「恥ずかしながら帰って参りました」というのが今の心境です。ようやく敗戦処理が終わり通常業務に移行しつつあります。
落選という結果を予想していなかったわけではないのですが、やはり現実のものとなってみるとかなり大きな衝撃が走りました。
当選と落選では大きくその後の人生が変わります。ましてや現職の議員であった方の落選でしたから尚更です。
順位は次点ですが、最下位当選の人とは300票も差がありましたから、選挙としては惨敗です。
これからどうするのか、もちろんその方の人生ですから決めるのは本人です。しかし、家族や支持者の想いは複雑です。特に家族はもう懲り懲りという気持ちで一杯になります。
候補者の家族が、落選のお詫びの電話を途中で辞めさせてしまうという問題も現実起きてきます。
これでは今回支持してくれた人たちへ不義理をする形になり、次回の選挙で再チャレンジする決断をしてもどうにしようもない状況になります。
敗戦の主要因は候補者本人であることは紛れもない事実。ところが落選直後から自分のことは棚上げで敗因の分析をしたりする傾向があります。
こうした心の動きを現実に引き戻すのが一苦労です。厳しすぎてもダメ、甘やかしすぎては更にダメ。
時間をかけゆっくりと正常な思考回路が回復するのを待つのみです。
政治を志すと決めたのは誰か。ここにすべてがあります。決断するとは良いことも悪いことも含めて、すべてその責任が自分に返ってくることを覚悟しなければいけないのです。
現実の厳しさが骨身にしみた敗戦からの2週間でした。ブログの再開にあたり心境を綴らせて頂きました。これからもよろしくお願いします。
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