はるのほっぺ

備忘録です。仕事柄、政治の話題が中心です。

選挙カー不要論

2007年04月14日 | 政治
 明日、告示を迎える統一地方選挙。
全国各地で届出書類の再確認やポスター貼りの準備が行われていると思います。
 明日の届出が終わると一斉に選挙カーが街中を走り始めます。全国で市長選は92、市議選は310、都内では区長選が13、区議選が121も行われれますから、候補者の人数分の選挙カーが動くわけです。
 みなさんも経験があると思いますが、朝の8時から大音量で選挙カーが回るのは迷惑以外の何ものでもない。
子育て中の母親たちからは、子供が昼寝できないと怒られることもあります。
選挙カーは、選挙で投票をしてもらうという効果よりも騒音のタネと言った感じで逆効果になってきているように思います。
 そろそろ地方選挙などでは、思い切って選挙カーなるものを廃止してもいいのではないでしょうか。
その代わりに選挙期間中のインターネットやメールや戸別訪問も解禁にしていく方向が時代にあっていると思います。
ちなみに選挙カーの車(レンタカー)の借り上げ料は公費負担、要は税金が投入されている分が削減できます。
どうしても選挙カーが必要ならば自己費用ですれば良さそうです。
 もう一点、選挙カーが不要ではないかと思う原因に期日前投票の投票率が上がっていることがあります。
告示日に一斉に選挙カーが走り回っていても、投票日であろうが期日前であろうが、有権者は誰にいれるかすでに決めていて投票をします。
選挙カーを走らせても候補者が期待するような効果、つまりは選挙カーから聞こえてくる音では投票に結びつかないのが現状だと思います。
 最近では、ウグイス嬢とは言わずアナウンス嬢というのですが、そのアナウンス嬢の手配に困っている選挙事務所からの報告が先ほどありました。明日のことなのに、と苦笑いの管理人です。

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