羽黒蛇、大相撲について語るブログ

相撲ファンから提供された記事・データも掲載。頂いたコメントは、記事欄に掲載させて頂くことがあります。

記事のタイトルを入力してください(必須)

2015年02月08日 | 情実相撲・八百長・防止案など羽黒蛇意見
琴光喜の解雇は異常に厳しすぎる処分だった(羽黒蛇)






相撲協会は、いろいろと批判はされるものの、相撲という文化を継承している点では、プラスの評価を与えたい。

そして、公益法人で税金が優遇されているということは、国民の税金により相撲協会が活動しているとも言えるので、不祥事の処分は、世の中の常識に照らし合わせて行って欲しい。

処分のルールが明文化されていないので、時に甘すぎ、時に厳しすぎるのは問題である。






ここ数年いろいろな事件が起きたが、解雇しなければならない重大事件は次の三つ。

その一:弟子に暴力をふるった時津風親方(元双津竜)と兄弟子

その二:暴力団と交際していた木瀬親方(元肥後の海)

その三:パチンコに肖像権を売った小林顧問 (尚、公益法人でなければ、ビジネスとしてパチンコに肖像権を売るのは、解雇にあたらない)











一方、降格という処分が明文化されていないので、結果として解雇となってしまった「厳しすぎる」処分はたくさんある。例えば、

その一:春日錦のメールより八百長が疑われた力士たち。自主的に引退、引退を拒否したら解雇された。(罪の重さに応じて、降格が妥当だったと思う。)

その二:プライベートな問題で、自主的に引退した朝青龍。(引退させるなら、序ノ口に降格して欲しかった)

その三:野球賭博をした琴光喜(大関から幕尻に降格くらいが妥当だったと思う。)

その四:巡業を休んでサッカーをした朝青龍は、出場停止ではなく、大関に降格がよかった。横綱の場合、降格の方が重い処分である。力士は相撲をとらないと衰えるので、出場させることを前提に処分を決めて欲しい。






以上は、shin氏から頂いたコメントを読んで書きたくなったもの。

パチンコ問題を忘れてはならないし、風化させてはならない。

このブログは、小林顧問が解雇されるまで、相撲ファンに、パチンコ問題を思い出してもらうように、繰り返し、しつこく、書いていく。






shin氏コメントを引用

「白鵬の場合、取組中汗を拭かない、懸賞金の取り方、ダメ押し、遅刻癖etc.で、以前からファンの批難の集中砲火を浴びていた。ただ、今回の審判批判もほぼノーペナルティで終わりそうだ。

7日に琴光喜の断髪式が行われた。白鵬を含む3横綱が出席して、留めバサミは佐渡ヶ嶽親方ではなく貴乃花親方だった。

もうワケがわからない。野球賭博でクビを切られて、つい1年前まで相撲協会と係争していた元大関に、こんな祝福をする必要があるのか。

相撲協会は、「何がOKで、何がアウトなのか」はっきりさせてほしい。」






スポーツ報知を引用

「野球賭博で解雇の琴光喜が断髪式 貴乃花親方が止めばさみ

スポーツ報知 2月8日(日)7時4分配信

貴乃花親方が止めばさみ琴光喜が断髪式凄く誇りに思う 野球賭博に関与したとして10年7月に日本相撲協会を解雇された元大関・琴光喜の田宮啓司氏(38)が7日、東京都内で断髪式を行い大銀杏(いちょう)に別れを告げた。白鵬(29)=宮城野=をはじめ3横綱や、大関・琴奨菊(31)=佐渡ケ嶽=ら約350人がはさみを入れた。田宮氏は涙を流す場面もあり「スッキリした。寂しさはこの何年間かでだいぶ薄れた」と感想を明かした。

 解雇されたという事情からか元師匠の佐渡ケ嶽親方(元関脇・琴ノ若)は姿を見せず、止めばさみは貴乃花親方が入れる異例の形となった。同氏は「相撲界に入ったときからあこがれの人だったので」と説明。「そういう方にやっていただき、すごく誇りに思う」と感慨深げだった。貴乃花親方は止めばさみを引き受けたことに「これから長い人生があるから、一つの門出としてね。盛大で良かった」と語った。

 田宮氏は相撲協会を相手取り地位確認を求めた訴訟を起こしたが、昨年2月の控訴審判決で請求を退けられ角界への復帰を断念した。長男・愛喜くん(5)は今月1日の「白鵬杯」に出場。田宮氏は「息子が相撲をやっているし、いろんな形で(相撲界に)恩返しできたら」と話していた。」

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。