KUMIの句日記

写真と一日一句で綴るブログ。句の転載を禁じます。

転倒しちゃった・・

2022年10月15日 | 俳句

「年とってからは転んだことがない」などと妙なことを自慢していたのに、とうとう入院中にやってしまい、後遺症で未だにお尻の骨が痛くて長時間座っていられない。単なる打撲ではあるけれど。円座を買ってきてもらい使っているが、効果今ひとつ。何しろ、骨に皮が付いているだけの身体なので。

 

三連休の二日目だったか、やっとイレウスの辛い治療の管が抜け(詳細略)、飲食はまだ許可されないので生理食塩水?など栄養を点滴24時間ぶっ続け。やっと一人でトイレへ行っても良いことになったばかりだったが、フラフラと立ち上がり、上履きを履いてさて歩き始めたつもりが・・

何かにつまずき、慌てて点滴の棒につかまろうとしたが間に合わず、そのままドシン・・・・と尻餅。

あまりの痛さに寝ぼけまなこがパッチリ。ベッドに掴まり、立ち上がりながら手を延したら薄暗い中にナースコール見えた。これ、緊急事態でしょ。呼んだっていつ来るか分からないけどとりあえずボタンを押してみた。

 

ということで、折角主治医が「単独でのトイレ許可」してくれたのに、看護師から又、夜中は必ず呼ぶこと、と念を押された。たかがトイレ、されどトイレ。今、病棟は看護師不足(らしい)で呼んだって酷い時は10分も来ないことがあった。多分、私が命に関わる状態ではないと解っているからだろうけれど、トイレへ行きたくなってから呼んだのではまにあわなくなりますよ。コロナ以後、病院の体制もかなり厳しくなっているのは事情で分かるけれど。

それよりも、還暦過ぎてからはゲレンデ以外では転倒しなかったのに、という悔しさが消えない。良く覚えていないが、多分、点滴台の足の車部分に上履きがひっかかって尻餅になったらしい。きちんと上履きの靴を履かなかったのも良くない。夜勤のドクターに「どういう状況でした?」と訊かれて、どういう状況か解っていたら未然に防いでいますよ、と言いたくなった。何だか解らないからひっくり返ったのですよ。

どんなに足腰を鍛えて自信を持っていても、油断大敵、という言葉を忘れたら何もならない、という教訓を得た・・今更。
体調はそう早く戻る訳もなく、戻らないかも、と焦っても仕方ないし成り行き任せ。お尻が痛い、という想定外のことがなければもう少しリハビリの運動出来るのに・・と思っても、自分が悪いのだからこればかりは文句を言えない。

退院すれば良いこともある。日用品など、買い物に行けないので又もやネットスーパー利用再開。自分では持てないトイレットペーパーの長尺6個入りを注文できるし。蜜柑はまだ口内炎が残っていて沁みるので、贅沢にマスカットを一房ドカンと注文した。信州上田産、とあり、粒がいつも買う山梨のものより大きい。

毎食後に3粒ほど食べれば十分の大きさだから2日分くらい。病院でもホームでも絶対に出ない贅沢なデザート。

病名を増やし退院秋の風  KUMI

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする