上海下町写真館2010

上海より半年ぶりに帰国しました。マイペースで故郷の風景や歴史などをご紹介します。

篠栗町「城戸南蔵院」(2)-境内の神々たち

2014年08月05日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.苔むした参道の灯篭

2.良縁・地蔵


清流に架かる赤い橋を渡ると良縁・円満地蔵があります。

3.良縁と円満で世の中幸せ。



4.テルテル坊主のようなお地蔵様です。



5.延命地蔵


無病息災を祈ります。

6.三宝荒神



7.台所の神様だそうです。



8.空海こと弘法大師を祀る堂



9.空海は遣唐使留学僧として2年間長安に滞在しました。 


20年の予定を2年で帰国したため、朝廷の許可を得るまで大宰府に逗留します。

10.七福神隧道


トンネルを通り涅槃像を参拝に行きます。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

篠栗町「城戸南蔵院」(1)-篠栗四国霊場発願の寺

2014年08月03日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.篠栗四国総本寺「城戸南蔵院」
城戸南蔵院は篠栗四国霊場を発願した尼僧「慈忍」が祈祷した場所で、一番札所となっています。

2.JR「城戸南蔵院前」駅


JR博多駅から快速に乗車し21分で到着します。

3.篠栗八十八か所巡礼の図


普通に歩くと3泊4日くらいで巡れるそうです。

4.南蔵院の境内案内図


世界一の銅製釈迦涅槃仏が有名です。

5.不動明王



6.不動明王の説明


高さは5-6mはあるでしょうか、怖い顔をしていますが、心優しい仏様だそうです。

7.羅漢像


羅漢は有名な高僧を模ったものですが、一つ一つが味のある顔をされています。

8.奥の院の不動の滝


子供の頃に来たことがありますが、滝に打たれ修行をされている方を見た記憶があります。

9.尼僧「慈忍」が滝に打たれ祈祷した場所です。


薄暗く全体に霊気を感じる場所です。

10.不動明王


あちこちに大小の不動明王が鎮座されています。

11.洞窟に湧き出る霊水


山から湧き出る水は純粋でしょうね。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

博多カメラ散歩:天神に段ボール「D51」 出現

2014年08月01日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
1.正面から見たD51。
長さ12.5m、高さ3.98m、幅2.86m、重さは1.25トンあり、10ヶ月かけて制作されました。

2.使用された段ボール箱はミカン箱4000個相当分。



3.実際のD51の設計者は鉄道技術者の「島英雄」さん。新幹線の生みの親と言われた方です。


くしくも段ボールD51の制作者も工芸作家「島英雄」さん、子供の頃親交があったそうです。

4.動輪部分もリアルです。



5.後方部分。



6.後部の運転席。



7.地下1階から見た全体図。



8.この方が長崎県島原在住の作者です。


もともとは東京で建築家をしていた方で、病気で島原へ移住し定年後に制作を開始したそうです。
実物の展示された公園へ通い実測部位1000ヶ所、スケッチ3000点、設計図・工作図面500枚を準備しパーツが制作されました。

9.これから1年以上かけて全国を巡回します。



撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

豊後天瀬ケ紀行(3):滝が見える露天風呂「山荘天水」

2014年07月29日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.旅館の入口
旅館は桜滝が見えるロケーションに建設されました。徒歩で訪れるのはちょっと無理そうです。

2.自然と調和した和風のエントランスを少し下って行きます。



3.旅館の売店



4.足湯もありました。



5.旅館母屋の入口。


気持ち良い新緑でしたが、紅葉の頃はまた良いかもしれません。

6.旅館の庭も自然をうまく取り入れています。


残念ながら露天風呂へはカメラを持ち込まなかったので、落差30mの桜滝の写真は写せませんでした。

JR駅前から遊歩道を上れば滝壺近くへ行けるそうですが、都合で行けませんでした。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS


豊後天ヶ瀬紀行(2):豊後三大温泉「天ヶ瀬温泉」

2014年07月27日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.河原から見る天ヶ瀬橋。
昼間の露天風呂に入るのはちょっと勇気がいりますね。

2.天ヶ瀬温泉の伝説。



3.天ヶ瀬温泉の案内図


河原には5つの共同露天風呂があります。

4.特急も停車するJR天ヶ瀬駅。


駅そばにはいくつか足湯や手湯があります。

5.天ヶ瀬橋から下流に見るホテル専用の露天風呂。



6.天ヶ瀬橋から見る上流の風景。



7.今日のお昼。


夏の涼しい料理です。

8.玖珠川では川魚の釣りも人気のようです。


昼食の後は滝が見える露天風呂に行きます。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

豊後天ヶ瀬紀行(1):奈良時代の開山「高塚愛宕地蔵尊」

2014年07月25日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.「行基」は日本最初の「大僧正」の位に昇った僧で、当時の国家事業であった東大寺建立の責任者にもなりました。
天平の時代、僧侶は国家機関とされ、一般民衆への布教活動は禁止されていたそうですが、禁を破り全国を行脚し布教活動や社会事業活動を行い民衆に尊敬されていました。

2.高塚愛宕地蔵尊の由緒書き。



3.土産物屋が並ぶ参道の階段を少し上ります。



4.神仏混淆の形式を残しているそうです。



5.立派な本堂。


鳥居や手洗い水など神社の形式になっています。

6.本堂後ろの崖には信者が奉納した2000体の地蔵尊が並んでいます。


安産や学業成就など、あらゆる願い事がよく叶うそうです。

7.樹齢1300年のご神木



8.崖には「一念洞」と呼ばれるトンネルがあり、内部にも沢山の地蔵尊が奉納されています。


「一念洞」の中央には怖い「閻魔さま」がいます。

9.広場には大きなクスノキが葉を茂らし、涼しい木陰を作ってていました。



10.大分自動車道「天瀬高塚IC」がすぐ下に見えます。


天ヶ瀬温泉郷はこの山を南に超え下ったところにあります。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS



博多カメラ散歩:博多駅ビル屋上の「鉄道神社」-博多区 

2014年07月22日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
1.鉄道の安全を祈念する「鉄道神社」
九州をかたどったオブジェがあります。

2.表参道


小さな土産物店が並んでいます。

3.参道にあった東日本大震災の復興を祈願する木製の地蔵尊

 


4.「和願施合掌地蔵」の由来


震災の流木を使って彫られたとか。

5.展望所からの北側の眺め



6.展望所からの北東側の眺め



大博通りの向こうに博多港と志賀島が見えます。

7.水田もありました。




8.お天気の日にはおもちゃの鉄道も運行するのでしょうか。




撮影:CANON PowershotS100

筑前国紀行:福津市大峰山自然公園(2) 「日本海海戦記念碑」

2014年07月20日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.山頂にある記念碑。
記念碑は1934年(昭和3年)に地元の獣医師が私費を投じて建設しました。
高さは38尺、幅は5尺、マストは27尺と、海戦の行われた「明治38年5月27日」に由来しているそうです。

2.大峰山一帯は玄海国定公園に含まれます。



3.玄界灘が見渡せる。


沖に新宮町の「相の島」が見えます。

4.広場から見た記念碑


三笠の環境を模しているそうです。

5.旗艦三笠の主砲でしょうか。



6.艦橋の内部



7.海戦が行われたのはこの辺りでしょうか。



8.福津海岸を見下ろす。


近くでは新鮮なお魚を食すことができます。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

筑前国紀行:福津市大峰山自然公園(1)「東郷神社」

2014年07月18日 06時00分00秒 | 国内旅行
1.観光地図にも神社の記載がありません。

2.市内在住の獣医師の提唱により創建されました。



3.境内に咲くアジサイ。



4.宝物庫まえにある戦艦三笠の主砲。



5.主砲の砲弾でしょうか。



6.展示品の説明。



7.現代的な社殿。


イギリスに7年間も留学した東郷元帥は英語が得意だったので、この神社のおみくじは表は日本語・裏は英語で書かれているそうです。

8.鹿児島県の花「カイコウズ」


東郷元帥の出身地は鹿児島でした。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS

博多カメラ散歩:博多祇園山笠「追い山ならし」

2014年07月15日 06時00分00秒 | ふるさとの風景
1.1番山「土居流れ」、表題は「武昌太平楽」。
「武昌太平楽」とは舞楽の曲名で中国風の装束に兜を付け舞うそうです。

各流れは800人から1000人の舁き手が参加します。

2.2番山「大黒流れ」、表題は「千年契」。


人形の主は豊臣秀吉。表題の「千年契」は博多の復興に来訪した時に開催された歌会での秀吉の連歌に由来するそうです。

3.3番山「東流れ」、表題は「四神守天而人護郷土」:ししんはてんをまもりて ひとはきょうどをまもる。
 

中国の神話に登場する四神「青竜」「朱雀」「白虎」「玄武」を表しています。

4.4番山「中須流」表題は「猩々酒宴寿」:しょうじょう しゅえんことぶき。


中国の故事「猩々と孝行息子」。猩々が泉の水を酒に変え、孝行息子がそれを売って大金持ちになる話。
歓楽街中洲の発展を祈願した題材。

5.5番山「西流」、表題は「牛若丸」。



6.6番山「千代流れ」、表題は「真紅兵貫義」:しんくのつわもの ぎをつらぬく。


人形の主は大坂夏の陣での徳川家康を追い詰める真田幸村です。

7.7番山「恵比寿流れ」、表題は「我者博多総鎮守」:われははかた そうちんじゅ。


人形の主は櫛田神社櫛田宮の祭神、大幡主大神(おおはたぬしのおおかみ)です。

700年の伝統でしょうか。毎年変わる標題の豊富さ、人形師さんたちの造詣の深さに関心させられます。

撮影は3年目ですが、場所取りのこつが段々分かってきました。

撮影:CANON EOS5DIII + EF24-105mmF4 L IS