天気 晴 35℃
今日も目眩がひどくて、ちょっと治まった時間帯には眠くて眠くて・・
百日草の写真を探していたら、やっと出てきた。百日草は夏の季語だが、私には8月半ば以後の花に思える。あまり熱心に撮る対象ではなかったのだ。でも、花の中に花をいっぱい咲かせる花は珍しいかもしれない。
こんな花の写真を眺めただけでは眠気は吹っ飛ばない。
短時間の昼寝は健康に良い、と言われる。調べたら、15~20分がベストなのだそうだ。私は、子供の頃から昼寝が大嫌い。眠気に負けてうっかり眠ってしまうと、目が覚めてから胸がムカついたり頭が痛くなったり、ぼーっとしたまま夕方を迎えることになったり・・。これは昔も今も変わらない。せめて、15分経ったら起こしてくれる人が居ればいいのだが、それは無理。
「昼寝は体にいいのよ」と、今も言われる。でも、最近、認知症のことを書いたサイトで「昼間、眠ってばかりだと認知症になる」と言っていた。これ、周囲の人を見ていると本当だと思う。
眠ってばかりの、軽度の認知症の人がとても多い。
食事の前にも眠っていて、配膳されて「〇〇さん起きてください」と言われて目を覚ます。
そういう人が数人居る。すでに認知症の「完成」している人よりも、中期くらいの人に多い気がする。昼夜の区別、時間の感覚のなくなりつつある時期だ。
無理に起こさない方が良いのかもしれないけれど・・昼夜逆転して2時3時から廊下を歩くのはやめて・・お願いだから。
最近、私もとっても眠い。疲れているとうっかりソファに座ったまま眠ってしまうこともある。ベッドで横になったら熟睡してしまうので、眠くても横になることはない。熟睡したら・・ま、介護士が起こしてくれるとは思うけれど、それも介護士に迷惑なこと。私は一度も経験していないが、食事時間になっても部屋で眠っている人は、認知症に関係なく、結構多いようだ。食事時間に遅刻してくる人は大抵が起こされているらしい。それも、認知症の前段階かもしれない・・時間の管理が出来なくなるのは認知症の始まりだ。
もっとも、その時期から使えば効果の出るらしい薬が出来たようだけれど。
眠る、ということは脳の働きも休める。それが長くなると、脳はだんだん働くのを嫌うようになる。働かないのに眠ってばかり居る脳は委縮していく。認知機能はどんどん落ちる・・と、私もそうなりつつあるような錯覚に陥ることがある。
適度な昼寝は健康の元、なんて、若い現役年齢の人たちの話だ。適度な時間で起こしてくれる人の居ない高齢者は、昼寝してはならぬ。
と、私は思います。
耳鳴りに紛れて遠きつくつくし KUMI(2019年)