大正琴アンサンブルバンド ≪セブ・アンサンブル≫

大正琴の講師5名からなるアンサンブルバンド≪セブ・アンサンブル≫の練習や活動の様子をお伝えするページです。

札幌公演も終了しました!

2017-09-10 | バンド

9月9日(土)

『セブ・アンサンブル大正琴コンサート2017』の

いよいよ札幌公演の日となりました。

一週間前、旭川で行われたコンサートでは、地元の生徒さんたちの協力のもと、華やかに盛会に終わった私たちの晴れ舞台でした。

『旭川市民文化会館』にて、これは一曲目の『千本桜』

旭川がとても盛り上がったので、ホッとして地元に帰り、その後生徒さんとレッスンをしているうちにあっという間に一週間たって・・

9月8日(金)の朝には、もうメンバーは札幌の演奏会場に再集合。

会場は札幌市厚別区の『サンピアザ劇場』です。JR新さっぽろ駅直結で、とても交通の便の良い立地にあります。

サンピアザ水族館の隣りにあります。

こちらが玄関。

コンサートのタイトルも表示して・・


こんな客席です。

照明卓。

音響卓。

メンバーはさっそくステージのセッティング。

私たちが演奏中に足を引っかけないように、配線したラインをまとめて床に張り付けている、一見, なかよさげな二人。?

本部長とうちの主人なんですが・・この時から二人は「いくちゃんひさちゃん」というコンビ名が決まりました。((笑)どっちがボケでどっちがつっこみ?)

この日は一応通し練習して・・夜、いったん自宅、ホテルで休んで。


9月9日、さあ~~いよいよ本番の日を迎えました!

夜中に雨が降ったらしく、道路が少し濡れていました。

気になる曲を、朝のうちに再チェック。曲によってメンバーが入れ替わるので、立ち位置移動のチェック。


10:00には、受付の担当者たちも到着しました。今年は江別の女子大生3名です。

さっそく山腰が詳しく説明しています。


今日はよろしくお願いします。左端は照明スポット担当のうちの長男です。

受付、当日券、駐車場の2時間無料スタンプコーナーを設置。

お昼のお弁当をいただいて控室にいると、

「もうお客さんが30人ほど外に並んでいます。」という声が聞こえました。

開場は13:30。まだ1時間もあるのに・・。雨が降らない事を願いつつ、本番の用意を始めるわたしたち。

全体照明は能登さんです。

能登さんは,ステージ、客席全体の照明の担当のほか、お客様の着席の具合を見て、開演時刻がそのままで良いかを考えてくれます。

なんと今回は、「ほぼ満席~?」となるうれしい事態になりました。会場にお願いして、もし席が足りない場合は、前列の前にもう一列、パイプ椅子を並べてもよい事になりました。

開演少し前、お客様が席に落ち着くと、数えて空席は三つでした。

本当にありがたい事でした。

本番直前14:00いよいよ本番開始!

「千本桜」「鉄道員」「愛の挨拶」メンバー紹介と琴の紹介。

ながれは旭川と全く同じですが、今回大きく違うのは、このステージから菊池がほぼ完全復帰したという、私たちにとってとてもうれしい事です。

旭川では6人でしたが、ここから7人での演奏になりました。本番直前のフォト。7人いてこそ「セブ・アンサンブル」です。「セブ」は「セブン」からきたグループ名なんです。

菊池の演奏する姿、お客様に向かってMCしている声を聴いて、メンバーたちはとても感動していました。舞台裏で涙するメンバーもいたほどなんです。

一時は命に関わる、心臓大動脈の病気で入院、自宅療養をしていた菊池ですが、このようにまた、同じ衣装を着て一緒に活動できることを、わたしたちはとてもうれしく感じて演奏しました。

ラテンの軽快なリズムにのって『CHA-CHA-CHA』、オリジナル曲の『やさしい風に・・』昨年好評いただいた『黒田節』、

『望郷じょんから』では「おおお~!」どよめきの声。

第一部の最後は『ビートルズ・メドレー』。

『Help!』『ノルウェーの森』『イエスタディ』『オブラディオブラダ』

『ミッシェル』『レットイットビー』の、なんと6曲のメドレーで9分ほどの長さですが、弾き手も、聴き手も飽きることなく、のりのりで終了。

15分の休憩中も、私たちは調弦、楽譜のチェンジ、琴のチェンジ、着替えと、忙しく動き回っていました。

では、第二部!いつも好評いただいている、なつかしの歌謡メドレーです。


 四つのお願い(ちあきなおみ)』を大和弥生

『学生街の喫茶店(ガロ)』左から、立花、石田、西野

『まちぶせ(石川ひとみ)』西野

『乾杯(長渕剛)』では、結婚行進曲で新郎新婦が登場!荻原、立花

『花街の母(金田たつえ)』菊池

『ペッパー警部(ピンクレディ)』大和、山腰

こんなふうに12曲。それから全員でアンサンブル演奏です。

林部智史(はやしべ さとし)さんの『あいたい』

『卒業写真(荒井由実)』『ら・ら・ら(大黒摩季)』『石狩挽歌』『りんご追分』で終了。アンコールいただいて『世界にひとつだけの花』またまたアンコールで『河内おとこ節』で終演しました。

過去最多のお客様動員数でした。生徒のみなさんが、家族や知人にお声かけしていただいたおかげ様と、その輪が広がってきた事実。その結果がでたと思います。

旭川公演を観る事ができなかったというかたも、

もう一度見たいと言ってくれた数名、札幌でみてくれました。

2007年から始まって今年で9回目となりました、私たちのコンサート。

ここへ来て振り返ると、様々な事がありましたが、

一貫して変わっていないのはメンバーの結束の良さですね。

札幌市、江別市、千歳市、旭川市と、住まいは距離的にかなり遠くて・・・

お互いの意思疎通ができない時もありますが、会って練習していると、そんな奇遇は吹き飛んで「余計な心配だったのかな?」と気分があかるくなります。

今はインターネットの時代で、私たちはとてもいい時代にいると思います。

スマホでLINE(ライン)の『セブ部屋』をつくり、

しょっちゅうメールと会話をしています。

スタンプ合戦で笑いが止まらない夜は、ついつい、お互い夜更かししたり。

楽譜も伴奏データも、舞台プログラムの校正も、パソコンのメール添付で一日何度もやりとりできます。

仕事をしながら、家事をしながら、セブ部屋のラインが鳴ると、「誰かな?何かな?」とみてしまいます。

「みんないい人・・。」そう思います。そうでなければ、こんなに仲良く続くわけありませんよね?

たまにわがまま言ったり、すねたりすると、みんな必死にその空気を直そうとします。

今回の札幌公演では終わり頃、実は、演奏しながらみんな涙していました。

菊池のこと、満席のこと、お客様の温かい声援。そして9回目だったこと・・。今までのいろんな思いが込み上げました・・。

次は10回目・・。もちろん全員やりたいと思っています。ただ、

いつもはこの時期にコンサートと決めてやってきましたが、来年は時期がずれそうです。

ステージではまだ詳しく言えませんでしたが、

こんな私たちに、私たちにとってはとても大きな演奏依頼がきているのです。

来年の6月・・海外での演奏依頼です。まだ時間があるので詳しいことが決まっていないので、そのことにどのくらいの準備が必要か、わかっていないんです。

来年はどんな年になるのか・・。いつもと違う、大きな変化があるのかもしれない・・。

でも基本は、私たちは生徒に教える講師ですから、それをないがしろには出来ません。

仕事があっての演奏活動ですからね、そこをちゃんとやらないと。

とにかく今回の二つのンサートが盛会で本当に良かったです。生徒のみなさんの協力と応援があってこそ。

月に2回~3回、ほぼ日曜日に江別市に集まってやってきました。

きっとまだまだ続くでしょう。もっともっとお客様に楽しんでいただけるように、

どんな曲をどんな風に演奏すればよいのか?

次の選曲は、いつもメンバーが楽しみにしている事でもあります。

ますます、団結を強めて、大正琴のたのしさを多くの人々にお伝えしたいと考えています。

今回は長文になりました。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

これからも頑張りますので、私たちをどうぞよろしくお願いします。
















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