12月2日(金)
北海道は、もうすっかり冬になってしまいました。まわりの景色は雪で真っ白。
11月29日(火)、私たちは名古屋から全員無事で戻りました。
『文化の国体』と称される≪国民文化祭≫に、
昨年に引き続き『琴美会』と『ななつぼし』が出場を果たし、それぞれ立派な演奏をしました。
今年の国文祭、正式名称は【第31回国民文化祭あいち2016】
たくさんの部門がありますが、私たちはその中の【大正琴の祭典】に参加しました。
11月26日(土)の朝、両団体は午前、新千歳空港発の飛行機で、名古屋中部国際空港=セントレアに向かいました。
旭川駅から午前7:50にバスが発車、
10:40千歳空港に着いた琴美会。みんな張り切っています。
飛行機に乗って約2時間、セントレアに到着すると、1便早く到着していた『ななつぼし』のみなさんが待っていてくれました。
全員で貸し切りバスに乗車。
「たのしみだね~。」「うんうん!いろいろ楽しみ!」
名古屋市内に着くと、まず『大須観音』というお寺で、『大正琴の碑』を拝見しました。
それから演奏会場へ。『名古屋国際会議場』という、とても大きな施設です。
(このフォトは既存のものをお借りしました。)
すごく大きくて、最初はどちらへ向かっていくのか迷うほどでした。
この日はサウンドチェック&リハーサルをしてホテルへ。
11月27日(日)いよいよ本番の日を迎え、生徒のみなさんも先生たちもドキドキわくわく!
『ななつぼし』が先に演奏しました。
落ち着いていました。
音楽的な表現力が、昨年よりアップしていて、感動させる演奏でした。
『琴美会』はその後すぐ移動。まず集合写真を撮ってもらって・・
練習会場でしばらく、最後のあがき。それからいよいよステージへ。
ななつぼしのみなさん、もう席に戻って、応援してくれています。
琴美会も集中していました。
ぴったりタイミングが合って、表現することも忘れていませんでした。
客席から手拍子をいただき、みんな笑顔になりました。
私は「楽しいな・・来て良かった!」と思いながら弾いていました。
無事、演奏が終わり・・あとはゆっくり客席でほかの団の演奏を聴きました。それぞれレベル高くてすばらしい・・。勉強になります。
夕方すべての演奏が終了。来年の『奈良国文祭』PRもあって・・。
梱包した琴を地元に発送して、それから宴会会場へ。
食べて、飲んで、歌いました。
みんな笑顔~!のりのりですね~!
楽しい時間はあっという間に過ぎて・・
ホテルに帰ってからも興奮冷めやらず・・。
11月28日(月)
昨日は雨でしたが、観光日の今日は打って変わって晴天!やった~!
まずは名古屋城へ。みなさん携帯で撮影。
中に入って5階までエレベーター、階段上って天守閣展望台へ。
各階にみどころあって楽しかった~。
犬山経由で岐阜へ。岐阜会館で『鶏チャンランチ』をいただいて・・
『鵜飼いミュージアム』で感動しました。天皇陛下も訪れていたんですね。それからロープウェイで金華山へ。
頂上まで徒歩で上ると足がガクガク・・普段の運動不足がたたり・・みなさんグロッキーぎみ。
あら、先生たち、生徒さんに遅れとってますよ!
やっと岐阜城に到着。
ここの天守閣からのながめはすごい!山頂にお城があるので、ガイドさんが言ってた、「天下とったど~~!って言いたくなるよ!」の意味がわかる!
もう夕刻が近づいて、いよいよ楽しみにしていた『なばなの里』へ。
ここのイルミネーションが、今回の一番おすすめスポット。
「やった~。ここに来たかった!」と叫んでしまった( ´艸`)
やっぱりここはすごい!半端ない電飾の数・・。
寒さなんか、北海道に比べたら「なんもなんも~。」歩いていたらちょうどいいわ。ベゴニアガーデンも圧巻!すごすぎ~!どこまでお花があるのでしょう?
もっとゆっくりしたいけど・・
この日は20:00バス発車でホテルへ戻りました。
11月29日(火)
朝いちばんで『熱田神宮』参拝。
徳川美術館と徳川園。紅葉がきれいでした~。
それから高級食器で有名な『ノリタケの森』へ。
園内のレストラン『キルン』でフレンチのランチをいただきました。
食器はもちろん『ノリタケ』製品。
お腹いっぱい。続いてショップも寄りました。
超高級品から、わりとお手頃なものも有り、とても素敵な時間を過ごしました。
ここで観光は終わり、もうバスで空港へ向かわなければなりません。
「もう1日あっても良かったな~。」とつぶやく生徒さんもいました。
空港では、みなさん思い思いにおみやげなど買って、名残惜しい名古屋にお別れしました。
名古屋のみなさんには大変お世話になりました。
楽しい思い出がまたひとつ増えました。みなさん無事帰宅しました。
この遠征は演奏旅行ですから、ステージ演奏が必須ですが、
地道な練習を積み重ねて、ひとりひとりの音がアンサンブルとなり、素晴らしい演奏となる喜び。それを国の行事という立派なステージで披露できて、拍手をいただきたいへん感動しました。
そのうえ仲間と観光も楽しめて、よりいっそう楽しかったですね。
先生たちも、これはいい企画だと思っていて、「これからも前向きに考えたい!」と話し合いましたよ。
楽しみにしていた旅行が終わってしまいましたが、これからも大正琴を通じて、たくさんの仲間とつながり、楽しさを共有してほしいと思います。
それでは、この辺で失礼します。
長文読んでいただき、ありがとうございました。