KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

療養3日目・食事事情

2023年08月28日 | 俳句
天気 晴のち曇

少し気の晴れそうな明るい夏桔梗。暑い時期に咲いたあとで伐り詰めると晩秋にまた咲くのだそうだ。これを撮った庭園の庭師の話。

熱は正常になってしまい、酸素飽和度他、数字に表れるものは何も異常のないコロナ患者。でも、喉の痛みと目眩とお腹の調子は良くならない。それでも、肺炎になるかもという覚悟はもう必要ないらしい。看護師の言う「ワクチンしている人は軽症で済んでる」は本当だと思う。
部屋から一歩も出られずに暮らしているので、外に何があったのか解らないのだが・・何だか職員がすごく忙しそうで、夜勤の職員が翌日の昼間も居たり、もしかして、職員にもクラクスター? 朝食の運ばれたのが8時45分、という、いつもより1時間以上も遅い配膳。あんまりなので、食後の投薬を終えたら事務所へ電話した。遅くなるのは仕方ない、でも1時間以上も何も知らされないまま待っているのは、いらいらだけではなく時間の無駄。「私も迷惑をかけている側なので申し訳ないとは思っていますけど・・」
所長、午後部屋まで来て、「なにとぞご理解を・・」みたいなこを言っていたけど、何がどうなっているやら。いつも、介護士に迷惑かけないよう気づかって暮らしております、今回だけは迷惑かけていますけど。
去年までのクラスター時とは何かが違う。私の立場が「加害者」側になっているからそう思うだけ?私、加害者?被害者?どっちなの。

食事は最悪です。部屋の中へもってきたものは一切部屋の外へは出さないので、食器等々すべて使い捨て。トレーも、まとめて消毒、らしい。
内容は一応献立表通りなのだが、コンビニ弁当風。昨日は紙皿紙茶碗。いつもなら小鉢に入っている煮物が紙の大型コップに入れているので食べにくいこと。
写真は、一昨日と昨日の夕食。部屋の隅で食べているので旨く撮れなかった。



何が最悪なのかというと・・すべてが冷たくなっている。せめて味噌汁などスープ類を電子レンジで30秒でも温めて欲しい。ドアの外へ出れば、数歩で共有の電子レンジがあるのに。どうせプラスチックコップでは美味しくはないけれど。
一昨日の鯖の味噌煮も、昨日のユーリンチー?(揚げ鶏の葱ソース)も好物。食堂でも出来立て、とはいかないけれど冷え切ってはいない。それでも栄養とらなくちゃ、と必死で食べる。デザートにシャインマスカットを買ってきてあるのでそれを頭に置いて。

療養の友。これ、災害時のためにも買い置きしておいた方が。


まだ咳き込むことがあって、喉はすっきりしない。
でも、今日は頭痛も遠のき、発熱がないのはとっても助かる。

はっきり言ってホーム内で感染すると身の廻りのすべてが「排除」の対象。今まで感染者になったら、という想像はしていなかった。だんだん「自分が悪かった」と思うようになってしまう。私に悪いところはあった?それを話せる人も居ない。防護用コートに身を固め、ゴーグル掛けた介護士はあまり長く話さないし、看護師も忙しそうだし・・90歳のお友達が居れば電話出来るのに入院リハビリ中。時々話すAさんの電話番号、聞いておけば良かった。部屋がすぐなので電話のことを考えなかった。

ま、あと3日で終わる筈。頑張りましょ。

巨峰剥くむかしペン胼胝ありし指  KUMI (2018年)
コメント (4)
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