KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

奇跡、と言うなかれ

2022年12月02日 | 俳句
天気 晴

今朝の、ちょうど日の出時刻くらいの北の空。東と西は雲がべったりの空だった。昨日から「はい、師走になったので寒いですよ」と言うように冬の寒さになった。北海道では大雪。降り始めたばかりの雪なのにもう根雪になるという。

さて、今朝はW杯のスペイン戦が4時からで、まさかその時間に起きて観戦するほどの元気はなし、どうせ勝率2割、という予測の相手では負け試合を見ては心臓に悪い。でも、時々5時ごろに目の覚めることもあるから、覚めたらあまり活用していないABEMAテレビを見てみよう・・と思っていて、6時過ぎに起きてすぐスマホのネットニュースを開いたら、びっくり!
「スペイン戦に勝利」とあった。2-1という数字もほどほどで良い。

普段からサッカーフアンでもなく、Jリーグに興味を持ったことのない「にわかフアン」なので、色々何かを言う権利もないし知識もあまりない。それでも、嫌なことばかりの続いた日本に、これほど明るいニュースは最近はないだろう。何となく社会全体が明るくなるのなら、それで満足だ。
さて、そんな「日本一次予選突破」のニュースは、ヨーロッパの国々の人達から見たら「奇跡」なのだそうな。これって、あまり言われると私ですらムッとする。広辞苑によると・・
※奇跡(奇蹟)=常識では考えられない神秘的な出来事。
※奇跡的=きわめて珍しく不思議なさま
とある。そう思う人が世界に居るのは仕方ないとしても、少なくとも日本人が
「日本代表が奇跡を起こした」と言うのは失礼ではないのだろうか。
ボールを蹴ってもいないのに風が吹いてゴールへ運んでくれた・・としたら奇跡かもしれない。が、選手は努力に努力を重ね、練習に練習を重ね、監督は戦術に頭を捻り・・その結果が生んだこと。しかも実力ある国に二度も勝ったのを「ミラクル!」などと片付けられてはねえ・・
と、私は思いました。

午後、スーパーへ買い物に。本当はあちこちと店を見て回りたいのだが、マスクして動き回ったり棚の品物を物色したりするのが、以前にも増してとても苦痛になってきた。最近は買い物の目的を決め、それだけを買うようにしている。優先はスーパーと、仏壇の花と。そろそろ来年のカレンダーも必要、と思ったが荷が重くなったので諦めた。
駅ビルの入り口のクリスマスツリー。今年も、これがスーパーのものよりも立派だ。

街の雰囲気がそわそわしてくる師走、嫌いではないが・・今月も通院が忙しい。去年は今頃入院していた。今年は生き延びたのだから、楽しいことは見つかるかな?

店々の彩り増えて師走来る   KUMI
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする