はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

“無投票”で当選とは?

2007年04月15日 | 仕事
 立候補の届出が終了し、選挙カーが走り始めました。
これまで関わらせて頂いた候補者の方々が、当選することを心から祈念したいと思います。一週間、元気に突っ走ってください。
 以前の記事で“無投票”選挙となる自治体がありそうだと書きました。どうやら都内の武蔵村山市の市議会議員選挙がこれに該当しそうです。
定数は20名のところ事前審査を受けた予定者が20名。今日の届出締め切りまでにもう1人が駆け込みで届出する様子はありません。
武蔵村山といえば、“鉄道のない市”という記憶があります。その他は日産のテストコースがあったぐらいでしょうか。
 この武蔵村山市議会。これまで定数が21名であったのを1名の定数削減を決めていたのですが、これも世論を気にした格好だけ。
保守系の中に誰も議会を仕切る人がいないので、新人の擁立などを考えることもなくずるずると告示日を迎えてしまったのでしょう。
 こうしたお寒い状況は今に始まったことではありません。
“鉄道のない市”武蔵村山市。これ一つを取ってみても議会、行政があまり力がないことがわかります。いったいなにをしてきたのか。
以前、多摩のことに詳しい方から聞いたところによると、武蔵村山市は「困ったときの日産頼み」しかしてこなかったとのこと。市は日産から、長年に渡り多額の寄付をしてもらっていたようです。
つまり、自治体の努力で何かをしてきたことが皆無に近いと言われていました。
 これまでの無気力なツケが今ここに現れているとも言えるでしょう。それにしても無投票で選ばれた人が議員となるのはどうかと思います。
選挙の洗礼を受けてこそ、市民の代表です。

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