KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

台風待ちの空

2023年08月10日 | 俳句
天気 晴一時曇

10日以上もウロウロしていた台風6号がようやく九州を離れようとしているのに、今度は続く7号が小笠原沖までやってきている。今日だけが東西の台風の影響のない日で、明日からは台風の影響の天気になるらしい。すでに私の体調は最悪。血圧やら酸素飽和度やらの数字では測れないところで、何だか明日にでも台風の来そうな・・耳鳴り度5.

写真の雲はラウンジからのもので、目の前の住宅地で建て替え工事をしている。毎日クレーンが来ていて、狭い道路なので資材を運ぶのに大活躍。工事がどんどん捗っている。このあたりでは結構立派なお邸になるようで。
クレーンの働いている間は、突風など来ないことを祈っている。
あら、雲の左上を飛ぶヘリコプターが写っている。蜻蛉みたい。実際には消防庁の赤いヘリだったけれど。

塗り絵のガーベラ


目眩と頭痛の上に、苛立つ小さなことが続いている。大好きだった介護士さんが退職した。まだ、転勤してきて1年になっていなかったが、いままでで一番「感じよい、的確にもの事を進める」人だった。自宅の近くの方が楽だから、と同じ市内のこの施設に異動してきたらしい。介護士さんには正式な社員と、パートと、派遣される人と色々。でも、正規社員の人が簡単に退職、はショックになる。理由を他の介護士に訊いてみたら・・元々体調を悪くしていて、それが悪化したのだという。あまり、個人的なことを入所者と話す介護士は居ないが、時々は話になることもある・・彼女、50歳前だと思うが、独身だったようだ。
「私みたいに身内の居ない人間は、お金もないし行き場がないわ」
と冗談半分に言っていた。まだそんな先のことを考えるトシじゃないでしょ、ということを話した気がするが・・介護現場は体力勝負だから、細身だた彼女にはキツかったのかもしれない。
介護業界は外国人に期待していたようだが、日本の安い給料はもう見向きされなくなっているとか。介護士不足は加速する。いや、もう始まっている。
もう一人の慣れていたパートの介護士も最近は見えないし、慣れない人が来ていて、要介護でない私でもイライラすることが。というか、介護を受けていない者ほど、迷惑にならないようにしなくては・・の思いが強くなる。
食堂で、さてこれから配膳です、という時刻に限って「トイレ行きたいの」と大声を出す車椅子の人が居る。時々、そんな自由な認知症の人が羨ましくなる。

朝顔の萎む祈りのかたちして   KUMI (2010年)


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする