KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

サツキ(杜鵑花)咲く街

2024年05月22日 | 俳句
天気 晴れたり曇ったり

こんな日に外へ出ないのはもったいない・・というような、五月らしいちょっと暑くて風の気持良い日。でも、最近は常時目眩と息切れ、おまけに足指もまだ痛むし・・と、出かけられない理由はたくさんある。
とはいえ、部屋に居たら眠くなってうたた寝してしまいそう・・
と思い、意を決して駅前のスーパーまで。何とも寂しい行動半径200m、だ。それでも、市の花・サツキの大分咲き揃った駅の周辺は気分が良い。駅前の市民ホールの周りは、午前中に清掃の人が掃除していることもあって綺麗な街になっている。ここは、ホールの横道になる。車は一方通行だが、駅に近いから朝晩は人通りも多い。

最近、訪日観光の外国人の話などをYou Tubeでよく見る。日本の街でびっくりすることは・・
裏通りでもゴミが落ちていない。タバコを吸う人が居ないし吸い殻を捨ててない。路上駐車の車が少ない。子供が保護者なしで通学や外出をしている。夜遅い時刻でも女性が一人で歩いている・・などなど、日本人なら当たり前と思っている光景に、仰天するのだそうだ。とにかく、欧米の大都会の通りはゴミが散乱しているらしい。駅構内も電車の中までも。
パリの街はお世辞にも清潔で綺麗とは言えなかったが、地下鉄に乗ったとき、そこまで汚いと思わなかった。ニューヨークは悲惨らしい。女性が一人で乗るなど、危険で汚くてとてもその気にもならないとか。
ともかく、見えるところは綺麗にしているのが日本だろう。サツキの植え込みの中へ、飲み終わったビールの缶やら吸い殻やらを捨ててあるのだ。ゴミ一つない、というのは見える場所だけ・・写真の通りだから事実であり、歩道や広場にポイ捨てをしない、というのも事実である。が、禁煙区域を出ると・・ちょうど前のマンションのあたりが、駅前の禁煙区域の終わるあたりだった。マンションのベンチに置いてあった灰皿は撤去した。それでも、駅を下りてちょうど吸い始める場所、ベンチの周りには吸い殻がよく落ちていて、空き缶が置いてあったり。毎朝、清掃のおじさんが片付けていた。
日本人だってマナーを守らない連中は多い。それでも外国人には綺麗な街に見えるのが不思議。多分、日本人はゴミの散らかった光景が嫌いなのだ。外国では(国によるだろうけれど)自分の家の中以外は、ゴミだらけでも気にならないし、こんなものか、と思うだけなのだろう。でも、綺麗な街の方がいいに決まっている。だから、日本へ来るとその「綺麗に片付いている」街の光景に感動する。

ほんとは見かけだけの綺麗さでも、日本の方が好き。写真のような裏通りに、日本人は昼間からゴミのポイ捨てはしないし、犬のフンも片付ける。ま、夜になると多少は散らかす連中が居るみたいだけれど。

若楓木洩れ日さへも眩しくて  KUMI
コメント (4)
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