しい時間を過ごした。それだけで十分です。それが次の来館に繋がれば、西美の教育普及に携わる一人のスタッフとして嬉しい限りです。また、今回は年配の方々も、ご夫婦やお友達同士で、積極的に塗り絵を楽しんでおられました。下は1歳児から上は70、80代まで幅広い世代に楽しんでいただいたようです。
塗り絵は一見、単純で幼稚な作業のようですが、その実、結構頭を使う作業で、結果的に、その作品の細部を観察することに繋がります。輪郭線内部の白い面に、自分なりに色を選んで(忠実に再現するにしても、色選びには塗り手の個性が出ます)、自分なりの塗り方で(人それぞれに筆圧も違いますし、塗り方のスタイルも違います)塗る。こうした一連の作業を通して、その作品に描かれた細部、作者の繊細な色使い等、新たな発見があります。ひとつの作品を少なくとも2度楽しめるのです。
もし、お時間がありましたら、是非、国立西洋美術館へ、足をお運びくださいね!
詳しくはこちら=>国立西洋美術館 FUN DAY