上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

閘北区の優秀歴史建築(3):会審公堂/国民政府高等法院

2011年01月23日 06時43分54秒 | 上海優秀歴史建築
最近まで医療機器の工場として使用されていたようですが、今は門が硬く閉ざされています。



北側にある門が開いていたので2つの建物の間に入ってみました。


会審公堂は資料によれば3棟あった内の1棟が現存しているそうですが、確認できませんでした。

租界時代に中国人が参加した司法機関として歴史的にも貴重な建築物ですが、放置されているのは残念なことです。



当時の建物の写真。


「弄堂」より

当時の裁判風景。


「弄堂」より

建物が残っていれば、歴史もいつかは思い出されるでしょう。



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2 コメント

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Unknown (まつきんサンバ)
2011-01-24 02:33:59
こんばんは。
歴史を感じる建物ですね。
丁寧に保存されているものよりも歴史の重みを感じてしまいますね。
これら歴史的建造物は中国にとって傷のようなものもあるでしょうが、最近進んでいる保存活動は中国の自信の表れでしょうか。
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まつきんサンバさん (haichaolu)
2011-01-24 10:30:53
今日は。
日本の「黒船」のように、国家の近代化には必要な試練だったのかもしれませんね。
歴史に学び、今の中国は大国の道をひたすら走り続けているのでしょう。
商業的に価値の無い物件はどうしても後回しになるようですね。
「歴史的価値」は認めても、保存には莫大な金がかかるでしょうから。
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