はなこのアンテナ@無知の知

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還暦記念旅行に行って来ました☺️(2)

2022年11月28日 | 国内旅行(旅の記録と話題)
山間の一軒宿といった趣きの旅館

写真には写っていませんが、看板の右手には結構広めの駐車場があります。自家用車で来た宿泊客はここで車を停めて宿に向かいます。奥に宿が見えます。

バス停からも歩ける距離ですが、旅館の従業員がバスの到着時間に車(バン)で迎えに来てくれます。

至るところにまゆみの木があり、紅葉🍁も終わり近い、冬支度を始めつつある山の枯れた景色に彩りを添えてくれています。

本館の前には川が流れています。この川を堰き止めて造った露天(野天)風呂が野趣溢れる佇まいで、秘湯に来たことを実感させてくれます。あいにく温泉は撮影禁止なので写真はありません😥
【追記】
旅館パンフレットの写真より



とにかく風呂の数が豊富。泉質は単純泉で36〜79℃。内湯は「笹の湯」「桜の湯」と男女それぞれひとつずつ、さらに硫黄泉(68℃)の貸し切り風呂もあります。この貸し切り風呂は早いもの勝ちらしく、いつも誰かが使用中で、滞在中一度も利用出来ませんでした。

そして、まさに野趣溢れる自然の中で入浴が楽しめる露天(野天)風呂が5つもあるのがこの旅館の真骨頂!女性用の「石楠花(しゃくなげ)の湯」「山ゆりの湯(冬季は積雪のため閉鎖)」、さらに「あざみの湯(冬季閉鎖)」「あじさいの湯」「白樺の湯」と男女共に旅館が用意した湯浴み着を着て楽しめる混浴風呂が3つもあります。

初日から到着早々にほぼ全ての風呂を制覇♨️夕食後に入った広々とした混浴風呂は私達以外誰もいなかったので、貸し切り状態でした☺️

化繊で出来た湯浴み着は濡れるとヌルヌルと身体にまとわりつく感じで、あまり心地の良いものではありませんでした。やっぱり温泉は素っ裸で入るに限る😅

10月に行った青森の酸ヶ湯温泉では夫妻共に勇気がなくて、千人風呂の混浴にはチャレンジしませんでしたが😅、同じツアーで「私は湯浴み着なしでスッポンポーンで入っちゃたわよ」と豪語された方もいました。酸ヶ湯に比べたらこじんまりとしたここは入り易かったし、全国の温泉に入りまくっている?温泉フリークの友人のノリ、勢い?につられたとも言えますね😅。

私の一番のお気に入りは「山ゆりの湯」。それほど広くはないですが、季節的に名前の由来となった山ゆりは枯れていたものの、周囲を鬱蒼と繁った笹の葉に囲まれ、足元にはゴツゴツとした石、そして見上げれば満天の星、とはいきませんが😅、清澄で冷んやりとした晩秋の空気とやや熱めの温泉の対照がなんとも肌に心地良く、いつまでも浸かっていたい気分にさせてくれました☺️

源泉かけ流しで湯量の多さにも驚きました😲

昔、中東に住んでいた時に「ザルカマイン」と呼ばれる、かつてダビデ王も入ったと言う川の温泉(目の前には温泉の滝も!)に(水着着用で)入った時以来の感動でした😭

ここは日帰り入浴も可能らしく、茶臼岳の登山帰りに利用される方も多いようです。

玄関右手にあるロビー。レトロモダンな設え。良い雰囲気😊
ここは200年以上の歴史を持つ老舗旅館だそうですが、明治時代には日露戦争で勇名を馳せた乃木希典将軍ご夫妻が毎年湯治に来られたそうで、着物や日記や手紙等、将軍ゆかりの品が奥の間に展示されています。将軍ご夫妻がお気に召したのも納得の温泉旅館です。

大きなテーブルを囲んでコーヒータイム☕️(飲み終わった頃😅)

いやあ、楽しい☺️もう還暦だと言うのに、会えば10代の頃に気持ちは戻って話は尽きないし、笑いも絶えない。おしゃべりが過ぎて、バスの運転手さんに怒られてしまったほど😅

コロナ禍なのにね😅

この60年生きて来た中で、それぞれいろいろあったはずなのに、本当に不思議なほど歳月の流れを感じさせない(もちろん見た目は変わったけれど😘)、常に互いに思いやりを持って繋がりあえる関係☺️

大事にしたいです。

みんなくれぐれも体調管理には気をつけて、いつまでも元気でいて欲しい…☺(3につづく)

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2 コメント

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楽しそう! (ごみつ)
2022-11-30 22:24:53
こんばんは。

以前の記事でも集まってらしたお友達と、いよいよ本番旅行に行かれたんですね。
還暦に、こうやって昔のお友達が、8人もそろってお祝い旅行が出来るなんて最高ですね。
素晴らしいと思います。

私だと、学生時代の友達はむりやり(笑)集めて。よくて2~3人ってところでしょうか。

大切なつながり、これからも大切にして下さいね!今後の旅行も楽しみですね。

旅館も落ち着いた感じで素敵。温泉もうらやましいな~。
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Unknown (hanakonoantena20220612)
2022-12-01 09:23:15
ごみつさん、こんにちは😃

ご無沙汰してます。お変わりありませんか?

仰る通り、人生の大きな節目に大勢?の友人と旅行に行けるなんて本当に幸せなことだと思います。

高校卒業間もない頃から月に一度は必ず会って食事をすることを始めてから、それぞれの事情で人数の増減やメンバーの入れ替えもありましたが、ここまで続けて来られました。古い人は小学生の頃からの付き合いで、出身高校も違ったり、高校からの付き合いの人もいますが、いずれにしても40年以上の付き合いになります。

私は郷里を離れているのでイレギュラーな存在で、1年に1回会えたら良い方ですが😅、メンバーの中には東京で共に数年OL時代を過ごした人もいます。

彼女達との関係はこれからもずっと大事にしたいと思います。
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