日曜日、仕事仲間に誘われて、大鹿歌舞伎を見に
大鹿歌舞伎 ← ポチっと押して見てね
大鹿村、大鹿歌舞伎については私の拙い説明を書くより
リンクしたサイト等々で見てくださいませ
大鹿村騒動記 ← ポチっと押して見てね 原田芳雄さんの遺作となった映画です
我が村を出発して高速を降りてからは山へ山へと向かって走り
「ホント山の中ねぇ」と山の中から出かけた我々をも唸らせる山の中
駐車場は県外車ばかり、松本ナンバーは1台も止まっていない
実は・・・・・・・・デジカメが昨晩から行方不明中(またですか~)で
自然がいっぱいの村の写真も、山また山の写真も1枚も無い
携帯で撮った写真全て×で(なんでかな?)使えない
そんな訳で、せっかくの素朴で素敵な舞台とか素晴らしいく芸達者な地元の役者さんの写真ももちろんない
リンクしたところの写真をお楽しみくださいませ
早めに着いて、駐車場と座席の場所取りをして、開演時間までしばし村内を散策する
鹿カレーとか鹿肉バーグとかの文字が見える食堂や地場産品の販売所を見たり
秘湯を守る会の会員になっていると言う、この日の黒一点のHさんの希望でその温泉まで行ってみる
残念なことに、今日は日帰り温泉は出来ないとのこと
近くの椅子を借りて、4人で珈琲を沸かして飲む
本当に山の中で(何度も書いてすみません)なんともゆったりまったりとした時間が過ごせました
たまたま4人とも、先日の今井通子先生の講演を聞いていた
だれともなく「こういう風に何もしないで森の中でゆっくりするのが体にいいのよね~」と
時間になり、会場の神社へ向かう
座布団やお弁当を抱えて人が集まって来る
我々も会場に入るが………あれ?チケットは?あれ?と思うが誰も何も言わない
大鹿歌舞伎を誘ってくれたAさんが全員分を立て替えていてくれたのかな?
地べたに敷かれたシートの上に、自分で持って来た座布団を敷いてお弁当をいただく
これも写真が無くて残念
二段重ねの塗りのお弁当が2人分箱膳って言うのかしら?それが2個で4人分を風呂敷で包んである
なんとも風情があるお弁当
開けて写真撮影をしていると、前の席でお弁当を食べていたおばちゃんが
「あら?素敵なお弁当ね。ほら、私たちのはこんなよ」と普通のプラのトレーに入ったお弁当を見せてくれる
「どうぞこっちも見てください」とkikiがお弁当を差しだすと
「私たちのはキノコご飯だけど、そっちはマツタケご飯ねぇ、栗の渋皮煮の大きさも随分違う、来年はこっちにするわ」と笑っている
1000円と2500円の差は素材や味、見た目に違いがあるけれど
こういう特別な場所で食べる、気分が大いに違う気がした
「1度食べたから、次回は1000円のにしようね」というAさんに
「いやいや、次回も是非これで!」とお願いする3人
100円で買った手刷りのパンフレットで予習をする
そうしておかないと歌舞伎初心者の我々には内容がわからないから
鎌倉三大記 三浦別れの段
奥州安達原 袖萩祭文の段
あらすじを読み、配役を見て、後は大鹿歌舞伎の楽しみ方を読む
その一、お花(おひねり)を作る
その二、豆冊子で役者を確認
その三、掛け声は「気合」を入れて
その四、お花の投げ方
その五、ろくべん持って、酒飲みながら
その六、最後の「お手打ち」ご一緒に
お捻り用の紙が1枚入っていました
半分に切って小銭を包んで、後は投げる
投げる時はソフトボールの様に下から上へやさしくと書いてありますが
我々の座席からは届きそうもないので、終わってから舞台へ届けました
主役が見栄を切る場面でおひねりがごそっと飛んで行く
雪の場面で親子が身体を寄せ合う場面では、すすり声と共に、おひねりがひっきりなしに飛ぶ
子役が出て来ると、もっと飛ぶ
役者さんは役場職員とか教育委員会勤務とかの人が多い
とにかくこの村の方々であるので、みんな顔見知りなんでしょう
雪の如く飛んでいく白い紙(おひねり)に感動でした~ そして笑いました~
あぁ、やっぱりデジカメが無くて残念
家に帰って、どうだった?と聞くダンナに(ダンナは役員で運動会参加)
「いや~、感動ものだったわぁ~、素朴でいいわぁ~、ファンになっちゃったわぁ~
お父さんは歌舞伎なんて興味ないかもしれないけど、中々のもんよ」と言うと
「一度行ってみてもいいかなぁ」と来年のアッシー君が決まりました(笑)
ところでデジカメ、たぶん、コーヒーを買いに行ったお店で使ったのが最後だから
あそこにあるんだと思うけれど、今日は定休日で確認できず
しかし、、、、、毎度、毎度、良く行方不明になるモンだと
誰でもない、私が悪いんですけどね (-_-;)
色々あってもどうも出来ずにいる今、落ち着かない気持ちのまま出かけた大鹿村でしたが
いつもと全く違う場面にいると、そんな悩みなどすっかり忘れていられるものですね
一度くらいは見てもいいか位の気持ちで出かけた大鹿歌舞伎でしたが
すっかり虜になってしまいました
また楽しみなことが増え、、、、、、、来年のkikiの予定帳はどうなるんでしょうか(笑)
あっ、書き忘れていましたが
入場料は要りません
無料ですよ~!!みなさん、来年は行きましょうね~!!