散歩日和の日曜日、久しぶりに家族揃って(さすがに最近は夫婦での外出が多い)、横浜みなとみらい界隈を散歩して来ました。目の前に広がる海の開放感が格別で、洗練された雰囲気の横浜みなとみらい界隈は、何度来ても飽きません。近場で気軽に来られるのも、足繁く通う理由のひとつですね。
横浜駅地下街ポルタの「一風堂」で、とんこつラーメン「白丸元味」と一口餃子を食べた後、京浜東北線で桜木町へ(一風堂はクイーンズ・イースト地下にも店舗があるのですが、そこは他店と比べてスペースがゆったりしているせいか、ベビーカーの親子連れが休日は多い。そうすると、どうしても座席の回転率が悪くなり、待ち時間がいつも以上に長くなってしまうので、避けています) 。
桜木町駅を出て、まず目につくのは、やっぱり横浜ランドマークタワー。特に意味はないのですが、横浜MM散歩のスタートでは、その写真を撮るのが恒例になっています
そのランドマークタワーの手前に、今年の3月にオープンした新名所、コレット・マーレ(Collete Mare)があります。今流行りのシネコンを併設したショッピングモールです。5階には紀伊國屋書店もあり。レストラン階には、上野では私の行きつけの店である韓国料理店「土古里」 が出店しており、ちょっと嬉しい
最近は横浜地区もシネコンが乱立ぎみで、淘汰の時代に入ったと言われています。日本におけるシネコンの先駆けであるワーナ-マイカル本牧は、施設の老朽化で昨今の3Dにも対応出来ない為、残念ながら閉館となるようです。
「汽車道」を通り、門のようにそびえ立つビル「ナビオス横浜」をくぐると、前方に赤レンガ倉庫が見えて来ます。
現在、赤レンガ倉庫前のイベント広場には、期間限定(~2/28)で、アートリンクと呼ばれるスケートリンクが特設されており、この日も大勢の人で賑わっていました。今年で6年目だそうですが、私は見るのが初めて。このアートリンクを舞台に、様々なイベントも予定されているようです。
確か表参道にも屋外に冬季限定の特設リンクがあるはずですが、そこが氷を使わない特殊なリンクなのに対して、こちらは氷を張っているのか、ポカポカ陽気でリンクの表面が水浸し状態になっていました。見るからに危なっかしい。そのせいか転んで服がびしょ濡れの人もいました。
いつもは陸橋(山下臨港線プロムナード)で大桟橋まで直行するところを、今回は初めて、横浜港発祥の地と言われる 象の鼻パークに立ち寄ってみました。
上空から俯瞰してみると、防波堤が象の鼻の形に似ているところから、このユニークな名前が付いたようですが、公園として整備されたのは、横浜港開港150周年にあたる2009年のことでした。公園内にはカフェもあり、店内で不定期にNGOによるアートのワークショップも行われているようです。
大桟橋に到着すると、ちょうど港湾内をクルーズするロイヤル・ウイング号が出港するところでした。
ロイヤル・ウイング号もクリスマス・バージョンで、展望デッキにはクリスマス・ツリー、屋根にはサンタのデコレーション
せっかくなので船上から手を振る人々、特に子供達に向かって、大桟橋の屋上にあたるくじらのせなかから手を振って応えました。父親の手に抱かれた小さな男の子が私達に気づいたのか、途中から両手を大きく振っていたのが微笑ましかった
今回はトイレ利用の為に、初めて大桟橋ターミナルビルに入りました。ちょうどくじらのせなかの下部にあたる場所には大空間が広がっていました。このホールではコンサートも行われるようです。カフェや土産物ショップも併設。この時期には大きなクリスマス・ツリーも設置され、手前に椅子も用意されているので、散歩の途中で一休みするのにちょうど良いかもしれません。
こうした設えが各所にあり、界隈のエキゾチック佇まいもあって、横浜みなとみらい地区はデート・スポットにはもってこいの場所ですね。もちろん、家族連れで訪れても、気持ちの良い場所です海を見ているだけで、心が晴れ晴れとして来ます。
帰路はいつものように中華街を経由して、ごま団子を手土産に石川町駅へと向かいました。この逆のコースだと電車が混むので、私の中ではこれがベストな散歩コースです