KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

食べる楽しみしか・・

2022年12月15日 | 俳句
天気 晴

日の出前の北東の空。昨日は流星群がかなり良く見えたらしいが、明るい街の空では無理だろう。
今日は昨日ほどにはお腹のトラブルも起きないようなので、昨日の予定だったシャワーを浴びて洗濯をしたら、もう昼食時間。
寒くなると朝食時間に遅れる人が多くてイライラする。一人では移動が困難で介護士さんが着替えまで手伝う人も、自分で着替えて迎えを待つ人も、目覚めてベッドに座るくらいはまでは自分でしてくれればいいのに、そうもいかないらしい。認知症はある程度まで進行すると時計が読めなくなるので、今の時期は天気が悪ければ7時なんてまだ夜の感覚なのだろう。
おまけに、自立している人でも朝起きられなくて「〇さん、まだ来てないわ」となると、介護士が起こしに行ったりして・・ほんと、イライラしますよ。配膳も起こしに行くのもまだ少ない夜勤と早番の介護士だけだから。
朝食は月水金がパン食。朝食は月単位で自分の好みにパンかご飯(お粥)を選べる。でも、おかずまでご飯にしたから味噌汁、とはいかない。

さて、今日の昼食は珍しく中華風の唐揚げで、ここの厨房の料理人、もしかして中華料理が専門だった?と思うくらい、中華は美味しい。
毎日同じ料理人ではないけれど、とにかく、とても美味しいことがある。今日はその、美味しい人だったようで、周りをそっと見渡しても、完食している人が多かった。いつも美味しければいいのに・・と思う。メニューと食材は本部で栄養士が決めているので現場は調理するだけ。それでも、技術の差はあるようだ。
不味い、とは言わないが、美味しいものをいただけた、と思うのは月に何度かしかない。あとは普通か、私が作った方が・・と思うようなことが多い。味付けが不味いのではなくて、例えば、全てではないが、小鉢料理に野菜と豆と昆布の煮物があったとすると、煮物というよりスープに具が泳いでいる感じ。煮汁ごと飲め、ということなの?そういう習慣がないので、私は煮汁のプールから豆を拾いあげて食べる。
昨日の朝食は、パンのおかずにスクランブルエッグとカリフラワーのサラダと。朝の卵料理は大好きなのだが・・
そのスクランブルエッグにケチャップが真っ赤にかかっていて、卵が赤い料理に変身している。オムレツの時はそのケチャップを何とかとり除くことも出来るが、スクランブルされた卵では、もう分離不可能だ。ケチャップは嫌いではないけれど、美味しいスクランブルエッグを、なぜケチャップ味にしてしまうの!幼稚園の給食じゃあるまいし。
あまりにも腹が立って、昨日は事務所へ文句を言ったけれど、果たして直してくれるやら・・良かれとやっている料理人を立腹させると替えがないから、なかなか難しいことなのだ。

自分の好みに合う料理を毎日食べさせてくれる筈がない。安い料金でおやつ付でこの内容、私は仕方ない、と満足するこにしている。でも正常な思考の出来る人で文句ばかり言う人は居る。もう自分では作れないでしょ?と言いたいけれど、言ったらお終い。そういう人には「私は自分で料理する体力がなくてここへ来たので、どんなものも美味しくいただくことにしています。時々ゴメンナサイ、と残しますけど」と言うことにしている。

今日はネット句会の締切日。「鍋」の題で作った句の、出句しなかったもの。
熱々の鍋料理・・コロナがなくてもここでは絶対に食べられない。

すき焼きの勘定奉行鍋奉行  KUMI
コメント (6)
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