はなこのアンテナ@無知の知

たびたび映画、ときどき美術館、たまに旅行の私的記録

けぇ~、いつになったら終わるんだぁ~

2006年04月10日 | ボランティア活動のこと

皇居内の枝垂れ桜。やや盛りを過ぎて…色が今ひとつ。
というか…私のカメラの腕も今ひとつ(T.T)。

今、私も含めて5人のボランティアで、夏に実施する予定の
ワークショップ(以下WS)の企画を進めています。
美術館における教育普及ボランティアの活動も3年目に入り
今回初めてボランティアに美術館が夏季に実施する親子向け
WSの企画を任されたのです。
最初に手掛ける私達の仕事いかんで、今後さらにボランティア
の活動領域が広がるか否かが決まると言っても過言ではなく、
任された5人は、後に続く人々への責任をひしひしと感じつつ
かなり真剣モードで取り組んでいます。
 
しかし、これがかなりキツイんだな~。私自身の情報処理能力
不足もあって、連日少なくない時間を今回のグループワークに
割いています。
特にWS実施時に参加者家族に配布するワークシート作製
作業に入って格段に作業量が増えた。これを元に美術館内の
作品を鑑賞するので、内容の間違いが許されないのは当然で
担当する作品に関する知識の再点検はもちろんのこと、それ
に加えて作品を鑑賞した上で参加者に解いてもらうクイズを
考えなければならない。これがとんでもなく難しく、
問題作りとはかくも大変なのかと、驚いています。
やっぱり個人で楽しむなぞなぞやクイズとは違うからなあ…
背負っている看板(美術館の名前)が重くのしかかります。

何度かそれぞれが作ったワークシートの原稿を持ち寄って
添削しあったのですが、苦心惨憺の末作った原稿も、厳しい
添削者の前では容赦ないコメントをビシバシ浴びせられる。
お互い様のこととは言え、プライドがズタズタだと嘆いた
人もいました。それでも「より良いものを作るためには、
これは乗り越えなければならないこと」と健気な発言。
私にはとても言えない。目指しているレベルの違いを
まざまざと見せつけられました。私って甘ちゃんなのかな。

今日もまた、仕事や旅行で参加できない2人を除いた3人で
ワークシート原稿の添削をしました。その前段階として、2人
一組になってすでに何度もメールのやりとりをしながら添削
したものです。自分では最終稿のつもりが、やはり今日、
容赦ないダメ出しで、あえなく撃沈してしまいました。

これ、もちろん無給でやっています。夫には「対価を貰わない
労働は仕事とは言わない」と常々言われて、家での作業には
いささか肩身の狭い思いをしていますが、それにしても
こんなに大変なものだとは想像もつきませんでした。
その辺りの戸惑いが、結構この作業を辛いものにしています。
さしずめ私にとっての人参は、この作業を無事クリアした後の
達成感でしょうか?(格別なるかな?)
そして慰めの言葉は、「何事も先駆者の道は険しい」。
高村光太郎の「道程」でも読みましょうか。
僕の前に道はない。僕の後ろに道はできる(ダッケ?)

あ゛~、早く終わらせたい(>_<)
これだけ苦労しているんだから、
是が非でもWSを成功させるぞ
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