上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

豊国神社-神谷宗湛屋敷跡:博多区奈良屋町界隈(2)

2011年11月12日 06時40分41秒 | ふるさとの風景
戦国時代の合戦による戦火で、博多の町は度々火災にあい荒廃しました。


1587年、島津氏を平定し九州統一を果たした豊臣秀吉が帰途に箱崎に立ち寄り、荒廃した博多の「町割り」を命じ、経済復興のため商業保護の方針を打ち出しました。



その後筑前国を与えられた小早川隆景のもと、博多再興が本格的に進められました。


秀吉の子飼い石田三成が当時の博多代官だったそうです。

中世博多の商人は自治権を与えられ、大いに町を発展させました。


博多三大豪商の一人神谷宗湛が、屋敷内に博多の恩人である秀吉を祭ったものが豊国神社でした。
博多町割りに使用した長さ6尺6寸の間杖が奉納されていたそうですが、惜しくも戦災で消失しました。


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2 コメント

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Unknown (ごーさん)
2011-11-13 21:48:20
豊臣秀吉を祭った神社というだけで地元民はきっと鼻が高いと思います。
最後の写真は雨をスローシャッターで切ったのですか?それだと撮影は雨で濡れながら?
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ごーさん (haichaolu)
2011-11-14 09:54:15
今日は。
国内はTPP問題で世論を2分していますが、歴史的に見ても、やはり経済は自由化しないと発展しませんね。
突然の雨で、かさを差してシャッターを切りました。
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