KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

風光る

2019年04月23日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

気持の良い、初夏のような一日だった。明日からは天気が下り坂になるというので、洗濯洗濯。もう寒くもないし、花粉も飛ばなくなってきたようだし、ベランダで干すのも気分が良い。洗濯は好きな家事。ただし、干すまでの作業が好きなだけ。乾いたあとの始末は好きではない。

ちょっと用足しに外へ出たら、欅の新緑とハナミズキが眩しかった。

何か家の中で楽しいことは出来ないか、と思っていたら「スプラウト栽培」のセットが、毎週取り寄せの食料などのパンフレットに載っていた。さっそく注文。
弁当箱くらいのプラ容器の蓋に小さな穴がいっぱい空いている。そこへ種を蒔いて下の容器に水を一杯に入れるだけ。
1週間でみごとにブロッコリースプラウトが出来上がった。昨日少し摘んだので見栄えが悪くなったけれど。


写真のあとで全部収穫、新しい種を蒔いた。夫が生野菜のサラダは食べないので、今夜は新玉ねぎのサラダにこれを加えて。栄養ありそう。

風光る下校児の声ひびく町  KUMI
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はるかなる滝桜

2019年04月22日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴のち曇

写真は、4年前の今日の三春の滝桜。この年は桜の開花が早くて、満開を狙って行ったら、もうお終いに近かった。一昨日の夕方のTV中継では満開の滝桜が映っていて、それを見てちょっと悔しかったことを思い出した。

と、そんな写真を載せるほど今日は呑気な日ではなくて。
夫が治療のために5度目の入院の日(正確に言えば間に緊急入院があって6度目になる)。順調にいけばいつものように5日間で退院ではあるけれど。前回は私が病み上がりで一緒に行けなかった。今日は、体調も良くなってきたので同行した。4人部屋の窓際のベッドになったのは初めてのことだ。残念ながら、この病室の窓際からはあまり景色は良くない。それでも、廊下側とは違い窓の外が広く見えて少しは気分も違うだろうと思った。10階から見下ろす風景はすっかり新緑に包まれている。

帰宅したら、何だか急に疲れてしまい、体調は悪いと思えないのに何もしたくなくて4年前の滝桜の写真など眺めたくなった。午後の逆光気味の加え、葉っぱの出始めの千年の桜は、写真でもちょっと勢いがない。
こんな加工をした写真もあった。この句は結社誌で主宰の選を得たもの。


最後の長距離ドライブ。福島には夫の祖母・叔母が疎開して住み着いたので、何度も行った。従兄弟もまだ健在。滝桜を見た翌日は、そのうちの一人が中通りに住んでいるので久しぶりに会い、祖母と叔母の墓参を済ませた。私は叔母の入院中に見舞いに行って以来の10年以上ぶりの福島だった。
滝桜はちょっと残念な姿だったものの、従弟と花見山を散策した。まだ、夫婦とも元気に登り下りの道を歩けた。年下の従弟の方が辛そうに見えたものだ。
色々と思い出して、しんみり。

思ひ出の残滓か桜しべの降る  KUMI
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市議会議員選挙

2019年04月21日 | 暮らしのつぶやき
天気 晴

統一地方選、我が市は市議選だけが行われた。近所の小学校が投票所。午前10時頃のことで行きも帰りも道ですれ違うのは高齢者が圧倒的だった。たまに子供連れの夫婦が居たり。この地域、小学校の生徒数は増えていくくらい新しいマンションが建っていて、全体的には高齢化地域ではないのだけれど。
ともかく18歳が行くとは思えない。

最近、子供の頃のことをよく思い出す。この現象は余命が少なくなった証拠・・などとどこかで読んだような。
私が小学低学年の頃、選挙は田舎の人にとって「ハレの日」だったようだ。わが家の前の国道を行けば投票所の小学校。女性参政権が与えられたばかりだったから、農家のおばさんたちには晴れがましい気分の投票所行きだったようで、みな、「一張羅」の晴れ着を着ていた。その和服姿で30分以上もかけて歩き、隣の集落から投票所を目指していくのが我が家から見えた。
そういう時代もあったのだ。今や、若い人にとって投票に行くなぞ「ダサい」ことらしい。
ゴミ処理も道路の修理も、予算を決めるのは市議会なのですよ。災害があったら、頼るのは市役所でしょ。もっと選挙の意味を考えましょうね、若い皆さま。

投票者迎へるやうにチューリップ  KUMI
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句会・大久保

2019年04月20日 | 俳句
天気 晴

写真は、大久保駅前。写真の右へ道路を行けば山手線の新大久保駅になる。向こう側はあまり歩行者は居ないものの、こちら側は狭い歩道に人は溢れそう。アジア系の人がとても多くて、その人たち目当てのお店が、あちこちにあるのだ。

・・実は、記事を書いて、最後にアップしようとしたら、なぜか完全削除してしまった。バックアップ機能も働かなかった(泣)

ともあれ、体調悪くてどうなるかな、と思いつつ出かけた二ヶ月ぶりの句会、天気の安定した日が続いて大分回復した。句会の結果も悪くなくて。

詳しく今日の句会のことを書いたけれど、書き直すにはもう時間が深夜になってしまう。
悔しいけれどお終い。

大久保は居国語の街春深む  KUMI
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八重桜・・鬱金桜

2019年04月19日 | お散歩写真
天気 晴のち曇

今日のうちに行かないと・・と、洗濯を終えて公園へ八重桜を見に。
友人に「いつもの公園、ってどこ?」と訊かれたことを思い出して、今日は公園の正面の写真を撮った。普段はここから入らずに我が家から近い裏口から入る。もっとも、広いので、ここが正面という訳ではないらしいけれど。


元国鉄の施設のあった広大な土地を東京都が買いあげた。誰でも通れる公園、でも管理事務所もあり整備されていて有難い。道路を挟んで東西に分かれていて、架橋があってゆるやかにつながっている。南側はハケ(崖)を下りると湧水の道から武蔵国分寺の史跡につながっていて、「東京の散歩道」みたいな本にも載っている。
我が家からは10分足らずなのでとにかく散歩道には恵まれている。

ソメイヨシノが終わっても、八重桜もあり、数本の鬱金(うこん)桜が今は見ごろ。咲き始めは緑がかっていて、咲き終わりはピンクになっていく。御黄衣に似ている。




こちらは、普通の八重桜。




公園ボランティアの人たちが植えたチューリップが、見ごろだった。


ついでに、足元も。


小金井公園にはみごとな八重桜のたくさん咲く場所があって、以前はよく見に行った。
ふと、それを思い出した。桜は思い出ばかりを引き寄せる

日翳りぬ鬱金桜のあたりより  KUMI
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