KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

行く春

2024年05月04日 | 俳句
天気 晴

GWの後半の三連休、渋滞と混雑のテレビ画面を眺めるだけで・・コロナ後の、平和な日常が戻ったようだ。外の世界は私に関係ないけれど、世の歯車が元へ戻ったことは嬉しい。

昨日に続き、少しでも外へ出ておかないと・・という私には有難い晴天だ。夏日で暑いらしいけれど半径200mくらいを往来するだけなので、日差しも風も気持が良い。
駅前のベンチから、あっというまに新緑となった欅の写真を・・とスマホを取り出したが、太陽の光線の中では何が何だか解らずにシャッター押した。欅はあまり画面に入らなかった。カメラのファインダーが懐かしい。
ご近所の家の花たち。クレマチス、デージー、テイカカズラ



テイカカズラはまだ咲き始めだったが、このお宅の塀いっぱいに這わせている。咲き始めると、甘い香りが三軒先まで漂う。夏の季語なのでこれからが本番の花なのだろう。そういえばクレマチス(鉄線花の仲間)も夏の季語だ。今頃咲く花は殆どが夏に分類されているけれど・・だんだん咲く時期が早まってきて、困ったこと。

自分の周りの狭い狭い世界のことしか書かない日々になったが、考えていることはたくさんある。憲法記念日のこととか、夫婦別姓の裁判のこととか、報道の自由度世界70位のこととか、開いた口の塞がらぬような円安のこととか・・
でも、面倒になってきた。
昼食のあと、ドライアイの目薬を点して目を瞑っていたら、そのまま眠ってしまった。20分くらい、熟睡していたようで・・そんな訳で思考力が落ちている。
さっきの、介護士さんとの会話。
「私、昨日、化粧水の小瓶を浴室の化粧台に忘れたみたいなの。見てもらえる?」 他の人が使用中には入所者は自由に浴室へ入れない・・。で、見て来た介護士、
「ありましたよ、これですね」
「あら良かった、そこに忘れたことは覚えていたから安心だわね」
「???? 安心しないでくださいよ~心配しますよ、KUMIさん
まで、って」
そう、認知症ではない入所者の方が遙かに少ないから、耳も正常で普通に会話出来る私は、職員から見れば貴重な絶滅寸前の生物みたいなのだ。でも、どこまで今の状態を維持出来るかなあ・・不安。

行く春や書類へ署名促され    KUMI
コメント (4)
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